70/100
第70話
ぐわんと音をたてた。
「糟糠の一部が剥がれました! 内部までは影響はありません!」
「もう、なんなのよ!」
ケイティの苛立ちは頂点に達する。なんとかしなければ。主砲はまだなのだろうか。
隕石群はケイティ達の艦をあざ笑うかのように次々襲撃してくる。いくつかの小型隕石は艦の側面に激突し、被害を拡大しつつある。焦るクルーたち。日々の努力の結晶を嘲笑嘲弄するように隕石たちの嫌がらせ行為は継続される。かわしても速度を上げても執拗に体当たりをかましてくる。辟易する展開だ。激突。そのショックで艦が悲鳴をあげる。隕石群はまだまだある。このままでは重大な被害を受ける可能性もある。




