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龍戟のシュバリエ  作者: 奏音
3/3

帰還

今回もお願いしますm(_ _"m)


 「な、何よその魔法?セイ」


今、起きた現象がなんなのか理解できないミラ

それも、そうだ。なんたって俺だって今起きたこの現象は驚いた

でも、ここで冷静で居られなければ逆に二人を心配させるだろう

だから、いたって冷静に言った


 「空間魔法、精霊と契約して手に入れた魔法だ」


二人は驚いたがすぐに俺の魔法や精霊に対しての質問を投げかけてくる


 「精霊の階級は何なの!?」


 「”自称”上級精霊らしい」


 「セイ!その魔法すげーなどうやったんだ?」


 「知らねーよ、しかもよく分かんない、、」


 「なんだそりゃ!」


そんなことをしているとさっき契約のやり方を教えてくれていた大人が集合をかける

ここで駄弁っていては意味がないので俺たちも集まることにする


 「先ほどのことは私たちも確認できていないイレギュラーな出来事です。脅威である魔物は去りました。しかし、ここにいてはまた先ほどのように襲われてしまうかもしれないので今日は一度町に戻ります。

次の契約の儀式は追って連絡しますので。では、移動を開始います」


まあ、妥当な判断だろうここにいてはさっきみたいに混乱に陥り最悪、死者もでるかもしれない。

そう思いながら行動を開始する


すると、グインが話しかけてくる


 「まさか、聖の森に魔物がでるとはビックリだぜ」


 「で、お前は契約できたのか?」


 「おうよ!俺も上級だぜ!」


そう言いグインは自慢気に胸を張るがミラがつっこむ


 「グインもなの?奇遇ね、私もよ」


 「お前もかよ」


思わずつっこむ俺。そんなことをしていると町が見えてきた

門の前では今回のことを知ったであろう人によって溢れ返っていた

待っている両親のもとへ泣きながら駆け出す少女が居たり、熱い抱擁が見られたり

胸やけしそうな感じである。

グインもミラも両親の所に行き笑いながら雑談していた。親子水入らずを邪魔しちゃ悪いかと思い夕日を背に帰路についた


 「ただいま」


 「おかえりなさい」


 「おお、帰ったか」


そこには、母さんと仕事を終えた父さんがいた

母さんは夕食を作っていて父さんは剣の手入れをしていた


 「セイ、聖の森に魔物が出たってな。お前、大丈夫だったか?」


 「ああ、別に契約した精霊いたし大丈夫だったわ」


 「じゃあ、いっちょ夕飯前の運動でもするか」


そう言い父さんは外に出ていく。俺はその後ろをついていく

外の庭に出て壁に掛けてある木剣を握り二人はある程度の距離を置き向き合う


 「今日は、木剣と体術を使っていい。でも、魔法は使うなよ」


 「わかったよ」


 「じゃあ、いくぞ!」


二人は向き合い動かない。動きたくても動けないのだ。なぜなら、少しでも動いたらエルドリエの神速の剣技がセイへとお見舞いされてしまうからである。

そんなことは重々承知だ。だから、俺は父さんが動くまで待つ。

その時、エルドリエの姿がぶれた


 「っく!」


右から重い一撃をいきなりくらい体勢が崩れる。ギリギリのところで踏ん張りバックステップで距離をとる


 「よく防いだ!セイ!フッハハハハハ!」


いきなり、いつもの父さんとはちがう態度。そう彼は生粋の戦闘狂である。一度剣を交えると戦闘狂に早変わりだ


 「さあ!どんどん行くぞセイ!」


また、一瞬で間合いを詰め激しい剣戟をくらう。それを一つずつ対処していく。


まだだ、まだ耐えろあと少し、そろそろ来る、来た!!


右から来た木剣を受け止め一気に力を抜きエルドリエは体勢を崩しそうになる。


だが、これだけでは終わらない。足を払いこれで完全に体勢を崩す

ここで、背中から落ちる父さんの胸にめがけエルボを入れようとしたが


 「まだまだ、詰めが甘いな!」


体勢は完全に崩れていたはず、しかし、握っていた木剣を地に差し体を一時的に支え、空いた片方の手でエルボを止めていた。

そして、肘を掴まれそのまま地面に叩きつけられ、馬乗りされ木剣を首筋に当てられた


 「参いりました」


それで今日の稽古は終わり

丁度夕飯が出来たので汗を流し席に着くのであった




今日の夕飯は鳥の肉に野菜を詰め焼いたものにシチュー、それとふわふわの自家製パンである

この自家製パンはとてもおいしく近所のパン屋よりうまいという。

鳥の肉はしっかりと火がと通っており中から肉汁と野菜の甘味があふれ出で来ている。

シチューは野菜と牛の肉がゴロゴロ入っておりとても食べごたえのあるシチューである

どれもおいしく手が止まらないのであった



 「なかなか、やるようになったなセイ」


 「そう?まだまだあの突然間合いを詰めるやり方がわからない」


 「あれか?あれの理論は簡単だぞ、でもやるとなると話は別だな」


 「でも、説明だけならきてもいいだろ?」


 「まあ精霊契約の記念だ、特別に教えてやる。人はな必ず息をする息を吸い終わった後にはな必ず隙があるんだその一瞬の隙をつく簡単そうでこれはとても難しいんだぞ」


まあ、理論はわかった。実際やってみないと分からないから明日にでも試してみるか。


夕飯も終わり自分の部屋に戻る


 『トワ?起きてるか』


 『起きてる、私になにか用か?』


 『これからについてだな』


 『まず、魔力を増やすとするか。これをやらなければ本当の意味での精霊契約とは言わないからな』


 『そうだな』


精霊と契約したら魔法量の譲渡が行われる。この譲渡で自分の中の魔力の蓋が解放される

それと、自分の魔力と精霊の魔力も使えるようになる

そして、魔力の譲渡は精霊契約の最終段階である。これをしたものは契約者となる


 『では、行くぞ、、、」


自分の中に暖かい何かが入っていく感覚。奥深くに眠る魔力の壺、その壺の蓋が解き放たれた


あつい あつい あつい 


自分の中から込み上げてくるものがある

頭が痛い、体中が痛い、意識が遠のいていく


 『おやすみ、〈ドラグ・レイ〉、、、我が、主』


そして、そのまま意識は深く沈んでいった


 『すごい、この魔力は、、、、』



太陽が山の合間から顔を出す。

朝陽がセイを照らし、風が撫で、鳥が鳴く、まるでドラグ・レイの誕生を世界が祝福するように


 







次回

空に舞う、黄昏の契約者


感想等お待ちしております。

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