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Another world online  作者: そにち
4/16

探索にお宝を求めるのは間違っているだろうか 1

未だにキャラが主人公以外出ていないんですがどうしましょう……キャラが一人だと書きやすいことに気がついてしまった(o・д・)。

くぅ……名前考えるのが一番ツライんですよ……。



「装備O.K.行くか」


俺は棺のある部屋で、装備の確認をしていた。実はあの部屋に結構アイテムがあったのだ、棺も回収できてしかも、棺は吸血鬼の回復アイテムだった。置いて使うアイテムでHPMPの回復速度を寝ている間極上昇という効果だった。あと、短剣があって、これが強力だったのだがステータスが足りなくて装備できなかった。

これがその短剣のステータスだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【吸魔剣 ノワール】


◦攻撃力 666◦耐久力2500/2500

◦ATK+150◦AGI+75◦STR+50◦MIN+50

◦必要ステータス

AGI 750 INT 500

◦武器スキル〈アクティブ〉

〈吸血乱舞〉CT 3600/s 効果時間 600/s

◦ステータスALL+1000

◦効果中切りつけた傷口は塞がらず継続ダメージとなる。

◦血魔法のダメージ+250%

◦武器スキル〈パッシブ〉

〈吸血〉切りつけるたびダメージの四分の一HPMP回復

〈吸魔〉3秒以上根元まで突き刺すと1秒毎にMP500吸収


 【この装備は吸血鬼専用装備です】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 強くね?あり得ない強さだよこれ、ステータスが足りないけどこれからレベルアップして入手できるステータスポイントはAGIとINTにつぎ込むわ。いやー、出来れば探索で防具も欲しいけどこいつゲットしたからもう手に入んねぇかな……。

 

「行くか……」


もうここには何もないので探索に行くことにした。マップを開いてもどこかはわからない。なんか場所の名前も?になってて、自分の周りも真っ暗になってるからマッピングが必要なんだろう。


俺は廊下に出ると、ぼろぼろの壁から差し込む日の光を避けて進んだ、ダメージ痛いからな。


なんとなく右に進んだ俺は廊下の先に動く影を見つけた。


「〈ハイド〉」


隠密スキルを使用して近づくと、そこに居たのは雑魚の名物スケルトンだった。

名前は…………〈Decadent Knight〉朽ちた騎士か、通りでフルプレートアーマーとぼろぼろの剣をもってるわけだ。LVは……。

な…LV65!?勝てるわけねぇじゃねーか。こちとらLV1だぞ?どんなとこ初期リスポなんだよ、おかしいだろ。

あー、隠密取っといて良かった……。


俺はスケルトンに気付かれないようにそっと後ろを通って歩いた。


 が、スケルトンはこっちに頭蓋骨だけを回して俺のことをしっかりと見てきた。


「ちっ、気づかれた……。」


俺はダッシュして走ったがすぐに追いつかれて背中を切りつけられる。


「うぐっ……」


HPがぎゅーんと減って呆気なく0へ、最後に見たのはカタカタと顎を鳴らして嗤うスケルトンの顔だった。


ちっ、てめえいつか殺してやるよ。骸骨のくせになまいきな。

そんなことを思いながら俺はポリゴンとなって砕け散った。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◦〈Kecadent Knight〉に殺されました。レベル差戦闘ボーナスとしてEXP13000を入手しました。


◦LVアップしましたステータスポイントを50入手しました、スキルポイントを1ポイント入手しました。

◦LVアップしましたステータスポイントを50入手しました、スキルポイントを1入手しました。

◦LVアップしましたステータスポイントを50入手しました、スキルポイントを1入手しました。

◦LVアップしましたステータスポイントを50入手しました、スキルポイントを1入手しました。

◦LVアップしましたステータスポイントを50入手しました、スキルポイントを1入手しました。

◦LVアップしましたステータスポイントを50入手しました、スキルポイントを1入手しました。

:

: etc……

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


目が覚めるとログが凄かった。は?レベル差ボーナス?なんだよそれ?

