表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+one  作者: 狐ン
1/3

プロローグ

バーチャルYouTuberやってます。

 人と関わるのが、辛い。何時からだろう、こうなったのは。人が怖い、人と関わるのが怖い、何よりそんな自分が怖い。だから、自分を押し殺す。猫を被って、生きていく。


---


 人と関わるのが、辛い。どんなに人を愛しても、やがて皆死んでいく。自分が怖い、他人が羨ましい。だけどそれは叶わない。だから人とは関わらない。


---


 六歳の時、交通事故で目の前で両親を失った。いや、正確には()()()()()()か。当時の事はよく覚えていない。気付いた時には両親の葬式が終わっていて、親戚の家に引き取られていた。なんだか優しそうだ、と思っていた気がする。


 最悪だった。

 いや、それでは表せない、もっと恐ろしいもの。


 日常的に暴力が振るわれ、食事をくれない事なんて何時ものことだった。奴らは善人の皮を被った悪魔だ。


 痛い。

 苦しい。

 死にたい。


 その癖死のうとすると必死で止めにくる。


 奴らの行動が世間にばれ、逮捕されるまでの三年間、学校にも行かせて貰えず、暴力に耐えることが生活の全てだった。

 施設に入れられてから知ったことだが、奴らは以前にも同じ事を繰り返していたらしい。


 この施設は16になると出ていかなければならない。7年間誰にも心を開けなかったから、どうなるか心配ではあったが、丁度いいタイミングで里親が見つかった。優しそうなお婆さんだ、少なくとも外見は。よくわからない内に正式な里親になったお婆さんと一緒に、俺は施設を出た。

次回も出来るだけ早く投稿したいですね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