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戦闘員Aですが何か?   作者: マネージャー
第二章 必殺必中編
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ダンス・ダンス・DIEっす ー9ー

「それじゃ! 行きます」



 カナリアは剣形マイクで正面を切り落としすると、一瞬の光と共に黒のドレスに。それも色違いというべきか、至る箇所が切り裂かれている状態であり、戦闘を行ったよう。それにより、身動きがしやすい形にはなっている。



 それに着替えたのは動きやすくするのもあるが、ヒーロー作戦の正義と悪を印象つけるものなのかもしれない。レムリアは星とドクロの杖、衣装によって象徴したかのように。



 次にカナリアはステージの後ろを振り向いた。それが俺と才波が出る合図。横一閃に剣で切り裂いた空間から、戦闘員と博士のミニキャラが登場。



 そして、秘密基地の曲が流れ始める。



 俺はカナリアが言ったように、ヒーロー作戦内をチョイス。偽レムリアの集団が不気味なのもあるけど、あまりの熱狂ぶりに足がガクガクと震えてる。



 才波の方がどうかは分からない。ミニキャラの足が震えるわけでもないから。



 俺は少しでも落ち着くために、視線を上に向けた。最初の足の流れはゆっくりで、見なくても踊れるようにはなった。



 ステージ正面には高層ビルがあるんだけど、夜というのもあって、月がそれ以上に高く昇り、カナリアのステージを照らしてるかのように淡い光を放ってる。



 あの高層ビルの屋上からヒーローが登場するとか格好良いんじゃないかと思うぐらい。レムリアもそうすれば目立てる……



「あれは……」



 そう思ってると、本当に誰かが現れた。何故、そこまで遠くの物が見えたのかも分からない。しかも、視界はどんどんとビルを昇り始め、その人物を確認させようとする。



 これはイベント発生を知らせる物なのか。カナリアとぶつかった時も、3Dから強制的にVRに切り替えられたわけだし。



(レムリア!)



 カナリアの話を聞く限り、これは偽レムリアの登場。



『えっ? 咲哉のくせに偽者を見つけた……本当に現れたの! 何処何処』



 本物は頭で伝えた事に反応してるわけだし。戦闘員のミニキャラでも、レムリアに声が届いたのはありがたい。



(ステージ正面にある高層ビルの屋上……)



『仕方ないから、すぐに行ってあげるわ』



 レムリアはそう言ってくれたんだけど、相手の姿を見た時、言葉が出ず、映像が頭にこびりついた。



「えっ……意味が分からないんだけど」



 ステージ上の戦闘員が倒れ込んだ。映像に釘付けになってミスが続いたのもあるけど、本当の理由は撃たれたからだ。



 それを観客達は演出だと思ってる。倒れた時、戦闘員のミニキャラに攻撃する振りをする場面だったから。



 カナリアじゃなく、俺が撃たれた?



 そんな事よりも重要な事がある。



 攻撃してきたのは偽レムリアじゃなく、ガチャで当てた写真に写っていた本物のカナリアの姿だった。

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