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初めまして、久しぶり。

私たちの再会の記憶

忘れ物したり、途中で盗賊に出会って意気投合して盗賊の技を教えられ(強制)たり、そこそこ色々イベントをこなしつつ、私はリンデンベルツ王国の玄関口、森林地帯のカルツ地方に辿り着いた。


アルデラからカルツまで、徒歩にして3ヶ月。途中でローレンって極寒の地方を抜けて、魔物や動物達とリアルファイトしながら中々に長い道のりだった。途中で乗り物に乗れればよかったけど、乗り物なんか無かったし…くそ、バイクがあれば最高にかっこよかったのに…なんでこの世界バイクないの…作って誰か…。

呻きながらも辿り着いたカルツは、森林地帯と銘打っているのもあってどこを見ても緑色がある地域。何処と無く前世の実家を思い出した。アルデラでは中々緑を拝むことが無かったから、どこか懐かしい空気に思わず笑みが零れた。


ん?なんだそこの男性たち。こっちを見て頬を染めるな。確かに美女になりたかったし夢女子ではあったけど私は自己投影するタイプじゃないんだ。ほら、夢小説の名前変換機能ってあるじゃない?あれ、私自分の名前は絶対入れずに、創作したキャラの名前を入れる稀有なタイプだったのよね。今の私は美女とはいえ、中身は変わらず私なわけだから、正直あまり恋愛とかに興味はない。


あと純粋に男の人あまり得意じゃないので。うるさいヤツなんか特に無理。と、言うわけで、視線は無視して王国の門に並びます。



「はい、次の方ー」


衛兵に呼ばれたので前に出る。

あれこれパスポートとか要らないよね?要らない…よね…?


「旅人さんかい?何処から?」


「えと、アルデラの村からです。冒険者学院に入学したくてきました。」


「冒険者希望か!しかもアルデラから!?遠い所よく来たね。OK、通っていいよ。」


良かったパスポートなくてもいけた!正直予習全然してなかったからすごく安心した!


なんて歓喜は顔には出さないようにして、王国の中にはいる。

すっっっっげぇなにこれファンタジーじゃん!

(※ファンタジーです)

見たことない食べ物にアクセサリーめちゃくちゃ売ってる!たのしい!

気持ちが舞い上がって仕方がない。これが…王都か…っ!


ソワソワしながらあれこれ物色して、後ろ髪ひかれながら歩き進めば、王立冒険者学院の文字が。此処だ。

ここまで来て気づいた。…あれ、入学ってどうやったら出来るんだ…?一応入学式の時期だけは聞いて間に合うように来たつもりだけど…まさか終わってたりなんてないよね…!?


慌てて辺りにいたオバサンを捕まえる。


「入学式って終わっちゃいました!?」


キャラ崩壊とか言ってる暇はない。重要なのは冒険者学院に入れるか否か!


「あ、あぁ?入学式は一週間後だよ。なんだい、あんた入学希望者かい?試験は受けた?」


一瞬面食らってたおばさんだけど、その後に心配そうに色々聞いて、教えてくれた。


「冒険者学院は入学式の一日前でもエントリー受け付けてるからね。今から行くといい。」


「よっ…よかった…ありがとうございます!」


ほっとして頭を下げて、受付の場所を聞いて走り向かっていく。まずは試験を受けなければ。

…どういう問題が出るのか知らないけど!











試験を受けに来ました、と言えば試験会場まであっさり通されて少し拍子抜けしたけど、まぁ試験が受けられるならよかった。



「それでは、試験内容を説明します。内容は単純明快。学院の教員と一体一で模擬戦をして、才能を認められれば合格です。」


ここでもリアルファイトかよ!と叫ばなかった私を褒めて欲しい。え、なに筆記とか面接じゃないの?リアルファイトなの?

動揺してオロオロしてたら目立ってしまったらしい。ではそこのあなたから、と指名されてしまった。ま、まぁ教官に認められればいいわけだしいつも通り戦えb…いや教官怖っっっっっ!?

スキンヘッドにサングラスってあんたホントに教官なのか!?紛れ込んだギャングとかじゃなく!?


凶悪な面構えの教官の前に立つ。怖いし緊張する。失敗したらどうしようって体が震える。前々から緊張に弱い私はこの空気が怖くして仕方がない。けどやるしかない。だってこれは夢の足がかりだ。


「始め!」


誰かの声が響く。大きく息を吸い込んで、私は目の前の敵に向かっていった。














まぁボロボロにされますよね。

さすが教官ってとこなのか、私では手も足も出したけど適わなかった。村の男の人たちを薙ぎ払った蹴りがビクともしなかったのが恐怖でしかない。どういう鍛え方なのそれ。

あ、戦闘描写あると思った?残念!無いです!

