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作家は必見!?読者も知ると面白くなる! あなたは帝国と王国の違いを言えますか?

皆さまはじめまして。


私はアークセーバーといい普段は細々と異世界モノを書いている者です。


さて、突然ですが皆さまは王国、帝国、この違いを述べることができますか?


いや、それだけではありません。


公国、共和国、王国、帝国、異世界モノを書く上ではこういった世界史や日本史で出てくるような単語をやっぱり使いたくなりますよね。




しかし!これをなんとなく使うよりも違いをしっかり理解して作ったらもっと面白くなるのではないでしょうか!



そんな思いから不肖ながら私がその違いを述べさせて頂こうと思います。





「王国」


さて、まずは王国からです。


おそらくだいたいは〜王国という名前は小説の中に入ってるのではないでしょうか?


王国といってどんなイメージが湧くでしょうか?



王がいる?



絶対的な君主がいる?



間違っていません。では一つずつ紐解いていきましょう。





王国はその名の通り、王が君主として存在し上に立っていることによって成り立っている国家のことです。



絶対君主(王が全てを決定できる独裁的体系)


立憲君主(憲法に基づいて王が色々決める)


大きくいってこの二つに分かれますが、このどちらも王国であるのです。



絶対君主ときくとなんとなく悪いイメージが出ますね。


こういうところは大体わるーい敵がいて主人公がスカッと倒してくれるのに使えそうです。




さて、次は王国と比較して帝国を見て見ましょう。




「帝国」



帝国、悪い響きでそれでいてかっこいいですね!


読者の中にも帝国というとイメージは大体そんな感じな方が多いのではないのでしょうか?


ではなぜ帝国がこんなイメージを持つことが多いのか。



それは帝国という物がどういうものかを知ればより納得がいきます。




先程王国は王が国を治めている形態、といいましたね。


では、それをもっと広げていって見ましょうか?



自分の国を飛び出して色々な領土を侵略して、奪い取って、時には他国を服属させたりして…


時には植民地なんて作ったりして…



はい!これで帝国の完成です!




え?さすがに悪くいいすぎだって?



これは失礼しました。


それでは文字通りの定義を確認しましょうか。


帝国とは、王国よりも大きな地域を支配していて。その中に別の国や民族が含まれているといったものです!


この時覚えておくべきことがあります。



例えば、A国とB国があるとします。



帝国というのはA国>B国という力関係が成り立っています。


仮にA国=B国の力関係だとしたら、これは帝国ではなく同盟、つまり連合王国という状態になります。



つまり帝国というのは必然的に他国を従える形態をとってしまっているのですね。


こういったところから悪い!なんてイメージがつきやすいのかもしれません。



さて、王国と帝国、ぼんやりとしかわからなかった違いを明確にしたところで今度は他のちょっとマイナーなところもいって見ましょうか。





「公国」



さて、聞いたことはあるけどあまり使わないかもという方も多いのではないのでしょうか?



公国の公とは、言ってしまえば貴族のことです。


〜公爵の公ですねつまりは。


つまり、公国とは貴族(中でも位の高い貴族)が治めている国のことです。


現在はあまり見かけない形態ですね。


私もモナコ公国くらいしか知りません。



では、それはなぜなのか?



それは、帝国が現代に少ないことに起因します。



公国とは、基本的に帝国が支配下に置いている国であることが多いのです。


まぁ貴族が置いてるわけですしね、王国にはなれないしだいたいこういうケースが多いわけです。


つまり、帝国を出すなら公国をだすとより世界観に深みが出るかもしれません!覚えておいて損はないですよー。



それでは最後、言って見ましょう!



「連邦」「共和国」「合衆国」



なんとなくいろんなところが集まってできたのはわかるけどなにが違うのかわからない!


こんな人が多そうなこの三つの違い。


大丈夫です!わからなくていいです。





だってこの三つ、違いないですから。




は?と思った方、ご安心ください。冗談ではありません。本気の本気で言っております。



「連邦」「共和国」「合衆国」


この三つは全部簡単に言えば複数の国の寄せ集めのようなものです。


共和国とは、先に挙げた三つとは違って一部の人に国を治める権利をあげてない国家のことを指します。


連邦とは、小さな国同士が集まって一つの主権の元に君臨している集まりのことを指します。


合衆国とは、二つ以上の国家ないし州が連合してできた一つの国家のことである。




あれ?これなにが違うの?



強いて言うなら共和国は単体で存在していると言う違いはありますが、この三つはどれも国を治める権利を王様や貴族に任せていないわけです。


それぞれの呼び方が州だったり国だったり、小さな違いはありますので、これはお好みでいいかもしれませんね。


さぁこんな感じでざっと触れましたが、こういった細かな違い、自分で調べるのも楽しいかも知れませんね。




さて、これで簡単ながら説明を終わらせていただきます。


なろう読者の方には読んでる時にイメージがよりわきやすく


作者の方にはより世界観を忠実に書くことの手助けになれたら幸いです。



せっかくなので私の作品を紹介させていただこうかと。





私アークセーバーは「異世界への輪廻転成」という小説を書いています!


ジャンルはハイファンタジーで異世界に転生した主人公の神楽侑季が冒険あり恋愛ありほのぼのありの楽しい作品となっております。


毎日投稿もしているのでぜひぜひ気になった方は覗きに来てください!


https://ncode.syosetu.com/n7299el/

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― 新着の感想 ―
[一言]  読ませていただきました。  ざっくり王国や帝国なんか使っていましたが、意味を知ると納得ですね。  やっぱり意味を知って書くことは、文が説得力を持ちますからね。  為になりました。ありがとう…
[良い点] 最近小説を書き始めたのでとても勉強になりました。 お気に入りに入れさせて頂いて今後の参考にさせて頂きます。 今後の執筆活動もがんばってください。
[良い点] 新着の短編小説欄で見つけて読ませて頂きました。 公国というと、カリオ○トロ公国が浮かびました。 確かに累計作品でも帝国を名乗りながら属国や属領のないもの、王を戴き王子や王女が尊称の国なども…
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