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これは夢?

作者: ゆき
掲載日:2026/05/24

 ここ最近変な夢を見ることが度々あった。

 それは私が目を覚ますと白衣をきた人たちが透明な半円のポット越しに私を覗き見ている夢だ。手にはボードとペンを持ち何かを記録しているように見えた。


**************


「よし!体調は悪くなさそうだな、再びガスを入れてくれ」

「わかりました」

「あともう少しだからなあともう少しで次の惑星に着く、そこまで」

「うあうあうああわあわわわわー」

「先生!No.123が暴れ出しました」

 先生と呼ばれた男が見に行くと半円の透明なポットの中で人が白目をむいて、固定された腕や肩、足を激しく動かそうとしていた。

 固定された手首や足首からは、金具と擦れて血が出始めていた。

「鎮痛剤を」

 ポットに手が入るだけのちいさな穴が空いて肩の横から注射が入る。暴れていた人は次第に静かになっていった。

「あとで怪我の処置もしなければな」

 そう先生と呼ばれた男が言うと

「先生!?」

 男は疲れのせいか立ちくらみを起こした。

「先生も休んでください。そろそろ次の人も起きる時間だと思います。少しの間は私たちだけでも何とかなりますから」

「すまない、ありがとう。そうさせてもらうよ」

 先生と呼ばれる男は白衣を脱いで、ゆっくりと半円のガラスで覆われた自分のベットへと向かった。


**************


 ここ最近同じ夢を見る。

 それは透明なガラス越しに白衣をきた大人たちが僕を観察して、何かを記録している夢だ。ただそれが本当に夢なのかもよくわからないんだ。よくわからないまま、気がつくと目を閉じてまた違う夢を見る。それの繰り返し。

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