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詩❲心理描写-暗❳

辛いことがあった日は玉ねぎを炒めてみる

作者: 日浦海里

辛いことがあった日は

玉ねぎを炒めてみる


カラメル色になるよりは

透明でしんなりするように

弱火でじっくりじっくりと


炒めた玉ねぎで何を作ろうか


トマトとコンソメでスープを作ろうか

お肉を炒めてソースを絡めてみようか


炒められた玉ねぎから

白い蒸気が立ち始める


包み込むような湯気に触れて

不意に涙が零れる


玉ねぎの成分が目に触れて

自然と涙が零れてく


少し痛くて

少し痛くて


でもこれは玉ねぎのせいだから

仕方がない

仕方がない


今日はとても寒いから

芯から温まるスープにしよう


きっと身体を内側から

満たしてくれるはずだから

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― 新着の感想 ―
カラメル色になるよりは 透明でしんなりするように 弱火でじっくりじっくりと ⇧ ここ 最後まで読むと印象変わる( ง ᵒ̌∀ᵒ̌)ง» 最初は「チャツネにはしないんだぁ〜」くらいに読んでたけど なんか…
[良い点]  玉ねぎ、甘くておいしいですよね。子供の頃は苦手でしたが、ピーマンなんかも大人になると美味しく感じるようになりました。不思議です^^ [気になる点]  芯から温まれば明日もがんばれそうです…
[良い点]  そう。タマネギのせいです。  涙を流したら、スッキリできるといいですね。  あたたかくて美味しいスープで身体も心もポッカポカ。
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