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戦闘員Aですが何か?   作者: マネージャー
第二章 必殺必中編
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始まりは下駄箱から ー15ー



 放課後。



 俺は阿久真と一緒に駅まで行き、忘れ物をしたと、阿久真には先に帰ってもらった。勿論、忘れ物をしたなんて嘘。手紙の場所に行くのに怪しまれないため。シャイ婆の探索は二の次に決まってる。



 ただ、問題なのは時間だ。放課後と書いてるだけで、時間は書かれてなかった。人目が少なくなる時間帯だとは思うんだけど、先に帰ってしまってる可能性もある。



 行き来で二十分ぐらい。ダッシュをしたせいで息が切れ切れだ。それだけじゃなく、緊張してるのもあると思う。



 俺は一旦深呼吸をして、体育館裏に続いてる曲がり角を進む。そこからでも誰かいるのか分かるんだけど、姿形もない。



「もしかして、俺が早かったのかも」



 一時間も待たせたわけじゃないし、この時間だと誰かに見られる可能性もある。先に帰るなんて。



「あっ!」



 待ち合わせの場所。花壇の後ろにある壁に手紙が貼られていた。この場所に来るのは俺だけだし、彼女の書き置きかもしれない。



「用事でも出来たのかな? 待たせるなんて申し訳ない事を」



 俺は花壇の中に足を踏み入れた。今は花を植えてるわけじゃないから問題ないはず。




「うおっ!」



 その花壇に落とし穴が仕掛けられていた。足が膝の部分まで嵌まる深さ。花壇の土だから掘りやすかったかもしれないけど。



「えっ! 一体何?」



 ドッキリを仕掛けられたのか? けど、誰も近付いてこないし。穴の中に犬のう○こも仕掛けられてたみたいで地味に臭い。



 俺は一応、手紙の中身を確認した。



『黒崎先輩に近付くな! ヒーロー作戦内、二十時にこの場所で待つ』



 地図と共に宣戦布告みたいなのが書かれていた。これは果たし状。ラブレターは単なる嫌がらせ。



 この差出人を考えれば、一人しかいない。シャイ婆を操るプレイヤー。本当にシャイ婆はここの生徒みたいだ。

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