表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
戦闘員Aですが何か?   作者: マネージャー
第三章 レムリア行方不明編
364/371

黒髪の彼女 ー14ー

「久し振りに外に出たけど、今日は良い天気ね」



 といっても、時間も夜になろうと色を変えようとしてる。こんな時間に良い天気だなんて、朝に外へ出る日はないんだろうか……買い出しを戦闘員にやらせてた時点でないな。



 リアに連れられて、部屋を出ると強制ログアウトにならなかった。あれは偶然だったのか? 今もホームに戻れないのと、ログアウト出来ない状態になっている。もしかしたら、リアが眠る事が条件になっているのかも。



「……普通に外へ出れるんだな。本当は他の区にも簡単に行けそうな雰囲気なんだけど」



 リアは堂々と歩き、NPCは何も気にせず、プレイヤー達は軽く目を追うぐらいか。レムリアと間違えられたり、狙われてる様子はなさそう。それよりも、俺が犬みたいに首輪をつけられて歩いてるのが目立ってる。当然俺は戦闘員のタイツに着替えた。タイツも部屋を移動していたのが良かった。リアは着替えるのに疑問を持ったけど、この状態で素顔を晒すわけにはいかない。そのため、リアには耳打ち話し掛けないと駄目。戦闘員は話が出来るのが張れてはいけないと説得した。



「だから、他の区に行くために頑張ってるわけで、無理なんだってば……ちょっと、いきなり何よ!」



 俺の携帯に着信が入った。外に出ると繋がるらしい。勿論相手は会長だ。俺は携帯を取り出すけど、リアが代わりに出てしまった。この状態で話す事は俺も無理なんだけど。というか、携帯の操作は分かるのか?



『やっと出た! 咲哉の部屋に移動短縮出来ないし、行ってみたら閉鎖されてるし、どうなってるわけ? これもレムリアがいなくなった影響なの?』



 ボリュームが大きく設定してたのか、ここまで聴こえてきた。俺の部屋が閉鎖されてる? まぁ……取られたら駄目なのは、リアの部屋に移動されてるから大丈夫だとして、明日も自分の部屋に戻れそうにもないな。



「名前も名乗らないとか失礼じゃないの? 咲哉は私の奴隷だから、気安く電話してこないでよね」



 リアは俺に代わる事もせず、電話を切ってしまった。現実に戻った時が怖そうだな。っと、再度コール音が鳴り響く。会長も一回で引くはずもない。



「ここは俺が言い聞かすので……もしかしたら、下僕がもう一人増えるかもしれないぞ」



 少し悩んだ後、俺に携帯を返してくれた。なので、戦闘員のタイツを着ている俺は、路地裏に隠れてから話をする事にした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