現象4 力発現~自由に空飛び弾バラまき~
今度は弾幕ごっこをするそうです。
世界的大企業の社長と片田舎の高校のオカルト研究部部長が名刺交換をしている頃、現世では
「どうしたんだ久本!?状況を知らせてくれ!久本!久元ーーーーーーー!」
「あわわわわわわっわわわわどうしよう電話がつながらない!」
「安らかに眠れ・・・久本よ・・・」
「・・・あれ?俺が九尾の狐になったことに対する突っ込みは?」
「おうそのつけ耳とパーティグッズの尻尾早く外せや」
「有沢!?」
「てゆーかさっきから開きっぱなしのこの裂け目はなんなんだ?そして何だあの目玉空間」
「まさか・・・いやそんなことは無いはずだ・・・」
「どうした?副部長」
「心当たりがあるのだよ」
「ふぅむ、詳しく」
~九尾副部長説明中~
「スキマ妖怪・・・」
「そうだ。おそらくたかしはそのスキマ妖怪の管理している世界に連れてかれたんだ」
「で、その世界にはこっから行けると?」
松本が床に開いたままの裂け目を指さしながら聞いた。
「そうだ。だがなぁ・・・」
「何か問題が?」
「うむ。これの中に入ったらどこに落とされるかわからんのだよ」
「はぁ!?じゃ、何?この中入ったら二度と出られないの?」
「おそらくそうなるだろう。さて、どうするか・・・」
~一方その頃幻想卿~
「弾幕ごっこ?なんぞそれ」
「簡単に説明すると『人と妖怪が対等に渡り合うための決闘』ね」
「詳しいルールは紫から聞くといいのぜ」
「だそうだ。説明お願いします」
「じゃちょっと待ってて、黒板持ってくるから」
「う~い」
五分後・・・
「え~では、紫先生の楽しい弾幕ごっこ講座~。霊夢と魔理沙は復習ね」
「「「わ~」」」
「え~弾幕ごっこというのは・・・」
スキマ講義中・・・
「なるほど。霊力だの魔力だので弾幕を作って飛ばすのか」
「このスペルカードっていうのがカギを握ってるの」
「ほうほう」
「実際にやってみる?と、言いたいところだけどまずは飛び方とあなたの能力を見させてもらうわ」
「能力?」
「そう。幻想卿に住む一部の物はこの能力・・・『程度の能力』というものを持っているの」
「ちなみにあたしたちも持ってるわ」
「私は『魔力を扱う程度の能力』だぜ」
「あたしは『空を飛ぶ程度の能力』ね」
「そして、私は『境界を操る程度の能力』を持っているわ」
「さて、そうこうしてるうちに能力査定が終わったわけだけど」
「お?いつの間に?」
「足元見なさい」
「・・・これで能力をチェックしてたのか」
促されて足元をみると魔法陣のようなものがいつのまにやらあった。
「あらま、あなたなかなかえげつない能力持ってるのね」
「・・・?」
「『力を操る程度の能力』ねぇ・・・」
「これ使い方によっちゃあおかしいレベルで強くなるんじゃないか?」
「・・・あ、飛べた」
「「「何ぃ!?」」」
「マジだ。マジで飛んだ」
「あの短時間で飛べるように・・・」
「よし、飛んだわね。じゃ、次は弾幕を作ってみなさい・・・ってもうやってるのね」
「おお!これなかなか楽しいな!」
そういうと、たかしは空を飛びまわり、どこにも当たらないように弾幕を打つ練習をしていた。
「ビーム出るかな・・・ぅお!!?」
「「「何ぃ!!?」」」
なんとたかしは両手からビームを出し始めた。しかもそのまま回り出したのだ。
「なんかとんでもないのを連れてきちゃったような気がするわ・・・」
「さて、そろそろ降りるか」
「その前に私と一回弾幕ごっこやろうぜ!」
「魔理沙?俺まだスペルカードを作ってないんだが」
「なら早く作るんだ!」
「分かったから落ち着け。霊夢、カードくれ」
「はいこれ」
「白紙のカード?」
「それに力を流し込めば、スペルカードの完成よ~」
「三枚か・・・」
たかしは、瞳を閉じ、カードに意識を集中した。すると、カードに絵が浮かび上がり、そのまま、スペルカードが完成した。
「え~と?一枚目は・・・雷撃『Sマイン』か」
そして、三枚カードを作った。
名は 雷撃『Sマイン』自分の周囲に砂鉄を内包した霊力弾を飛ばし、相手の目の前で爆破する。
爆発『霊力パルス』主に特攻用。霊力で自分の周りを覆い相手に向かい突進して、爆発する。
