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名探偵はあてにならない。  作者: 龍
CASE:4 降霊会殺人事件
10/34

第10話  死体は移動するか?

今回からCASE:4です。


登場人物


 出町昇之介でまち しょうのすけ・・・東都高校2年。探偵クラブの創設者で、ナマケモノで有名な高校生探偵。


 古野直翔ふるの なおと・・・東都高校2年。探偵クラブに所属する。出町のサポート役。


 佐伯青葉さえき あおば・・・東都高校1年。新聞クラブに所属しており、出町らとは『雪枕温泉殺人事件』で知り合った。


事件関係者


 橋本京介はしもと きょうすけ・・・白馬大学の3年生で「ミディアム」のリーダー。長身のイケメン。


 石川真平いしかわ しんぺい・・・白馬大学の3年生で「ミディアム」のメンバー。今回の降霊合宿には参加していない。


 寺田紗希てらだ さき・・・白馬大学の3年生で「ミディアム」のメンバー。橋本とは恋人同士のようだが……?


 水野康一みずの こういち・・・白馬大学の3年生で「ミディアム」のメンバー。眼鏡をかけていて太っているため、よくオタクに間違えられるらしい。


 八原俊也やつはら としや・・・白馬大学の2年生で「ミディアム」のメンバー。オカルトに詳しいらしい。


 佐和山灯里さわやま あかり・・・白馬大学の2年生で「ミディアム」のメンバー。オカルトが苦手なのになぜかサークルに入っている。


 城戸健治きど けんじ・・・白馬大学の2年生で「ミディアム」のメンバー。チャラチャラしているが、これでも理系のエリート。


 浅沼春奈あさぬま はるな・・・白馬大学の2年生で「ミディアム」のメンバー。考古学者を目指しているようだ。

 2月の冷たい太平洋を、その船は進んでいた。


「ほら、見えてきましたよ出町先輩、古野先輩。あれがキャンドル館です」


 そう話すのは佐伯青葉。雪枕温泉での事件で出町らと知り合った、東都高校新聞クラブに所属する1年生だ。そして……。


「うーん。やっと着くのか……」


「出町。お前、船酔いするならするって正直に言えよな。もうちょっとで海を汚すところだったろ」


 出町昇之介、そして古野直翔。東都高校探偵クラブの面々である。なぜこのどうでもいいような彼らが船に乗っているのかと言えば、その発端は1週間前にさかのぼる。


 新聞クラブの特集記事でオカルト特集を組むことになり、その取材を任されたのが青葉だった。ところが青葉はオカルトへの免疫が無く、そこでボディーガードの役割として、出町と古野をホコリくさい書庫から引きずり出してきたというわけだ。もっとも彼らにしてもオカルト耐性が特にあるわけでもなかったのだが。


「それで……何だっけ? このサークルって」


「白馬大学のオカルトサークル『ミディアム』ですよ。ミディアムって霊媒の意味があるらしいですね」


 古野の質問に笑顔で答えた青葉の肩に手が置かれた。


「東都高校の新聞クラブの子だったよね?」


「あ、はい。佐伯青葉と言います」


「よろしく。僕は『ミディアム』のリーダーを務めている橋本京介だ。そちらのお二人は?」


 橋本と名乗るイケメンが探偵クラブの二人に目を向ける。


「あ、俺は東都高校2年の古野と言います。こっちの船酔いしてる奴は出町昇之介、俺の友達です。俺達は新聞クラブの手伝いとして呼ばれたんです」


 船酔いですっかり顔が死んでいる出町に代わり、古野が自己紹介をする。橋本の端正な顔に小さな笑みが浮かんだ。


「よろしく。ところで……君達は怖いのは大丈夫なタイプ?」


「え、まあ、割りと大丈夫な方だと思いますけど」


「そうか! それなら心配いらないな。じゃあ、そろそろ島につくから準備しておいてくれ」


 そう言うと、橋本は船のデッキに集まっていたサークルのメンバーの元へと戻っていった。何かスポーツでもやっていたらしく、かなりの長身だった。


「じゃあ、わたしたちもそろそろ下船の準備をしちゃいましょう!」


 青葉に促され、古野は出町をなんとか起こして荷物をまとめ始めた。



***



 キャンドル館。

 それが、白馬大学のオカルトサークル「ミディアム」の降霊合宿が行われる館の名である。もともとは、サークルのリーダーを務める橋本の祖父が別荘として所有していたらしいのだが、その祖父が亡くなってからはあまり使われなかったのだという。


「……けっこう綺麗な館ですね……。長く使われていなかった割には」


 船酔いからすっかり回復した出町は、館に足を踏み入れた途端に不思議そうにつぶやいた。


「人を雇って、何度か掃除をさせていたらしいからね」


 橋本が答える。実家は相当な金持ちらしい。


「さてと、諸君。好きな部屋を使ってくれたまえ。それと、高校生もいることだし、簡単な自己紹介も兼ねてオープニングセレモニーを開きたいから、部屋に荷物を置いたら大広間に集まってくれ」


