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ジョブを選ぼう

さて、前回の語りでは私たちの再会について書き連ねた訳だが、今回語るのは3人でジョブを決めようとなった時の話。円滑に進むかどうかは…まぁ読んでみて確かめて。








ーーーーーーー



「わたしは絶対魔法使いになる。」


「ド直球。でもまぁ想像はできてたよ。」


「コノハちゃん前々からそういうの好きだもんね。クレアちゃんもだけど。」


ここは学院のカフェテラス。陽のあたるいい席に堂々座りながら会話を続ける。

見た目だけならトップクラスの3人組なので、遠巻きに眺められてるのがよく分かる。私たちの周りだけ人居ないもんね。


「残念ながら、私の魔法適性、めっちゃ低いらしいんだよね。」


この学院には適性検査、というものが存在する。魔法職がやりたくて、1度検査に行った時に担当の職員から言われた言葉は永遠に忘れないと誓った。




『低いねぇ、魔法適性。出来る事といったら種火を付けることくらいじゃない?』




「種火でも着くだけマシだと思わない?」


「適性検査で一体何を言われたの?」


「深淵覗いたみたいな顔してる…」


若干引かれた。心外である。


「魔法使いはコノハに任せるとして、ミハルはどーすんの?」


「色々妄想したんだけど。」


「妄想したのね。」


「小さい子がえいっ!って大剣振り回してたら可愛いなって思った。」


「それについては死ぬほど同意する。」


「だから大剣使いの勇者にあたしはなる!」


大きい胸が揺れた。これは計算じゃないやつだろうけどすごい光景だな。


「えいっ!ってしながら振り下ろした大剣で地面とか凹むんだろうな。」


「人に当たったらミンチに…」


「ハンバーグ作りたい時は遠慮なく言ってねクレアちゃん!」


「それなんの肉のハンバーグなの?」


コノハ、怖いこと言わないで欲しい。多分魔物の肉だよ。多分。というかダンジョンでご飯作るの私なのね。


「ご飯とかも魔法で作ればいいんじゃないの…?」


「え?いやほら、わたし掃除も依頼もドカーンとでっかい魔法で片付けたいだけだから。」


「つまり回復魔法系やら援護魔法は覚えるつもりがないってこと!?」


「ほじょ…まほう…?あ、お掃除の魔法のこと?生活の補助してくれるよね!」


「聞いた私が馬鹿だった。」


「回復系だって、クレアが回復薬作ってくれるでしょ?」


「あー。クレアちゃんだもんそうだよね。」


「私に対する作る系の絶対の信頼なんなの?」


「「前世からの餌付けの結果?」」


「私が悪かった。」


前世で詰んだ業であり善の結果だった。思えばイベント事の度にお菓子作ってたもんなぁ…。


「てことは、大剣使いに魔法使い…私は間をとって盗賊系…あ、暗殺者とかあるんだ。これにしよっかな。薬草系にも詳しくなりそうだし。…完璧にお守りもといサポート型になるな私。」


「任せた!」


「焚き火なら出来るよ!」


「それを補助魔法とは言わない。」


「oh…」


「攻撃魔法の手前の基本だろそれ。…それに火種くらいなら私だってつけれるし?」


「あ、じゃあ間をとってあたしが火起こしするよ!」


「「噂炎上的な?」」


「違いますけど!?」


ダンジョン内での火種的な問題は解消されそうである。いやマッチとかはあるわけだからそれで問題は無いんだけど。




と、ここまでトントン拍子で進んできたジョブ選びは、ここから思わぬ方向に飛んでいく。




「てゆーかぁ、クレアちゃん暗殺者にした理由それだけじゃないっしょ?」


「…何故わかったし。いや確かにそうだけど。だって、だって、砂漠出身の暗殺者ってカッコイイじゃん!?」


「クレア拗らせてるねぇ…」


不治の病・厨二病を患ってるから仕方ないと思う。いつだって私の心には中学生男子が住み着いてるんだ…っ!


「服装だって黒一色にしたい…あわよくば煙草とか口にくわえたい…。」


「クレアちゃん前はタバコ苦手だったじゃん。あたしが目の前で吸ってたけど。」


「そこはほら…薬草とか煎じた薬的な煙草的な。もしくはココア的なシガレット的なやつ。」


「クレアちゃん可愛いかよ」


「ここあしがれっと」


格好良くありたいよね!厨二病ゆえ!



「でも、服装はこだわりたいよね。わたしは2人とお揃いとか定期的にしたい。」


「自分とお揃いにしてくる美少女激カワじゃん。…中身さえ無ければなぁ。」


「中身に謝って!!」


「すまんかった」


「許そう」


「スピード解決だね!因みにあたしはビキニアーマー!!」


「「狙い過ぎかよ」」


「だっておっぱい大きいし…」


ビキニアーマーとか久々に聞いた名前だ。そこまで攻めた服装の人、見掛けたことないぞ。


「…法律的に引っかからない?大丈夫?」


「いざとなったら知らない人ですって言うしかないな。」


「2人にすがり付いてやるからな!いいじゃん可愛いでしょ!?ビキニアーマーの美少女に『クレアちゃん、ミハルお腹ぺこりんだぞ!』って言われたら嬉しいでしょ!?」


「確かに嬉しいけどクールビューティ外面作ってんのに大喜びするわけないでしょ!」


「つまり心の中は大歓喜」


「言わないでコノハ。」


あれこれなんの話しだっけ…?なんて脱線しまくってこんな会話を繰り広げる私たち。周りに聞かれてるかもなんて事は欠片も考えていなかった。…いや聞かれてないよね。ないない。うん。だってあんなにみんな遠巻きに見てるわけだし。

え?これフラグ?っていやそんな訳ないじゃんきっと平気だよ多分!うん!







と。こんな具合でジョブ決めしました。どこに行っても会話内容が変わらないのが私たちクオリティ。

次に語るのはこの後日。みんなで装備品を買いに行く話なんだけど…ま、また気軽に読んでいってよ。それじゃあ、また。

誰が誰だか分かりにくいと思いますがご了承頂けましたら。

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