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戦闘員Aですが何か?   作者: マネージャー
第一章 東雲編
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秘密基地にスパイみたいに潜入? ー16ー

「あっ……偽物とかじゃなくて、本当に合うんだな」



 Sキーは股関の鍵穴に填まった。開けてみると、一枚の壁というか、ズボンが脱いだ状態、股を開いた状態、それが少し上がって、股下を通れと屈辱的な行動をさせる流れになってる。



 こっちからしたら屈辱的というより、笑いを狙ってるのか? それも全然面白くない。ドアの上、尻の部分に穴があって、浣腸出来るようになってるならユーモアもあるもんなんだけど。



「自画像だけじゃなく、股下とか趣味が悪いわね。自分が通る時どういう気持ちなんだろ?」



 自分で自分の股下を通る。普通では出来ない事だけど、やってみたいとは思わない。



「そこは移動短縮するだろ……普通に通るのかも」



 部屋に入ると自動的に明かりが点いた。しかも、全体が鏡張りと何処まで趣味が悪いんだろう。ナルシストに間違いない。アバターも本人のままだし。自分の股下を抜けるのも良いと思ってるかも。



 この部屋楽しみはスカートを覗き見するとか……こんな時に限って会長は戦闘員のタイツを着てるんだよ! たまたま目に入ったと言い訳が出来るのに。



「気持ち悪っ! 部屋にも東雲の銅像があるし、デスマスクみたいな物もあるし、何なの? 趣味の部屋じゃない」



 机はなく、豪華なソファーが置かれてる。他には武器や様々道具もあったりもするんだけど、観賞用に配置されてる感じで、一つ一つ透明のケースに守られてる。銅像やマスクは区を持つトップだからこその特別待遇なのかも。



「……権利書はないよな」



 金庫もないし、隠し扉とかがあるとしても、部屋の壁は全部色んな道具入りのケースで覆われてる。ケースの中に権利書は見当たらない。



 ただ、異質な物もある。鍵が掛けられてる厳重な透明ケースが中央に置かれてる。しかも、東雲銅像をじゃない。



 その中身は写真立てなんだけど、伏せられた状態になってる。

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