ダンス・ダンス・DIEっす ー14ー
「なぁ……本当に狙われてたのか」
俺は才波と逆の言葉を口にしていた。カナリアが一度も撃たれてないのもあるけど、カナリアの顔だ。達成感もあるから満足げな顔をするのは分かるけど、安心した感じ、俺と才波に申し訳ない感じはない気がする。
「演出だと思ったわけ?」
「お疲れ様。あの演出があるなんてサプライズだったよ。レムリアも登場してくれたし。今回は大成功だ。次のCM撮影の時も頼むよ」
タイミングが悪いのか、監督が部屋に登場。俺がカナリアに何か言うのを邪魔した形だ。しかも、イベント用のアイテムのコードが書かれてるカードを渡すと、すぐに部屋から追い出された。
「何だよ。イベント大成功なら、今回のでチャラにしてくれたらいいのに」
「ねぇ……何で……カナリアが……狙われてないって、思ったわけ?」
俺はなかった事にしようとしたけど、才波は気になったみたいだ。カナリアも『演出だと思ったわけ?』と顔は笑っていたから。
「私達が……先に倒されたから? 咲哉は……レムリアが何か言いそう……だった」
撃たれた事で忘れて欲しかったんだけど。
「咲哉が消えた事で……レムリアが登場。……そうじゃないよね」
そこも理解しますか。レムリアは博士のミニキャラを守ろうとはしてくれたんだけど、レムリアが驚いてるのを見たのかもしれない。本当は別の場所に行くはずだったのにと。




