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戦闘員Aですが何か?   作者: マネージャー
第三章 レムリア行方不明編
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行方不明 ー6ー

「仕方ないわね。今日は二十時までだし、私が一緒に行ってあげるわ」



「『えっ!』」



 俺だけじゃなく、店長も驚いた。九庭さんからヒーロー作戦を一緒にしてくれると言ってくるなんて。



「僕とも一緒にやってくれないのに。一体どういった心境の変化だい?」



「後輩のために一肌脱ぐだけですよ。咲哉はテストだったんだから、ログイン出来なかったわけだし。イベントと教えてもらったのに、少し焦ってるようにも感じたから」



 まるで俺の心を読んだかのように、声を掛けてくれるなんて。レムリアの事はなしにして、九庭さんと一緒に出来るのは嬉しいんだけど、心境の変化は俺も知りたい。限定鬼ごっこやサイアーク戦でと結構な状況だったのに、このタイミングなのが少し気になる。



「本当に良いんですか? 」



「ええ……でも、フレンド申請はなしよ。一緒に行くのは咲哉だけ。雪月ちゃん達を誘うのも駄目だから」



 前は一緒にご飯を食べに行ったけど、今回はヒーロー作戦で、デートみたいな形になるのか? 九庭さんが男アバでも、俺には現実の姿で見えるわけだし。



「そんな条件でいいなら。どこで待ち合わせをしたらいいですか? 」



 フレンド申請も出来ないから、俺が九庭さんの部屋に行くのは無理だし、俺の部屋に誘っても来ない気がする。



「真映区でいいわ。そこまで色んな区に行ったわけじゃないでしょ? 咲哉達の店前だと、雪月ちゃんがいるかもしれないし」



 真映区となると、サイアーク前か。サイアークは映画館となり、一番目立つので待ち合わせには丁度良い。



「分かりました。それなら、サイアーク前で待ってます。俺の姿は、このままだと思ってくれていいので」



 九庭さんが俺を見つけるよりも、逆の方が早いかもしれない。けど、それをすると何故知ってるか疑問に思うだろうから、止めておこう。



「咲哉君が良いなら……僕も……明後日でも一緒に酒酒区に行くのは」



 店長は九庭さんを誘った。九庭さんのアバとか気になるのかも。俺も変身前の九庭さんの姿が見えないのは残念だし、変身後の姿が見れたらとも思ってるんだけど。



「飲みに行くなら、ヒーロー作戦じゃなくて、普通に誘ってください」



 九庭さんは店長と一緒にヒーロー作戦をやるのを、やんわり断っていた。

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