 橋本の言葉でサークルのメンバーは散会した。


「君たちも自由に部屋を選んでくれ」


「あ、あの……。俺たち、まだこの館のことよく分かってないんですけど……」


 古野がおずおずと手を挙げる。


「あ、ごめんごめん。じゃあ、僕が館をざっと案内してあげるよ」


 橋本の案内で3人は館を見回ることになった。


 それによればキャンドル館は、宿泊施設も兼ねた3階建ての本館と、中庭を挟んでそれを取り囲むように建つ4つの館、土星館、木星館、水星館、礼拝堂から成り立っているのだという。と言っても、今回の合宿で使うのは本館だけで、他の館には入らないようにと橋本から忠告された。

 それにしても―。

 たまにしか手入れがされていないにも関わらず、西洋式の中庭や4つの館は見事な美しさを保っており、まるでそれら自体が生きているかのように感じられた。


「どうして、惑星の名前が館についてるんですか?」


 青葉が不思議そうに尋ねる。


「ああ、僕もよく知らないんだけど、祖父は宇宙学者だったらしいんだ。昔はもっと館が多くて太陽系の惑星全てを網羅していたらしいんだけど、火事で焼失してからは土星、木星、水星の3つの館だけになってしまったらしい。お」


 橋本が立ち止まる。


「ここが館の2階だ。見晴らしも良いし、ここに泊まってくれ。じゃあ、準備ができたら1階の大広間に来てくれたまえ」



***



 3人が大広間に下りてきた時には、既に橋本を含めたサークルのメンバーは全員テーブルについており、陽は西に傾いていた。


「み、皆さん!? どうしたんですか、その格好は」


 声を上げたのは青葉だった。

 それも無理はない。サークルのメンバーたちが皆、ローブに身を包んでいたからだ。


「ハハハ、気にしないでくれ。これは降霊の衣装だよ」


 純白のローブを着た橋本が答える。どうやら、白いローブはリーダーの証のようで、他のメンバーは皆黒いローブだった。


「ああ……。降霊の衣装でしたか。失礼しました」


 出町と古野が苦笑いを浮かべながら席につく。内心、とんでもないところに来てしまったと思っていたとは悟らせないように。


「よし、それでは自己紹介を始めよう」


 橋本が起立する。


「改めて、僕は橋本京介。このサークルのリーダーで、白馬大学の3年だ。大学では社会学を学んでいる。よろしく頼むよ」


「橋本さんは何かスポーツでもやってらしたんですか?」


 出町が手を挙げて質問する。橋本の背の高さがずっと気になっていたらしい。


「ああ、高校までバスケをやっていたよ。と言っても身長が高いだけで、あんまり活躍はできなかったよ」


 橋本が恥ずかしそうに笑う。それから、右隣に座っていた、気の強そうな女性に自己紹介を促す。


「彼女は寺田くんだ」


「そう、私は寺田紗希。白馬大の3年で、文学を習っています。オカルトにはあんまり興味ないけど、橋本君に誘われたからこのサークルに入ったの」


「あの……。お二人はどういうご関係なんですか?」


 出町が不躾な質問をぶつける。


「ああ、いや。僕たちは単なる友達さ。決して君たちが想像しているような関係じゃない」


 橋本が少し顔を赤らめながら答える。出町はまだ疑っているようだったが……。


 次に立ったのは眼鏡をかけた太った男だ。


「ボ、ボクは水野康一。白馬大学薬学部の3年だよ。太ってて眼鏡をかけてるから、よくオタクに間違えられるんだけど、ボクは決してオタクじゃないから、そこんとこヨロシク」


 口ではそう言っているが、どう見てもオタクにしか見えない男だった。


「ハハハ。水野はオタクに間違えられるのが嫌なんだ。まあ、気にしないでくれ。……僕と、寺田くんと水野はこのサークルを創設したメンバー、つまり1期生なんだ。本当はもう一人、石川真平っていう医学部の奴がいるんだけど、体調を壊したみたいで今回の合宿には来てないんだ」


 青葉が真剣にメモをとっている。そうか、そう言えば取材に来たんだっけ、と古野はここに来た目的を忘れていたことに今さらながら気づいた。


「その石川さんって、俺まだ会ったことないんですけど」


 おとなしく座っていた眼鏡の美少年が口を挟む。


「ああ、そう言えば八原君は、サークルの飲み会には来てなかったな。まあ良いよ、今度会えばいいさ」


 八原君、と呼ばれた美少年は黙ってうなずくと、続けて自己紹介を始める。


「俺は八原俊也。白馬大学の2年生で、専攻は機械工学です」


 機械工学……? そういえばどっかで機械工学専攻の大学生と会ったことがあるような気が、と思ったのは出町だけではなかった。古野も「機械工学」という言葉に反応していた。


