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戦闘員Aですが何か?   作者: マネージャー
第二章 必殺必中編
152/371

始まりは下駄箱から ー14ー

「はっ! そんな事よりもだ。今週の『作戦本部』だよ」



 『作戦本部』はヒーロー作戦専門雑誌で、毎週月曜日に発売。今週号は来週がゴールデンウィークに入るので合併号になってる。



 表紙はレムリア。今のイベントが残り三日なのと、ゴールデンウィークの極秘イベントが大きく書かれてる。東雲区消滅は小さかった。TVにも出るぐらいだったんだけど、読者はそこを求めてないと判断したのかも。



「ゴールデンウィークは塾の集中講座に行かないと駄目で、咲哉とは遊べないんだよな」



 俺は集中講座の一つも取ってない。バイトをしてるか、もしくはレムリアにこき使われてるかだと思う。



「けど、今回のイベント最終日には現実に何かするらしいんだよ。ヒーロー作戦内ではレムリアが登場する場所が予想されたり」



 多分レムリアは何も聞かされてないだろ? 予想場所にはレムリアに変装したプレイヤー達が大量発生。十連ガチャ券を貰う以上に、チケットを巻き上げられそうだ。



「ゴールデンウィークは無理でも、最終日にイベントに行かないか? レムリアが来てくれるかもしれないし」



 イベント開始時もレムリアはライブをしてたよな。まぁ、今回はレムリアが勝手に始めたと言っても過言じゃないんだけど。



 場所は大坂。レムリア出現予想場所も大坂を拠点とする、王様区だったりする。時間は夜七時開始。学校が終わってからでも、ギリギリ間に合う時間だけど。



「それもチケットが必要だったりするんじゃないのか?」



「そこは大丈夫なんだな。雑誌についてる番号があって、すでに発表されてるんだよ。これがそうだったりするわけ」



 阿久真の運の良さは凄いな。本当に悪魔並だぞ。こんな感じで運を使うから、ヒーロー作戦だけは当たらないのかもしれない。



 会長は聞き耳を立ててたのか、衝撃的な顔をしてる。お前、本当はヒーロー作戦が好きだろ。それに阿久真と違って、レムリアと会えるから。



「分かった。その日は開けとく」



 レムリアも偽物が王様区に出るなら、忙しくなるだろうし大丈夫だろ。俺が一緒に行くわけにもいかないし。

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