兵器を作成しよう ー5ー
「……はっ? 開発局ってアレだろ。戦闘員なんか関係ないし、そもそも行ける場所なの?」
開発局はヒーロー作戦を作ってる場所じゃない。武器開発や部下になる魔獣、怪獣を作成、合成などをする場所。金とPも必要であり、決まった量じゃなく、どれだけ注ぎ込めるか。レシピなんかもある。色々と混ぜるのも可能だし、所属によって違うのが誕生したり。
成功、失敗、大成功、大失敗、混沌の結果がある。成功と失敗の意味は分かると思う。大成功は普通よりも能力が高く、大失敗は武器などが出来ないだけでなく金とPが支払った倍の額を払わないと駄目になる。混沌はレシピや前と同じ物同士の合成なのに違うのが生まれてくる事だ。
でも、それはガチャをするように用意された部屋でメニュー画面で開発局を選んでボタンを押し、色々と決めた後、『GO』という表示を押す。
「そこは私の手腕ってやつ? それと咲哉は勉強不足なんだよ。開発局が金とP、物だけで出来るわけないじゃない。作る人が必要なの」
「……あっ!」
『作戦本部』で開発局の流れが乗ってたんだけど、『GO』を押した後、戦闘員達がそれを持って、開発局に行く映像が流れる。
「実は戦闘員が運んでるだけじゃなく、作ってるのよね。だから結果がコロコロと変わる。戦闘員のやる気とか命令無視とかさ。大失敗は『やってられるか!』って暴発してるの。Pは戦闘員の給料扱いだったりね」
Pガチャで戦闘員がよく出てくるのは、Pが戦闘員の給料扱いになってるから?
「そういう事なら文句ないけど、大丈夫なのか?」
作成したのはすぐさま出てくるわけじゃなく、次の日までには完成するんだけど、時間はランダム。つまり、俺は他の戦闘員達と作らないと駄目なわけだ。
「器用さが高いから大丈夫でしょ。失敗しても他のプレイヤーが嫌な気持ちになるだけだし」
レムリアは他人事みたいに言うけど、大失敗で借金が増えるのは嫌なんだけど。
「ほら、行き先は咲哉に決めされてあげるから。さっさと選ぶ!」
レムリアは三つの選択肢の画面を出現させた。そこにはプレイヤーの名前、金とPが表示されてるだけ。それも数秒ずつ変わっていく。それは戦闘員が開発局に運んで行ったから。
俺は借金返済のため、Pが高いのを選ぼうとしたけど、直前に切り替わったせいで最低額の百のところになった。




