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第11話

「ケイティ、私が電気ロボで対応します」


「いいんですか? メンクロス様」


「もちろんです」


 広々としたブリッジを疾走し、空いていた操縦席隅のチェアに腰掛けヘッドギアを着用したメンクロス。操縦桿に手を掛けて、スタートオン。


『十分経ったな。くずどもを宇宙のごみにしてくれるわ。攻撃開始!』


 海賊の声にレーザービームが発射され始めた。白い筋がこちらに向かってくる。操縦士たちは操縦桿を引き上げて機体を逸らす。着弾は免れた。


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