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戦闘員Aですが何か?   作者: マネージャー
第一章 東雲編
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レムリアを探せ! って無駄なんですけど ー10ー

「違う違う! これには借金よりも深い理由があって、長い話になるんだけど」



 戦闘員ってバレた以上、色々と愚痴らせて貰おう。



『それなら話さなくていいわ』



 レムリアといい、会長も自分勝手だな。理由を聞いといて、話が長くなるから必要ないって。



『借金があっても問題ないわ。賭け事をするつもりはないから』



 それならカジノに何しに行くんだ? RPGでもカジノはあるから、ルールとかは大体は理解してるんだけど。



『賭けに行くんじゃない。襲撃するのよ!』



「無理だ!」



 何を考えてるんだ? 万引きするのも精一杯だったのに、カジノなんて高難度の部類に入るんだ。ドラマとかでもカジノを経営してるのは極道やマフィアだったりするだろ。区にも貢献してるから、正義と悪の中立地帯になったりするんだよ。



 つまり、その区にいる正義と悪が助けに入るかもしれないわけだ。しかも、会長にフレンドがいないなら、俺と会長の二人で決行とか無理だろ。



『大丈夫よ。誰も作戦なしだなんて言ってないわ』



「作戦でどうにか出来るとは思えないんだけど」



(良いんじゃないの? 成功すれば大金が入るわけだし、何をするか決めてないんだしね。もしかしたら、成功するかもしれないわ)



 レムリアは会長に聴こえないように吹き出しでコメント。俺が戦闘員ってバレても、自分の存在は内緒にしたいのか? 勝手に茶々とかいれたくせに。



『詳しい話は直接話すわ。私の部屋に来て』



「会長の部屋……」



「言っておくけど、現実じゃなくてヒーロー作戦の世界の部屋だからね!」



 俺がどんな妄想を働かせたのか予想したみたいに、瞬時に会長はツッコミを入れてから、連絡を切った。妄想するぐらいは許してくれてもいいだろ?



 会長の部屋には移動短縮で行く事が出来る。一度行った事があるとしても、フレンドになったから出来る事だ。俺の部屋に会長が移動短縮するためには、訪ねてくる必要がある。



「はぁ……成功するなんて思ってるのか? これ以上借金額が増えるのは嫌だぞ」



「断る事も出来なかったくせに何を言ってるんだか……さっさと行きなさいよ。黒雪はこの期間を狙うつもりなんだろうし」



 レムリアは意味深は言葉を残し、勝手に俺を会長の部屋に飛ばした。

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