展開『イクシードオービット』その辺の石ころなど質量のあるもののみを霊力で無理やり操作、対象に向け発射したり、
それ自体から霊力ビームを出したり反射させたりする。
の三つだ。
「よし、できた。じゃ、やろうか!」
「おう!たかしははじめてだから手加減くらいはしてやるのぜ」
「俺は弾避けは上手いぞ?」
「そういってられるのも今のうちだぜ」
そして
「両者!空へ!!」
八雲さんの号令で始まる俺の弾幕ごっこ初戦。相手は魔理沙。霊夢の話じゃパワータイプらしい。
行くぞゴリ押し娘。
SIDE A OUT
SIDE B IN
さっきのあいつの飛び方なら余裕で勝てる。すっごいふらふら飛んでたし。
と、おもったらどうやらあれはわざとだったのか、今はふらつくどころかまっすぐ浮いている。
行くぜ初心者。
「両者、はじめ!!」
「まずはこれだ!!」
そう言って私はスプリンクラーのように魔力弾をばらまく。
範囲はもちろん全方位。よけられるもんなら避けてみろ。
「よ、ほ、は、ぁどっこいしょ」
おいこらふざけんななんだその避け方。もはや曲芸飛行だろあれ。
まるでこっちを挑発しているようなその避け方にイラッ☆ときた。
もう怒った。ぶ っ つ ぶ す 。
「スペルカード!恋符『ノンディレクショナルレーザー』!!」
六芒星が周りに現れ、回転しながらレーザーを放つ。そしてその間を縫うように星型の魔法弾がたかしに襲いかかるが、
当たらない。せいぜいかする程度。
「ぅおぅ!だがこのくらいならっ!」
「当たれ当たれぇ!!その人のことナメくさった避け方崩してやる!!」
「へへ、やるじゃねえの。ま、やるんならこっちも本気でやろうかぁ!そっちのほうが楽しいだろ!!」
そう言ってたかしはガチになった。誰の目にもわかるくらいの攻撃精度、機動力、そして攻撃のバリエーション。
そのどれを取ってもおそらく普通の天狗が束になっても勝てない。
「さて、そろそろかぁ・・・!?」
「ぬぅ・・・!時間切れかっ!」
「ならこっちの番だ!スペルカード!雷撃『Sマイン』!!」
たかしの後ろに何かが現れた。あれは・・・機械?
「おぉ、こんな感じか。まぁいいや。当たれ!!」
そう言ってたかしが構えた。その途端背中の円筒?が変形して15個に分かれ、その一つ一つがこちらの上に向き、火を噴いた。
そこから先の記憶はない。圧倒的な炎。それが、私が見た最後の見た光景である。
気がつくと、たかしになぜかおぶられていた。
SIDE B OUT
SIDE A IN
自分の背中から放たれた大量の爆弾に我ながら引いた。アレさすがにヤバいんじゃ・・・。
「・・・やりすぎか?・・・お?ゲェッ!落ちてやがる!間に合え!」
俺なりに全速力で箒から落ちる魔理沙を回収しに行く。
その頃地上
「うわ何あれ。女の子相手にえげつない」
「きっと相手が本気を出したからこっちも本気でいかないと失礼に思ったんでしょうね」
「いや、だからってあれは・・・ねぇ?」
視点は戻って空中
「ぅおーい、起きろ~いつまで人にしがみついてるつもりだ~」
たかしが魔理沙を抱きかかえている状態で起こしにかかるが、この状態では腕がきつい。重いというわけではない(むしろ軽い)。
だがその持ち方は、所謂『お姫様だっこ』というやつであり、最も腕に負担のかかるであろうあれてある。
起きないと確信したたかしはさっさと魔理沙を背中に回し、脊負った。
その直後、魔理沙は目を覚ました。
「・・・う・・・」
「お?やっと起きたか。すまんな、やりすぎた」
以降魔理沙の脳内
え?なんでたかしにおぶられてるんだ?こいつの背中からとんでもない量の光が出たtのは覚えてるけどなんでだ?
え?え??え?待て落ち着け、ここは素数を数えて落ち着くんだぜ。1,2,3,4、・・・ってなんで普通に数を数えてるんだ
なんか顔が熱い!どうすんだ!どうするんだこれ!!・・・そんなことより、認めよう。こいつはとんでもなく強い。
っていうかこいつは今何を考えてるんだろう。重いとか思ってたらコロス。
以上魔理沙の脳内でした。
一方その頃たかしの脳内
・・・軽いな。
以上。たかしの脳内でした。お相手は天の声兼作者、犬郎。でした~。しぃーゆぅぅーぁぁあげいぃんん。
WHO THE NEXT・・・?
扱いが不憫な荻久保君であった。