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第二章 ホロライブ8期生

妹「お兄ちゃん❤今日はお兄ちゃんの大好きな春巻き作ったよ❤クックパッドで一位のやつだよ❤」制服エプロン姿


妹「あー❤お兄ちゃんのゴミ箱の中すっごい臭い❤」くんかくんか


妹「ごめん❤お兄ちゃんのシャンプーとボディーソープをティアラの好きなやつに勝手に詰め替えといたの❤」


妹「一緒に表参道までお買い物デート行きたいな❤ティアラがお洋服買ってあげるから行こうよ❤そのラブライブTシャツなんて捨てちゃってさ❤」


妹「お兄ちゃんの好きなラノベのどこかにティアラのどすけべ写真がはさまってるよ❤探してね❤」


妹「洗濯物全部ティアラが畳んだんだよ❤お礼なんていいよ❤一枚もらったから❤」




~大学~


貴彦「イライラするイライラするイライラする!!!」頭ガシガシ


新太「たか、大変だな」


貴彦「マジで最悪なんだが……最近になってますますひどくなった」


新太「正直うらやましいよ、妹さんめちゃくちゃかわいいしな」


貴彦「ドブスじゃねーか!!ぺこーらと比べたら新橋のゲロだろ!!」


新太「たかは血がつながってるからそう思うんだろうな」


貴彦「もうゴミの話はいいよ!!ホロライブの話しようぜ!!」


新太「そういえばホロライブの8期生がもうすぐ発表されるって噂がニュー速であったな」


貴彦「まじかよ!?新太の情報アンテナすごすぎだろ!!楽しみだなー!!まあ、ぺこーらには絶対に叶わないけどな!!」


新太「ぺこらは世界一位だしな、超えることは有りえないけど」






~4月28日~


貴彦「お!!いよいよ8期生か!!」カチカチ


貴彦「一応チェックするかなー!!ぺこーらと絡むことになるだろうし!!」


~8期生発表会見~


貴彦「すげー視聴者数だな……なんだこれ……ホロライブすごすぎだろ」


貴彦「しっかし、8期生は金かけたな……5人いるけど4人ともキャラデザは合格、声も個性があっていいな、ゲーマーズは超えるかもな」


妹「……ずー……ずー」鼻ちょうちん


貴彦「うるせーな……自分の部屋で寝ろって言ってるのにこのブスは……」


妹「……むにゃ……お兄ちゃん……だめだよそんなところ」zzz


貴彦「ToLOVEるのクッションでも顔に置いとこ」ポス


妹「……ずー……ずー」


谷郷「では、8期生最後のメンバーです」


貴彦「お、最後か」


春風クラン「はじめましてー、みなさんこんばんわ、春風クランです、」ぺこり


貴彦「!?」ガタッ


春風クラン「自己紹介ですかー、えーっと、恥ずかしいなぁ、クランの好きなことは、お料理と、お洗濯と、お掃除と、お買い物かなぁ、」


貴彦「なんだこの子!!くそ清楚でかわいいじゃねーか!!キャラデザ完璧!!表情文句なし!!しかも声がやばすぎだろ!!うわ……コメントが走りまくってる」


春風クラン「え、クランの好みのタイプですかw、お兄ちゃんかなw」


貴彦「はぁ!?こんな子が妹とかそいつマジでぶっ殺すぞ!!」壁ドン!!


妹「……ん」むにゃ


谷郷「以上になります。ご視聴ありがとうございました。」


貴彦「はぁ……はぁ……」


妹「……ふぁぁ……お兄ちゃん……はぁはぁ言ってるけどどうしたの?……ティアラの寝顔に興奮した?」むくっ


貴彦「んなわけねーだろカス!ホロライブで可愛い子が入ったんだよ!」


妹「……またホロライブ?ほんと好きだよね……何がいいんだか全然わかんない」のびー


貴彦(春風クランか)








