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散歩科学論

散歩を科学しようとSFのススメ

翌日は散歩だ。日課でウォーキングしてる。途中いろんな声が聞こえてくるしいろんな姿が見えるし、いろんな思考や動作が侵入してくる。今日は山王大塚から山名街道を渡って二つ目の歩道橋まで歩く。毎日一時間ほどの距離を歩いている。日常風景を事細かに観察してると自分の目がいかに近視眼か分かる。こんなことがあった。歩いていると、大衆化!!という女性の声が聞こえてきたり、主人と客の仲間外れだよお前はと言葉巧みに人の運命を誘導しようとする低い男性の声が聞こえてくる。男性の姿は身長はすらりとしておしゃれ、皆がよく知っている芸能人のSaddyだ。サングラスをかけている。常に座って応対している。女性は立って応対している。と姿勢もそれぞれである。

 言葉で洗脳されているという思い込みのようなものが頭にちらつく、と今度は体の一部がもげた気がした。該当箇所は左足の踵、医者が不思議な魔法で治してくれた。痛みを感じた後姿勢が変わるのを感じた。まあこれも実は言葉遊びだったりすると妄想の中で思った。しかしながら、一向に自分はこの魔法を使えるようにならない。例えばハグリーポッターあれは言葉の魔法で相手の状態をいじくりまわすことができる、殺したり、火であぶったり...。それに近いのかもしれないと思った。しかしながら自分は無能である。向こう側の世界では様々な魔術が駆使されているのに自分はそれを使えずに歯噛みする思い。

 車が山名街道沿いに走っている。太陽が上から照って、澄んだ青空が目を潤す。通行人はそっぽを向いて歩いていく。通行人と車はせわしなく動いては、背景の青空と太陽との静動の対比を見事に表現している。実は山名街道沿いに向かう際中フーセンガムを買って噛んだ。砂糖と甘味料の味が口の中に広がり見事な葡萄味である。見ている世界は様々な部品とその動作から成っており、この場合、空気の流れ、口の中のフーセンガム、歩く速度、腕を振る速度、向かってくる通行人、日差しの強さなどなど様々な量が組み合わさって一つの全体を為している。全体は設定にもよるが基本的には枠組みをどこに持ってくるかである。重要なのはその頭の中の世界は神経伝達物質の量で定量化できるということである。つまり、定量化すればフーセンガムと同じくらいの価値しか頭の中の出来事はないわけで。

全体主義の主張あり

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