表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/100

第20話

「ネイラーさん、どうします? 挟み撃ちとかどうですか?」


「いいな。というか、高い位置を維持されると厄介だ。そうだ、米食いコウモリは冷いのが苦手だったな。わかるか?」


「合点です」


 しだいに室内の温度が加速度的に下降を推進し始めた。冷房の温度を減衰させ、相手の動きを鈍くし、仕留めやすくするための行為だ。冷風は天井から下方に向かって吹き付ける。普段はここまでしないという温度だ。防寒着を着用した倉庫係たちは電気サーベルを瞬かせながら敵の弱体化を待機した。吐く息が白い。冷凍庫にでもいるみたいだ。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