なんでってそりゃこれ、私の思い出話だから。

3年前の話よ?物語が先に進まないじゃない。サブタイ読んで。再会がメインの話だからこれ。


「ふむ、筋は悪くないな。鍛えれば強くなるぞ。よし、合格!」


善戦したから合格も貰えたし、無事入学も決まった。これで多少は安泰ね。


「ありがとうございました。」


一応頭は下げておく。礼儀だしね。


「入学式は一週間後です。詳しい案内はこの用紙にありますので読み込んでおいてください。良い冒険者生活を。」


笑顔で見送られて会場を出て、用紙を読まながら歩き回る。

ここに住むってことは物件が…ふむ、日用品揃える前に家探ししなきゃってことね。なんて考えてたら、


「入学者さんですか?うちの物件いかがでしょう!?」


「こっちの物件は女の人に人気高いですよ!」


「いやうちの物件を!」


と、客引きのような物件押しにあった。なるほど、入学者って決まればこうなるのか。ってやばい待って待って引きずらないで腕引っ張るな殴るぞこら!



ーーーーーーーーーーーーーー




紆余曲折あって物件も決まった。

美女が住むにふさわしいオシャレな部屋に。

家賃はちと高めだけど、まぁなんとかなる範囲だ。頑張って冒険者として稼がなきゃ。

学院の入学金とかそういうのがないから凄いよね此処。なんでも所属してる生徒に斡旋した依頼の完遂料から差し引いたりして成り立ってるらしい。悪くない制度だと思う。

ついでにここに通うことで自動的に冒険者登録もできるらしい。ギルド以外にそんな制度があったとは。

改めて冒険者について学びながらの1週間は秒速で過ぎていって、なんと今日が入学式。準備に追われると時間の経過なんて早いものである。

ざわめく人の中を歩いて式場に向かう。学院の講堂でやるらしい。人の流れがあるから行き先がわかりやすい。あ、講堂見えた。教会みたいな感じなのね。


講堂の中に入って辺りを見渡す。いやしかし…女の170cmって目立つな。周りは比較的男性多めだが、女の子だってそこそこいる。そんな中でも抜きん出て身長が高い私。前じゃ想像出来なかった光景だなぁ…。


特にあそこのちっちゃい子可愛い。ロリ顔だ。しかも胸が大きい。女の子の胸の大きさは大小どちらでも構わない派の人間だけど、良いものではあるよね。

あっちの水色髪の女の子も可愛いなぁ。いかにも魔女っ子ってかんじ。腰まであるサラサラの髪がとってもキュート。

…しかし不思議だな。なんか、あの二人既視感がある気が…なんでこんな不思議な気持ちになるんだ…?

ともあれ入学式だ。このあとの説明もしっかり聞かねば。寝てて聴き逃しました、なんて許されないし。


そう意気込んでいた私を、2人の美少女が見ていたことに、私は一切気づかなかったのだ。




ーーーーーーーーーーーーーー



式も終わってある程度の説明を受ける。

なんでも冒険者登録するために自分のジョブを決めなければならないらしい。いかにもって感じになってきて正直ウキウキである。

まだ期限はあるし、色々試して決めるのもいいかもな。魔法系も憧れるし、運動神経いいんだから剣とか使ってもカッコイイ。今の私だからこその選択肢の広さにもワクワクが止まらない。


外面はポーカーフェイスで取り繕いつつ、学内を歩き回る私。ついでに友人とか出来て固定パーティが組めれば御の字なんだけど。



「ね、あなた暇してる?」



そんな時、可愛らしい声が聞こえた。振り返ると、式中に見かけた既視感あるロリ顔の美少女が。いやビビる。近くから見るとまじ可愛い。てか胸デカイな。メロン…いやスイカ…?


「ねぇ、暇してるの?一緒にご飯とか行かない?あ、呑みでもいいよ?」


やけにグイグイくる。王都に来て1番最初に私美少女のナンパ受けてるの?


「あ、いや、暇はしてない。他当たって。」


グイグイ来る感じに思わず仰け反りながらお断りする。なんか雰囲気にも既視感あって凄くやりにくい。ついでに酒も強くない。この世界だと18から飲酒解禁なので飲めないこともないけど…。


「えー?いいでしょ?ちょっとだけ!」


っあーーーー!いけませんお客様!腕を掴まないで!抱きしめないでください!胸に!腕が!


「いやあの」


「ほらほら行こうよ!」


いやほんとに待って女の子だから振り切れない!


と非常に焦っていれば、ふと足を止めた美少女が小さく上目遣いで呟く。


「あたしのこと、嫌い?」


「好きです。」


しまった流された!!!!!いやだって美少女!!!!可愛いじゃない!!!!

流されない人いるの!!!!????いたら出てこいよ!!!!


