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戦闘員Aですが何か?   作者: マネージャー
第一章 東雲編
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東雲崩壊序曲 ー1ー



「昨日は無事に脱出出来たみたいね」



「昨日じゃなくて、今日だからな。尊い犠牲があったからなんだぞ」



 会長は昨日と違って、きちんと学校に来ていた。俺がヒーロー作戦を止めたのは三時を過ぎてたから、午前の授業は全部寝てしまった。



 それで今は昼休み。会長から生徒会室に呼び出しをくらって、一緒に昼食を食べている。人前で話すのは無理だけど、二人きりなら何とか。ゲームと何も変わらないしと思えば。昨日の謝礼は手作り弁当とジュース。会長の手作り弁当はプライスレス。



「ごめんなさい」



 会長は謝ってきた。それだけで許す気持ちになってくる。弁当も美味しいし。



「いや……弁当も美味しいから」



「そう? 冷凍食品を詰め込んだだけよ」



 冷凍食品も美味しくなったからね。気持ちが大事なんだ。気持ちが……ね。



「今日なんだけど」



「無理無理」



「まだ何も言ってないけど。お弁当も作ってきたんだし、話ぐらいは聞きなさいよ」



 いや……今日も基地に乗り込もうって話でしょ。権利書も手に入れてないんだし。



「どうせ、乗り込もうって話だよね。権利書は社員達が所持してるらしいし、東雲本人が来たんだ。警戒どころじゃないと思う。隠し階段は東雲駅に繋がっていたけど、出る事しか無理そうだったし」



 戦闘員に変装も二度目はないと思う。本人が来た以上、戦闘員を出してないのはバレてしまっただろう。……あれ? 戦闘員になれるのは俺だけだし、バレたりするんじゃないの。



「社員達が……私達だと倒せないわね。東雲本人が出てきたのなら、あれは重要な物よね。それで取引出来ないかしら」



 俺に持ち帰らせた謎の欠片ね。東雲の剣幕からして重要な物だと分かる。



「ああ……それも無理じゃないですかね。俺が手に取った事で説明内容が変わったわけだし」



 謎の欠片は無所属になって、俺専用の道具になってた。



「返せば元に戻るかもしれないでしょ? 携帯でも道具を確認出来るよね。あれをもう一度見るのは嫌なんだけど」



「それはちょっと……」



 俺専用だったんだけど、すでに無くなってするんだよね。取引に使おうにもそれ自体がないわけで。

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