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龍戟のシュバリエ  作者: 奏音
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常世の夢

小説書き始めました!

よろしくお願いします。

 「あ、、、なた、、は龍王、、、を従える、、、も、、、の」


 「覚醒の、、、装者、、その名、、、はドラグ、、レ、、イ」




そこは、何とも例え難い空間だった

暗いのか明るいのか分からない

寒いのか暖かいのかすら分からない

そんな空間だった

そこには声だけが響いていた


まばゆい光に包まれ、色とりどりに光る洞窟らしき空間に飛ばされた


 「おい!誰なんだよ!どこなんだよ!答えろ!」


大声で叫ぶが虚しく自分の声だけが帰って来る。すると突然、目の前にきれいな龍が現れた


 「うわぁ!」


突然のことで尻もちをつく


 「大丈夫か?少年」


目の前の龍が普段聞きなれた言語を話す。また驚き尻もちをついてしまう


 「この様子じゃあと何回かは尻を痛めるな」


そんなことを言い龍は笑う


 「ここは、龍たちが命を宿し、命が散りゆく場所、ユートピアと私らは呼んでいる。そこの主が私、トワイライト」


 「トワイライト?」


龍は懐かしむように語り始めた


 「そう、トワイライト。黄昏を現わし、同時に生と死の狭間というような意味もあるらしい」


 「あるらしいってなんだよそれ」


 「私が知るか、名付けた奴に聞け」


そう言いこれ以上この話題に触れてはいけないと思い話題を変える


 「ずっと思ってきたんだがどうして俺はここにいるんだ?」


今までの疑問をぶつけてみる


 「それは、私と契約するためだ」


その瞬間、何度目かのまばゆい光に包まれる







 「ま、まぶしい!」


俺はあふれ出てくる光の奔流を止めるべく光の源を手で隠し、元凶である少女を睨む。


 「もう!いつも起こさないと起きてこないんだから!」


この少女は言うなれば幼馴染という奴だ

俺より少し小さく、髪は水のような青だ。

顔はそれなりに可愛く、10人見れば8人は頬を染めるだろう

名前はミラ口うるさいやつで俺の行動にいちいちケチをつけてくる奴だ

最近、俺の寝起きの悪さにあきれこうして毎回起こしに来る

やめてほしいことこの上ない


 「いいだろ、まだ、、、、、」


 「起きろーー!」

 

 「グエッ!」


ここでドロップキックが入り睡眠より深い所に意識が落ちそうになるのを踏ん張り

しぶしぶ布団から出てくる


 「やっと起きた、顔洗ってきなさい!」


 「お前は俺の母さんか!」


そんなことを言い合っていると


 「セイー!起きたのー?早く朝食たべなさーい」


下から母さんの声が聞こえてくる

母さんのソニア、髪はブロンズより黒目で背はまだ俺より大きい、顔はたれ目で整っている。とってもやさしくて料理がうまい人だ。しかし、一度怒るとマジやばいでも普段は優しい

俺は階段を急いで降り顔を洗いに水道に行く


そして、俺はセイって言う。12歳で体格は年相応の筋肉と背、顔はそこまで悪くないと自負している、決してナルシストとは思っていない。そして父さんに剣を習ってる。最近では実戦形式となりいつもボコられる容赦がない。父さんは町の騎士をしている朝早くから門の警備をしている。