「あー! たかしさんだっ!」


 一足早く思い出したのは出町だった。たかし、と聞いて古野もハッとする。

 2人の同級生、小早川さおりの故郷である長野県穂坂村で起きた事件。さおりの兄が小早川たかしという機械工学を専攻している、眼鏡をかけた真面目そうな男だったことを2人は同時に思い出していた。その話をすると八原は、


「ああ! たかしさんね! 俺と同じ研究室だよ。けっこう仲良いんだ」


「へええ! こんなところで意外な縁と巡りあうもんだねえ」


 と、やけに芝居がかった語りで話す出町をよそに自己紹介は続いた。次に立ったのは、気の弱そうなショートヘアの女性だった。


「わ、わたしは、佐和山灯里と言います。白馬大の2年で、将来は小学校の先生になるために、教育学を学んでいます。オカルトみたいなのは、苦手なのでお手柔らかにお願いします……」


「佐和山、お前オカルトが苦手なのに何でこのサークルに入ったんだよ?」


 八原が当然の疑問をぶつける。途端に佐和山は顔を真っ赤にして首を振った。


「そ、それは! ええと……そ、そうだ! 城戸君に誘われたからよ」


「なーんだ、お前も城戸に誘われたのかよ」


 城戸、という名前が出る。その城戸らしき男が立ち上がった。


「悪いかよ。オカルトサークルなんて一人で入れないだろ。あ、オレは城戸健治。白馬大の2年だ。一応、専攻は化学だ。よく似合わないって言われるがな」


 確かに化学者のタマゴには到底見えないチャラチャラした男だった。


「別にオカルトサークルだからって一人で入っちゃいけないってことはないんじゃないの?」


 声を上げたのは城戸の隣に座っていた女性だった。どうやら彼女が最後の一人らしい。


「あたしの名前は浅沼春奈、考古学部の2年よ。よろしくね、高校生さん」


 そう言って彼女が席につくと、橋本が再び立ち上がった。


「さて、自己紹介が一通り終わったところで、まずは諸君の携帯を回収させてもらうよ」


「ええっ!? どういうことですか、橋本さん」


 出町が奇声を上げる。


「降霊には必要ないだろ? それに、途中で帰ることも許されない。降霊は、神聖なる儀式だからね」


 そう言うと、橋本は麻袋を取り出してそこに一同の携帯を入れ始めた。それが終わると、袋の口をしっかりと縛り、席につく。


「それでは改めて、今回の降霊会の趣旨を説明したいと思う」


 広間に静寂が訪れる。


「降霊で呼び出すのは、小林那月。2年前に自殺した、我がサークルのメンバーの霊だ」


「自殺……?」


 出町がつぶやく。


「奇妙な遺書を残して首吊り自殺をしたんだ。その遺書の文面が『これ以上、自分の中に流れる血が穢れていくことに耐えられない』……」


 橋本はそこで一呼吸置いた。


「奇妙な自殺だった。そこで、我々は彼女の霊を呼び出し、自殺の真意を尋ねたいと思う。一応聞くが、異論はあるかい?」


 古野と青葉はびびって体を震わせていたが、それ以外の(探偵モードの出町を含めた)メンバーに異論はないようだった。


「よろしい。では、諸君。降霊会の前に腹ごしらえといこうか」



***



 夕食を終えていったん自室に戻った出町と古野、青葉は、出町の部屋に集まって話しこんでいた。


「降霊会かー。何で俺、こんなとこに来ちゃったんだろう?」


 古野は頭を抱えていた。ここへ来る時の船では「怖いのは大丈夫」と言っていたくせに、と出町がバカにすると、


「だって、実際に霊と交信するなんて聞いたら、誰だってびびっちまうだろ?」


「それはわたしもですよ、先輩。いざ来てみたは良いものの、やっぱり降霊を前にすると恐怖に押しつぶされちゃいそうです」


 青葉と古野がうなずき合うが、出町はそれには目もくれず沈思黙考していた。


「どうしたんだよ、出町。自殺したっていう人が気になるのか?」


「……いや、気になるのはあの遺書さ」


「遺書?」


「ああ。『これ以上、自分の中に流れる血が穢れていくことに耐えられない』……果たしてどういう意味だろう?」


 古野と青葉も遺書の文面を思い出していた。


「うーん……。まあ、考えててもしょうがないだろ。そろそろ最初の降霊が始まる時間だぜ」


 古野に促され、しかたなく出町は思考を中断した。



◇◇◇



 橋本京介は自室に戻り、ローブを脱いでくつろいでいた。テーブルにはワイン。

 そこへドアがノックされる。


「うん……?」


 ソファから立ち上がり、訪問者を出迎える。


「なんだ、君か。入りたまえ」


 そう言ってその訪問者に背を向けたところで―。



◇◇◇



「遅いなぁ、橋本の奴」