正直に答えたら、目の前の美少女が声を上げて爆笑した。…ん?この笑い方…え、まさか、


「中身変わってないねぇ!」


「待って待って待って。その見た目、そしてその笑い方、アンタもしかして…!」


「その通りでーす!オカン久しぶりー!」


「元剣道部のメンヘラ!」


「それ酷くない!?!?」


そんなことってあるのか…!?と愕然とした。何故ってコイツは前世の友人、歴代彼氏がクソ野郎ばかりだったメンヘラさんなのである。


「まってマジかよウケる。今の見た目、前に言ってた理想の美少女じゃん。」


「でっしょー!?男女問わずナンパの成功率やべぇんだわこれ!てかオカンも妄想通りウケる!」


「今こっちの姿でオカンって呼ぶのやめて貰えます?」


ちなみに高校時代、私はオカンと呼ばれていた。高校1年の林間学校でコイツと仲良くなった時にコイツに付けられ、3年間ひたすら使われたアダ名である。


「あたし最初に入学式で見かけた時すぐ気づいたよ。あれ絶対オカンとハムスターだって。」


「私既視感は持ってたんだけど…待って今ハムスターって言った?」


ハムスター。それは私達と仲が良かったもう1人の友人の事である。よく食べ物を口いっぱいに頬張ってた。ついでに計算系にとても強い友人だった。


「え、あの子いた?…あ、あれか。水色サラサラロングヘアの魔女っ子!」


「絶対あれでしょ?確実に。」


「ショック。見た目好みと思ってた美少女が二人揃って中身クソ野郎の友人だったなんて。」


「何言ってるのオカン。オカンもクソ野郎だよ。それにあたし達墓友でしょ?」


「それは同意するけど…いや同じ墓に入るつもりは無い…って良くやったなこのやり取り。くそ懐かしい。」


「それな。」


墓友=墓の中までずっと一緒だよ♡っていうあれである。懐かしいやり取りに笑いが止まらない。

ひとしきり二人で笑ったあとは、改めての自己紹介タイムである。


「んじゃあ改めて。私クレア。アルデラ出身。ジョブはまだ決めてない。前と違って運動神経がよくなったから、割となんでもいける気がしてる。」


「あたしミハル!ゲーテル出身!前に気に入ってたAV女優と同じ名前なんだよねこれ!」


「まさかのAV女優!?」


「ついでにエロキャラ路線で行こうと思ってる。特技はサクランボの茎、舌で結べること!」


「見た目と狙い方がえげつない!」


どういう友人なのか未だによく分からない友人である。なんだお気に入りのAV女優って。男子高校生か。あとやっぱりキャラは作るのね。


「自己紹介も終わったところで…どーするクレアさん。ハムスターの野郎は。」


「確信持って行ったら人違いだった時のダメージ大きいから近寄るのやめない…?」


「いやあれは絶対ハム。やるしかないよ!」


「何をだよ。まさかナンパ?」


「おふこーす!」


「マジかよ…楽しそう…やるしかない…」


久々に出会った友人との再会に私のテンションもうなぎのぼり。これはやるしかないよね。


「それにナンパするならほら、人違いでも怖くないしね。美少女に変わりないから。」


「つーか多分アイツも勘づいてるよ。だからあえて知らない人のフリをしてナンパするの。」


「成程それ妙案ですわ。」


こうして、2人のナンパ大作戦がスタートするのであった。





しかし相手がなかなか見つからず、作戦スタートしてから3日が経過した。


「なんでアイツこんなに見つからないの?」


「知らんがな。…けどちょっと気づいたことがある。」


広い学院で講義を受けながらとはいえ、ひたすら歩き回っているのに見つからないのもおかしな話である。と、頭を捻ったら、少し気づいた違和感があるのだ。主に私たちの背後に。


