第一章 兄妹
貴彦「あはははwwwwやっぱぺこーらはおもしれえわwwww」ゲラゲラ
妹「だーれだ?❤」
貴彦「おい!!てめえ邪魔するんじゃねえよ!!」バシッ
妹「だってかまってくれないんだもん……」
貴彦「なんで大学生にもなって妹なんかと遊ばなきゃなんねーんだよ!!」
妹「別にいいじゃん!!ティアラ遊んでほしい!!」
貴彦「その名前もイラつくんだよ!!部屋から出てけブス!!」
妹「ひどい……女子高生にむかってそんな酷いこと言わないでよ……好きだから許すけど❤」
貴彦「お前はどうしたら兄離れするんだよ!!普通は兄なんてうぜーとか洗濯物一緒にすんなとか言うもんだろ!!」
妹「えーそれって子供じゃない?ティアラはお兄ちゃんが大好きだから一緒にいたいし、洗濯物なんて女物のほうがよっぽど不潔だけどwティアラのパンツ見る?すごいよ」スカート持ち上げ
貴彦「見ねーよ馬鹿!!!今すぐ消えろや!!!」ドンッ
妹「もー!わかったよ!!絵にコメント読んでもらってれば!!童貞!!」ガチャバタン
貴彦「やっといったかwwwあはははははぺこーらゲーム下手くそだなぁwwwww優しい俺がアドバイスしてやるかwwww」カチカチ(スパチャ準備)
ママ「貴彦ー!!お風呂入っちゃいなさい!!」
貴彦「はーいママー!!」ッターン!!
ぺこら「ふむふむ……たかひさんいつもありがとう!アドバイス通りやってみるぺこ!」
貴彦「よし!今日は2回ぺこーらにアドバイスできたぞ!!充実してるぜぇ!」肩コキコキ
貴彦「ふろふろ」ガチャバタン
貴彦「3日ぶりの風呂はたまらんなぁ!」チャプチャプ
がちゃがちゃがちゃがちゃ
貴彦「鍵閉めてるに決まってんだろ!!!宿題でもやれ!!!」
すたすたすた……
貴彦「ふー!!いい湯だったー!!やっぱ清潔にしとかないとな!!明日も大学だし!!」ぽかぽか
貴彦「寝る前にフリーレンの最新話でも見るかな!!これの作者よく考えたよな!!なんで冒険のおしまいが始まりなんだよ!!」
~葬送のフリーレン 再生中~
貴彦「なかなかおもしろかったな!!」
貴彦「今日は疲れたなー!!」のびー
貴彦「あ、マッシュルの最新話も見なきゃ」
~マッシュル 再生中~
貴彦「やっぱ娯楽作品はギャグが大事だよな!!」
貴彦「じゃあ寝るか!!」電気カチ
貴彦「今日もぺこーらの抱きまくらをぎゅーしてスヤァだぜ!!」布団もちあげ
貴彦「……」
貴彦「……」
貴彦「……確かにぺこーらの抱きまくらは裸だったけど……あれ?」
貴彦「おい!!!!!!」抱きまくらがばっ
妹「えへへ❤」
貴彦「てめえふざけんなよ殺すぞこの野郎!!!この抱きまくらカバーいくらしたと思ってんだよ!!!頭の部分だけ切り取って被りやがってゴミクズがよぉ!!!」頭ガシガシ
妹「ぎゅーしてスヤァしたらいいじゃん❤」
貴彦「お前なんか触りたくねえよ!!汚いんだよ!!ファブリーズして寝るから部屋に帰れ!!」
妹「汚くないもん!!男も女も一緒!!ぺこらの中身だって同じだよ!!」
貴彦「てめぇ……ぺこーらを侮辱しやがったなぁ……」わなわな
妹「だって本当のことだもん!!」
貴彦「オラァ!!!」渾身のこぶし
妹「」すっ
貴彦「あっ」ドンガラガッシャン(未開封のフィギュアが崩れる)
妹「万年帰宅部が格闘技経験者に当てられるわけないじゃん……大丈夫?お兄ちゃん」
貴彦「なんでだよぉ……なんでお前は俺の邪魔ばっかりするんだよ……」ぐすっ
妹「あらら」
貴彦「別にホロライブに投げ銭したっていいだろ……童貞だって迷惑かけてないだろ……ほっとけよ……」涙と鼻水でぐしゃぐしゃ
妹「お兄ちゃんかわいい❤一生ティアラが守ってあげるからね❤」
貴彦「邪魔だって言ってんだろ!!!!脳みそねーのかてめえはよ!!!!!!」ぶわっ
妹「でも童貞は捨てとけば?顔が似てることが気になるならこれ被るからさ❤」ひらひら
貴彦「あとでママに縫ってもらうんだから汚すなドブス!!!」ぶわあっ
妹「お兄ちゃん怒りすぎ❤怒った顔もかわいいけど❤」
貴彦「自分の部屋に帰れよ!!」グスッ 鼻チーン
妹「おやすみお兄ちゃん❤」ガチャバタン