アヤカシマトヒ 天照月ノ章
名家、五十六城家に生を受けた、父を知らない青年、新月は、十五になると自らの新名と先行き決める改名式を目前にして、それらを決めあぐねていた。
書庫に隠されていた、代々伝わる巻物から、五十六城家の秘密と、父の運命を知る。五十六城家は代々、「モノノケ」と戦う「妖纏(あやかしまとい)」の一族で、父は「モノノケ」を封じるため、命を斗していたのだ。
しかし、あと数年もすれば「モノノケ」はまた現れるようになるという。父の命に報いるため、そして人々のため、新月は、己の未来と名を決める。
書庫に隠されていた、代々伝わる巻物から、五十六城家の秘密と、父の運命を知る。五十六城家は代々、「モノノケ」と戦う「妖纏(あやかしまとい)」の一族で、父は「モノノケ」を封じるため、命を斗していたのだ。
しかし、あと数年もすれば「モノノケ」はまた現れるようになるという。父の命に報いるため、そして人々のため、新月は、己の未来と名を決める。
焔の「妖纏」
2017/09/24 23:02
(改)