 出町らが大広間に下りてみると、そこには既に「ミディアム」のメンバーが集まっていた。……ただ一人を除いて。


「あれ、どうしたんですか。水野さん」


「いやぁ、橋本がまだ下りてこないんだよ。とっくに降霊の時間だって言うのに」


 腕時計は午後8時をとっくに回っていた。


「それに変な手紙も置いてあるし」


「変な手紙?」


「ボクがここに下りてきたらテーブルの上に置いてあったんだよ、この手紙が」


 そう言って水野は手紙を差し出す。そこには真っ赤なインクで次のように書かれていた。


『この降霊会は呪われている。死者を呼ばんとする者、我に生贄を捧げよ。我が名はブラッディメアリーなり』


「ブラッディメアリー……?」


 出町が首をかしげると、八原が話し始めた。


「ブラッディメアリーというのは、アメリカの霊ですよ。夜に鏡の前に立って名前を3度呼ぶと現れるという……」


「じ、実際の霊!?」


 古野と青葉は完全に怯えていた。


「その霊が現れたっていうんですか?」


「分からない……」


 八原が首を振った時、佐和山の悲鳴が上がった。


「ど、どうした!? 佐和山!」


「あ、あそこ! 館が燃えてるの!」


 佐和山が指さしたのは中庭を挟んだ向こう側、木星館だった。確かに煙を吐いて燃えていた。


「いったいどうしたっていうんだよ、これはっ!?」


 出町を筆頭に一同は駆け足で木星館へと向かう。見間違いではなかった。確かに館は燃えていた。

 ドアを開け放つ。


「!! く、来るな!」


 出町が後ろからやってくる一同を制止する。


「どうした? 何があった!?」


「……死体ですよ。橋本さんの。バラバラになった死体がね」


 異常な光景だった。

 燃え盛る火の向こう側にあったのは、四肢を見事に切断された橋本の死体だった。血に染まった純白のローブで辛うじて橋本だと分かるくらいに、その損傷はひどかった。


 出町は何とかその死体に近づこうとしたが、火の勢いはあまりに強く、全く近寄ることを許そうとはしない。


「くそっ!」


 古野に引っ張られ、出町は館から離れざるを得なかった。



***



 燃える炎。

 見事な切断面。

 深紅のローブ。


 ……。


 寝覚めは最悪だった。

 朝になって木星館の火は一通り鎮火していたが、ガレキが多すぎてとても近づける状況ではなかった。


 ……。

 昨夜の出来事は出町に屈辱を与えた。無論、あの死体のむごさもあるだろうが、それだけではなかった。目の前の死体に近づくことさえできなかった。その圧倒的な無力感に、出町は自分を見失いそうになっていた。ところが……。

 大広間に下りてみると、さらなる出来事が彼を待っていた。


「おお、出町! こっちへ来いっ!」


 古野に呼ばれる。

 テーブルの上には、昨日のものと酷似した手紙が置いてあり、見覚えのある深紅のインクがおどっていた。


『生贄は頂いた。されど、まだ血は足りず。生贄は土星館に返した ブラッディメアリー』


「生贄を……返した?」


「とりあえず土星館に行ってみようぜ」


 古野の一言で出町と、一同もぞろぞろと動き始めた。


 木星館の燃え残りを横目に、緑が美しい庭を横切り、土星館に向かう。

 昨夜と同じく、出町がドアを開ける。と言うか、出町以外誰も開けようとはしなかった。

 そこには―。


「こ、これはっ!」


 出町の目が見開かれる。と同時に鼻を刺す血のにおい。

 そこにあったのは昨夜と同じ光景。足りないのは燃え盛る火だけで、バラバラになった橋本の死体がそっくりそのままそこに横たわっていた。


「いったいどういうことだ……? 死体は炎の中、近寄ることさえできなかったはず。なのに、なのになぜ、死体が土星館に移動してるんだ!?」


 そこには出町の経験した中でも、最も猟奇的で不可解な謎が横たわっていたのである。

被害者

 橋本京介・・・絞殺


“ブラッディメアリー”を名乗る犯人は誰か?

 石川真平・・・「ミディアム」のメンバー。

 寺田紗希・・・「ミディアム」のメンバー。

 水野康一・・・「ミディアム」のメンバー。

 八原俊也・・・「ミディアム」のメンバー。

 佐和山灯里・・「ミディアム」のメンバー。

 城戸健治・・・「ミディアム」のメンバー。

 浅沼春奈・・・「ミディアム」のメンバー。


○今回の謎

 Q,犯人はどうやって燃え盛る館から橋本の死体を連れ出し、土星館に移動させたのか?

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