~大学~


新太「たか、俺春風クランのメンバー入ったぞ」


貴彦「え!?もう!?初配信もまだなのに!!」


新太「ああ、春風クランは伸びるぞ絶対」


貴彦「実は俺もめちゃくちゃ期待してる」


新太「たかはぺこーら、俺はクラン、推しが分かれそうだなw」


貴彦「え!?新太はぺこーらから推し替えか!?」


新太「いやまだわからんけどwちゃんと性格を見ないとなw」


貴彦「……」










~春風クラン初配信~


貴彦「ぺこーらの可愛さを超えるなんて有り得んだろ」イライラ


貴彦「春風クラン、実力を見てやる」カチ


春風クラン「こんばんわー、みなさんどうもはじめまして、春風クランです、以後お見知りおきを、」ニコニコ


貴彦「……」


~1時間後~


貴彦「ぐへへ」鼻の下のびー


貴彦「すげー、同時接続数がホロライブの歴史を塗り替えたな……やっぱ清楚すぎだろこの子、本当にかわいい」


貴彦「気に入った子しかコメントしない主義だけど、書いてみるか」カタカタ


春風クラン「たかひさんはじめましてー、来てくれてクランとってもうれしいな、」ニコ


貴彦「し、白コメ読んでくれた……しかも名前も読まれた……」とろーん


貴彦「も、もう一回いくか」カタカタカタカタ


春風クラン「ゲームですか、大好きです、エペだとやっとダイアモンドまできたところなんです、」


貴彦「なに!?!?エイペックスでダイアモンドだと!?!?こんなに清楚なのにFPSうまいじゃねーか!!」バックンバックン


貴彦「俺はマスターだから教えてあげられるかもしれんな!!」わくわく


貴彦「ちょっとXを調べてみるか……」カタカタカタカタ


貴彦「……もう春風クランのイラストがこんなに投稿されてる……うわ……クランは清楚系なんだからこんなエロいのまずいだろ……」


貴彦「……ぁ」むくむく


貴彦「後で使お」カチカチ保存


貴彦「これはもう、メンバーに入るしかねーな」カチカチ クレカ情報カタカタカタカタ ッターン


春風クラン「わー、たかひさんメンバー入りありがとー、ずっと仲良くしたいです、」ニコニコ


貴彦「う、うへ、うへへへへ、うへへへへへへへ」ぽわぽわぽわーん


貴彦「も、もうしょうがねーな!!!!ぺこーらにも打ったことがないけど、バイトで貯めた5万使ってやるか!!」カチカチ カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ ッターン


スーパーチャット たかひ 50000円

【俺はエイペックスのマスターだからアドバイスできるよ!俺を頼ってくれて良いよ!クラン!君と出会えて本当に良かった!本気で好きになってしまったよ!毎日配信チェックするね!これから音楽活動したり、ライブしたり、イベントしたり、忙しくなるだろうけど、俺はずっと見守ってるからさ!8期生発表会見を見たけど、クランはお兄さんが好きなんでしょ?俺は君のお兄さんになりたかったな!そしたら毎日楽しかったのに!なんちゃってwww】


春風クラン「……」


春風クラン「……」


春風クラン「……」にや


貴彦「ん?」


春風クラン「お兄ちゃん❤まだわかんないの?❤ティアラだよ❤毎日毎日ぺこーらぺこーら言ってるから目を覚ましてあげようと思ってさ❤」


貴彦「」


コメント数 ズドドドドドドドドドドド


春風クラン「みなさん、実は春風クランの本名はティアラって言います。クランはティアラを反対にした感じで、春はお兄ちゃんを好きになった時の季節❤お兄ちゃんがだいだいだいだい大好きな女子高生です❤ティアラはずっと思ってました。ホロライブって絵じゃん!卑怯じゃん!だからティアラは谷郷さんに怒られる覚悟でルールを破ります!」カチ


妹「これが本当の顔です!」


コメント数 ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド


妹「今からティアラのお兄ちゃんコレクションをみなさんにお見せします!まずはトランクス❤毎日匂い嗅いでます❤」


妹「次はこれ、昨日のオナティッシュ❤すごい臭いだけど、くせになるよねー❤」


妹「次は……お兄ちゃんのおしりの写真❤おしりの穴の周りが変な色でかわいー❤ぺこら先輩にも見てほしい❤」


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド


バアン!!!


貴彦「おいクソドブス!!!今すぐ配信やめろ!!!!!!!!!」


妹「これがティアラのお兄ちゃんです❤かっこいいでしょ❤」


貴彦「このゴミ野郎!!!!!!!!!!俺をコケにするのをやめろっつってんだろ!!!!!!!!!」魂心の面蹴り


妹「遅いって」トン


貴彦「くっそおおお!!!!!」ドンガラガッシャン!!!!!


妹「もー❤ティアラには勝てないってば❤」


貴彦「いってええ!!!!てめえ覚えとけよ貧乳が!!!!」涙目


妹「それはぺこらもじゃん❤お兄ちゃん、これでちょっとはティアラの事、見直した?」


貴彦「んなわけねーだろ!!!!!俺の5万返せよ!!!!!!どんだけスーパーで品出ししたと思ってんだよくそが!!!!!!!!」涙つー


妹「ちゃんと返すから大丈夫だよ❤ティアラ、絶対にお兄ちゃんのこと諦めないからね❤」


貴彦「お前だけは絶対に許さねーからな!!!!!!!俺のパンツ返せよ!!!!!」ぶわぁ!


妹「それじゃあみなさん、次の配信はあるかわからないけど、もしよかったらお兄ちゃんとティアラを応援して下さい!ばいばい!」カチ

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