名前は、エルドリア。髪の色は黒色で筋肉ゴリゴリだ。しかし顔はごりくなくすらとした美青年と母さんがよく言っていた

でもこの世界には魔法がありそれで傷を治してもらっている。魔法は12歳になってから精霊と契約?して力を貰って魔法を使うらしい

だから俺は契約していないからまだ魔法が使えないんだ。


この世界についても説明しておくとこの世界はブランシアという。大陸は4つある。そして人だけではなく獣人けものびと森人もりびと魔人まびとがいる

その中で一番人口が多いのが人で、魔法の適正が高いのが森人、身体能力と独自の技術がある獣人、魔人は魔力が高い

でも昔はみんなで戦争をし合ってたらしいんだよね。でも今じゃ仲が良いとか悪いとか聞くけどね。

まあこの世界はこんな感じ


そして伝説があるんだ。


昔、常世が荒れ知の者たちが争い業火によりブランシアが赤に染まっていた時

どこからともなく七体の龍の精霊が舞い降り数々の魔法を使いその争いを止め人々に繁栄をもたらしたという伝承が残されていた。


これはよく小さいときに絵本で母さんに読み聞かされていた話なんだ


「いただきます」


目の前にある朝食に手をつけ始めているときに唐突にミラがしゃべり始めた


 「今日は契約式って知ってる?セイ」


 「は?」


口に付けていたカップを落としそうになる


 「そんなの聞いてないぞ」


 「言いました!忘れているだけじゃないの?」


そういえばなんか聞いた気がするな、、、、


 「あ!思い出した、昨日そういえば言ってたな契約式がどうとか」


 「そうよ、だから今日は〈聖の森〉に行くのよ」


〈聖の森〉とはその名の通り聖に満ち溢れ、精霊たちが住むと言われている場所である

12歳になった子たちが行き精霊たちと契約をする場所である


 ここで精霊について説明しよう


精霊はどこでもいるものではなく清められた〈聖の気〉が満ち溢れた場所に現れるらしい

そして精霊にも階級がある


〈低級精霊〉、〈中級精霊〉、〈上級精霊〉、〈王級精霊〉そしてはるか昔に契約されたと言う龍の精霊


ほとんどの人は〈低級精霊〉や〈中級精霊〉と契約する。しかし稀に〈上級精霊〉と契約する者もいる

〈王級精霊〉は限られた素質のものしか契約することができない


 「セイはどんな精霊と契約するのかしら」


 「どうせ低級か中級がいいとこだろうな」


 「もっと期待を持っていきなさいよね!じゃあ着替え終わったら鐘の前に集合ね」


 「はいよ」


そう言い俺は食べ終えた食器を台所に戻し、着替えに部屋に戻る


 「今日の夢で話していた龍はいったいなんだった、、、」


疑問の念を抱きつつ着替えていく

12歳の誕生日に父さんからもらった短剣を腰に差しミラと待ち合わせした鐘の前に急ぐのであった




 「もう!遅い!」


 「別に遅れてないだろ、早く行こうぜ」


 「まったく、これだから。ちょっ待ちなさいよ」


また長話を聞か去れると思って歩き始める


〈聖の森〉は案外近くミラと話す?うちについた


 「うへーすごい人だな」


 「それもそうよだってこの町の12歳の子たちが集まるんだもん」


〈聖の森〉の前には蟻のごとく人が群れを成していた。数えるのもばかばかしくなるくらいの人だ

すると後ろから見知った声が響く


 「セイ!ミラ!おーい」


緑色の髪、背は俺と同じくらい、筋肉もしかし俺らより気品にあふれた服を着ている。


 「なんだ、お前かよ。朝から大変だったんだぜ?寝起きにドロップキックは食らうし、来るときには説教じみた話聞かされるしよ」


 「なんだ、夫婦自慢か?セイよ」


 「ちょっ!夫婦自慢ってなによグイン!」


そうこいつはグイン、グイン・シェールド。ここの町の領主の次男

なんで領主様の次男と仲がいいって?それはまた今度


隣で赤くなっているミラに


 「なに赤くなってんだよ」


 「別になんでもないわよ!」


 「おっそろそろ始まるみたいだぞ」


自分たちより少し高い所にお偉いさんたちが上り、魔道具をつかい声が広がる


 「えー今回は契約式ということで、、、、、、、、」


まあ予想はできた。お偉いさんのはなしは長いこと要約すると


天気が良い、契約日和、がんばって、それぐらいだ。そして契約式の説明が始まる


契約式のやり方は簡単だ森の中にある開けた土地があるそこまで進み契約呪文を唱え終わり


開けた土地は馬鹿でかいらしい




まあそんなこんなでまさか俺があいつと出会うとは予測できなっかた。




次回

龍の精霊


読んでいただきありがとうございました。

感想等、お待ちしております。


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