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天才軍師の従者  作者: 劉嬰
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ここはまさか!



俺は 藍輝 龍一 (らんき りゅういち)という

今日も古き良きカセットゲームをしていたはずだった



なのに今は大きな黄色い河の畔に立っている



『三國志』


それは三人の英傑が多彩な仲間を集め天下統一を目指す物語である


そのなかに出てくる河が2つある

1つ目は 蜀~江南へ向けて流れる長い江 『長江』別名『揚子江』

2つ目は 匈奴~江北に流れる黄色い河 『黄河』


その内の黄河の前に居ると思われる



現代であれば端末が使えるのだがずっと圏外となっているため少し不安だ


何もしないのでは始まらない。分かってはいるが少し怖いので黄河の畔を下流に向かって進むことにした



しばらく進むと黄河がほぼ直角に曲がった

これは良い事だこの折れかたを見るに漢の時代の都だった洛陽に近付きつつあると思われる

体力の心配があるのでここは思いきって今まで歩いてきた方角から直線的に歩く





賭けに勝った!

まだ遠くだがギリギリ目視できる先に都がある

喜びと同時に確信がうまれた


この世界は『三國志』の世界だということを


洛陽の城壁の上には『漢』の旗が並んでいる

所々、『何』の旗もあることから年代も分かってきた

『何』で辿り着く洛陽の歴代太守と言えば天子の外戚の何進だろう


何故か分からないが商人風の人に話し掛けると通じるので色々聞いてみた




Q『執金吾』は誰かについて


A『丁原』様だと


Q『黄巾賊』が暴れていると聞いたのだが


A『中郎将』への兵を編成しているらしい



このくらいでもう年代が絞り込めた

まだ、洛陽近辺は安全 だが俺が目指していた北方の方には行けない 再度、目的地を決めなければ…





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