第一話 神様
誤字脱字があれば指摘をしていただけると幸いです。
「なに?ここ…」
「ふざけんな!どこだよここは!」
これは…誘拐?いや違うこんなところ地球にあるわけがない。地球に?もしかして異世界召喚?なーんてね。まあそんなことあるわけないしこれは夢だ。うん。たぶん昨日というか今朝までアニメの再放送を見てたのがこたえたんだろう。そうだそうに違いない。
【静まれいっ!】
「お前が誘拐犯か!なんだ何が目的だ!金ならないぞ!どこの家庭も親がサラリーマンだからな!」
「そうよっ!早く家に帰して!」
【静まれといったじゃろう!】
【それと今夢だと思っとるものもおるじゃろうがこれは現実じゃ現実逃避もほどほどにするように】
えっ?マジで?いやいやそんなわけないない。にしてもやけにリアルな夢だなこんな夢を見るとか俺もそろそろヤバいな
【儂は最高神すべての世界を統べる神じゃ】
【召喚されしものよ丁寧に話すと長くなる。じゃから簡潔にいくぞ】
「ちょっと待てよ召喚されしものってなんだよ!」
【じゃからそれを今から説明するんじゃろうが!】
【おぬしらはおぬしらの世界とは違う別の世界によって勇者とその仲間たちとして召喚された】
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「要するに神様。俺たちは、地球とは別の剣と魔法の世界いわば竜なクエストのような世界に魔王を倒すための勇者とその仲間たちとしてとある国に召喚された。そして俺たちを帰すことはできない。その理由は、神界の掟を破ることになるから。帰るためには、その世界で魔王を倒すなりなんなりして自力で帰る以外ない。ということですね?」
うん、これ夢じゃないわ。だって俺がこんな設定考えられるわけないしな。そうなるとかなりヤバい…。このパターンは能力をもらえるパターンだけどしょぼかったら最悪だ。でもまあどうすることもできないしなるようになるさ。
【そういうことじゃ】
【まだ時間もある。質問があるなら聞いてやるぞ】
「みんなとりあえず俺が代表して質問するけどいいか?」
「お前なら信用できる…いいぜ!なあみんな」
「ああ!」
今のクラスメイトから圧倒的な信頼を得ているあいつの名前は神楽坂正義頭脳明晰スポーツ万能なイケメンでその上可愛い双子の妹もいるというリアルチート野郎である。でもそんなやつが男子にも人気なわけないだろうって?そりゃそうさあいつがただのリアルチート野郎であればな。まあこの話はまた次の機会に。
「ということですので俺が代表して質問します。まずここはどこなのですか?」
【ああそれを言っておらんかったの。ここは狭間の世界。世界と世界をつなぐ場所。簡単に言えば言えば召喚されたものが初めにきておぬしらのように説明を受ける場所じゃな】
「次に神様。魔王を倒すなりなんなりとはどういうことですか?そしてどうして魔王を倒せばかえれるんです?」
【それはじゃな流石に異世界召喚ともなると人にはできん。つまり異世界召喚にはその世界の神が関わっておる。じゃから神界の掟によりすべてが終われば元の世界に送り返すはずじゃて。もっとも本人が帰還を望まない場合と死亡した場合は別じゃがな】
「みんなやったぞ!帰ることができるんだ!」
「でもそれは魔王を倒したあとなんでしょ?私たちはただの学生なんだから魔王なんて…それどころかそこら辺の敵にすらやられちゃうわよ!」
「そうだ!これは、ゲームじゃないんだ殺されたらほんとに死ぬんだぞ!」
【まあ安心せいおぬしらの体は異世界に渡ることにより大幅に強化されておるだからといってもレベル1じゃしレベルを上げんとすぐ死ぬがな】
【む?ああもうそろそろ時間じゃの】
【後のことは呼び出した世界の住人に聞け】
【では送るぞ!】
【また会えることを期待しておるぞ】
その声が聞こえた瞬間また目の前が真っ白になった
「ちょっと待ってくださいまだ神様に聞きたいことg…」
【ふう…行ったかじゃがあのようなことを言ったがあの世界は他の世界と比べてレベルが違う。。今度は何人生き残るか…】
【じゃがどんなことになろうともそれは運命…逃れることはできぬ】
どうも遅くなり申し訳ございません。人の夢と書いて儚いです。一度データが吹っ飛んだりいろいろありここまで遅くなってしまいました。そして今度はリアルがまた忙しくなるので投稿が遅くなるかもしれませんがエタることだけは絶対にしないつもりなのでよろしくお願いいたします。