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戦闘員Aですが何か?   作者: マネージャー
第一章 東雲編
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東雲崩壊序曲 ー9ー



「あれ? 今日はいつもより早いお帰りで。ハァ、ハァ、と息を切らした変態みたいだよ」



 別に早退したわけじゃないぞ。久し振りにダッシュで帰っただけ。電車だけが俺を休ませてくれた。


 会長は早退する気で、俺も巻き込もうとしたけど、ヒーロー作戦のルールによって回避された。戦闘行為は九十分を経過した場合、強制的に中止させられる。再開するのに六時間が必要になるみたいだ。今回は店長のいる共同区と東雲の戦闘扱いになった。



 このルールがある事は全然知らなかった。大概が九十分も掛からないから。それに区同士の戦闘の勝利条件が分からなかった。プレイヤー全員を倒すのか、区にある何かを奪うとか。互いの区が決めた条件らしいけど、運営が決めたルールの方が上にある。



 中止直前までは店長が押していた。現実で店長の体を休ませる時間もあるし、フレンドも呼べると思う。



 けど、東雲も準備が出来る。直前まで店長が押してると言ったけど、社員が到着直後に終わった。フローラが従えてる形で、カジノの時と同じ服装。変身前なのは余裕という意味なのか? 社員がヒーロー作戦を優先するなんて、プレミヤムフライデーでも早く終わらないぞ。



「やる事が……多いから……だよ。店長を助けに……」



「東雲が攻めてるみたいだね。再開まで二時間ぐらいかな。咲哉がやれる事なんてある?」



「それなんだけど……スマホの充電が切れて、言えなかったんだけど」



 俺の家のインターホンが鳴った。ヒーロー作戦での部屋の場所を会長に教えておいた。



「ちょっと待って……私は何も頼んでないから……部屋に黒雪を呼んだわけ!」



 俺が部屋に呼べるのは会長しかいないもんな。出前とか頼むわけがないし。



「こっちにもそれなりの準備が必要なんだからね! 他のプレイヤーに咲哉のナビだとバレるのだって」



「誰かいるの? 部屋に呼んだのも、その人に会わせるため……レムリア!」



 会長は俺がドアを開けてもないのに、勝手に中へ入ってきた。誘ったのは俺だけど、不法侵入だからな。



「勝手に入ってくるなんて常識がないでしょ」



 それもそうだけど、お前も同じだからな。人のリアルマネーを勝手に使ってるわけだし。



「商店街を助けるために、私を紹介する必要があるわけ? 十連ガチャ券狙いなら、不正でなしね。私が決めたから」



 レムリアの機嫌が悪い。やっぱり、いきなり過ぎたか。俺意外の前なのに素の状態だし。アイドルという役に入る暇がなかったのか? 会長も目の前にレムリアがいる事で固まったままだし。

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