「今から言うことを、振り返らずに聞いて。」


「え?何を?」


「私たちな、ストーキングされてるっぽいぜ。」


「うっそやろどこどこ」


「見るなって言ってるんだけど!?」


「だってストーカー気になる…」


「この見た目だからされても不思議じゃないと思ってたけど、どうやら違うらしくてね。」


「え、無視!?」


「あれ、多分ハム。」


華麗にスルーを決めつつ少し離れた所に聞こえないように呟く。気づいたのは昨日なんだけど。


「大方気になってるけどコミュ障爆発して近寄れないんじゃね?」


「ホントに中身変わってないね!じゃあもうこれやるしか無くない?今どこにいんの?」


「向こうの柱の影。」


「行こうぜ」


「行くかぁ」


悪ノリは全力でってばっちゃも言ってた。やるしかないと2人で頷きあって柱の裏に声を掛ける。


「ねぇそこの美少女!あたし達とお茶しなーい?」


「奢るけど、どう?」


「!?」


いきなり声をかけられた美少女は驚いたのか、柱から飛び出して走り去ろうとする。ので、


「「逃がすかぁ!!」」


追いかけて捕まえた。私の運動神経舐めないで欲しい。


「捕まえた!ねぇいいじゃん一緒にイイコトしちゃお?」


「私らをストーキングしてたくらいだし、何か言いたいこと、あるんじゃないの。」


両腕を抑えて捕まえた状態で問いかける。エロキャラ路線のミハルさんはこの美少女よりも身長が小さいので狙った上目遣いだ。私はあれに弱い。中身を知らなければな。


「え、えっと、あの、その、二人とももしかして、わ、わたしと前会ったことない…かな…?」


挙動不審な姿に笑いを堪えつつ、首をかしげてみせる。


「私は初対面だけど。ミハルは?」


「あたしもかなぁ?え、何なに逆ナン?嬉しいんだけど!」


勘違いか、と困惑してオロオロしてる美少女。うん可愛い。でもこの質問をしてきた、ということはこの子はハムスターで確定なんだろうなぁ…世知辛…。


「いや逆ナンとかでは、」


「乗り気だったんじゃん!早く街にいこーよ!」


とても可愛いのでしばらく眺めたいところだけど、見た目だけとはいえ美少女を困らせるのは本意じゃない。ので、ネタばらししてしまおう。


「ミハルさんや、その辺にしときましょ。…勘違いじゃないよ、水色美少女。久しぶり。」


「えー?もうネタばらし?仕方ないなぁ。コホン、久しぶりハム!元気にご飯食べてた?」


「ま、まさか…ホントにオカンとメンヘラ…?」


「ハムまであたしのことメンヘラ扱いしてたの!?」


「その通り、オカンです。…今こっちの姿でオカンって呼ぶのやめて欲しいんだけど。」


ワナワナと震える美少女ことハムスター。そんな姿にピースしながら、2人でこういっておいた。


「「ドッキリ大成功!!」」


「やっぱおめーらじゃねぇか!!!」


割と本気の腹パンを食らった。

ゲホゲホと咳き込みながら崩れ落ちる。


「本気で腹パンすること無くない!?」


「私結構来たぞこれ…」


「一応手加減はした!てか何ハムって!ハムスターってか!?こっち来てからわたしのことそんな風に呼んでたの!?」


「前の名前出すのしのびないと思って…」


「呼び出したのはオカンだよ」


「売らないでくれない!?」


「オカン酷いわ…!こんなに美少女なのに!」


「安心した。やっぱハムだわ。」


久々の再会なのに会話が途切れないから楽しい。最高のメンツが揃ってしまった。

腹パンは痛かったけど懐かしい相手との再会は、やっぱり全員嬉しかった。ひとしきり喋ったあと、また改めて挨拶を交わす。


「わたしはこっちではコノハって名前。見た目通り魔法使いになるよ。可愛かろこの美少女。ワシやで。」


「見た目某電子の歌姫っぽいよね。」


「そんな事ないよ!って言いたかった所だけど否定出来ない。」


「やっぱり妄想通りなのよね!」


「だね。あ、いくら食べても太らなくなったからオカンご飯いっぱい作ってくれていいんだよ!」


「こっちでも作るのかよ…。」


こっちもこっちで何ら変わりない会話にいっそ実家のような安心感を覚える。なんだこりゃ。


「オカンじゃなくてクレアって呼んで。こっちでは一応クールビューティ貫き通すって決めてるの。」


「あたしミハルね!エロキャラ路線狙ってる!」


「やっぱキャラまで作ってんの…じゃあわたしゆるふわ魔法使いキャラにするわ。」


「いや無理にしなくてもいいと思うけど」


「もうしてる。」


「さすがハム早い。」


「ハムはやめてよね!こんなにすらっとした美少女なんだから!」


自分で言うと残念ってホントの話で、こんなに見た目どストライクの美少女なのに中身が変わってないと理解した途端興味が失せるから怖い話である。


と、出会いまでようやく語り終わった。途中私の自分語りみたいになって申し訳なかったね。

けどまぁ、こんな感じの私たちなんだ。世界が変わったところで、見た目が変わったところで何も変わりはしない。


ここから先、私が語っていくのはこんな感じのグダグダなファンタジー的日常。時たま友情。恋愛…あるのかこれ。兎に角、聞いてくれた人の暇つぶしになればいいな。


さて、次の時に語るのは…そうだな、この時系列だとジョブ決めかな。どうぞお楽しみに。












「わたしローレン出身なんだけどね。寒くてもアイス食べれる。」


「あそこの地方の人、寒さ耐性異常じゃん…」


「このアイスはな、ローレンの氷から作られててな、美味しいんじゃよ。」


「今どっから出したそのアイス。てか氷からなの?無味?」


「ソーダ!」


「なんでだよ!!」

笑いすぎて筆が先に進まない。

一人称

私=クレア

あたし=ミハル

わたし=コノハ

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