意味不明過ぎて公式サイトを見てみるとレベル差が50以上ある場合相手のモンスターのレベル割る5×1000の経験値を入手出来ます。

という記載があった。


ステータスポイントとりあえず振るか……。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

name レイ

吸血鬼LV13/20 JobLV6/25《盗賊》

HP2700/2700 MP3700/3700

ATK 50 AGI 200 DIF 25 MIN 25

STR 50 INT 25 DEX 25 LUC 100

ステータスポイント残り 600

スキルポイント残り 16

《種族スキル》

吸血LV1 再生LV1 霧化LV1 血魔法LV1

《スキル》

隠密LV1 気配察知LV1 歩法LV1 軽業LV1 短剣術LV1

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


こうなりました。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

name レイ

吸血鬼LV13/20 JobLV6/25《盗賊》

HP2700/2700↑1200Up MP3700/3700↑1200Up

ATK 50 AGI 750↑550Up DIF 25 MIN 25

STR 50 INT 75↑50Up DEX 25 LUC 100

ステータスポイント残り 0

スキルポイント残り 0

《種族スキル》

吸血LV1 再生LV1 霧化LV2↑Up 血魔法LV1

《スキル》

隠密LV4↑Up 気配察知LV2↑Up 歩法LV3↑Up 軽業LV2↑Up

短剣術LV2↑Up

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


よし、こんなもんか、あのスケルトンは攻撃を避けて、ヒットアンドウェイって感じで倒すつもりで上げたからな、AGIはそれで高くしたのと、ノワールを装備したいから上げたってのはある。


あと、デスペナルティは開始3日はないと公式サイトに書いてあったから何度でも死ねる。あのスケルトンだけはぶっ殺してやる。周囲に他のモンスターはいなかったからな、あいつに集中出来ていいぜ。


よっし!行くか、倒しに。


俺はLVアップした隠密を使いながらあいつのところへ向かった。


歩法すげぇな……ほとんど音がしないぞ、すり足ってやつで行ってるのと含めても凄い。

俺の強みは隠密からの奇襲だからな、あと切り札もある。


俺はあいつの近くへと来た。ゆっくりと真後ろに回るように行く。さっき気付かれた場所でも気づかない……!よし、確実にLVアップの効果が出てるぞ。

そして俺が真後ろに立っても気づかない…!こいつが視覚を頼りにしていると踏んで良かった……。


そして俺は切り札を使う。さっき覚えた〈ハイドアタック〉こいつは隠密LV3と盗賊LV5の二つで覚えることができた〈ARTS〉だ。その効果は完全に相手に気づかれない状態で斬りつけるとダメージ3倍、首なら高確率で即死とめっちゃ強いスキル。


俺は即死に賭けて攻撃をする。失敗したらヒットアンドウェイに切り替えて戦うつもりだ。デスペナルティもないから余裕を持てる。


「〈ハイドアタック〉」ガンッ…………。


すぽーんと奴の頭蓋骨が飛んでいき……ポリゴンのかけらとなって砕け散った。

まさか初回で成功するとは…。木の剣つおい。


「よっしゃ」


にっくきあいつを倒したらLVアップしたみたいで、ステータスポイントとスキルポイントを入手出来た。


よし、奥に進もう。


どんどん奥に進んでいるとエントランスホールのような場所にでた。ああ、そうそう、ここまでにあのスケルトンにはあったが、全部スルーしてここまで着くことが出来た。それに部屋が廊下にたくさんあったが、ほとんど何もアイテムはなかった。


けちくせぇな運営。こんなラスダンみたいなとこだったらアクセサリー位あってもいいではないかと思うぞ。


そのエントランスホールにあったなんか城っぽいぐるーっと湾曲した階段を上ると王の間に行くところのような、奥の扉まで甲冑が周りに立ち並ぶ廊下に出た。


これ動き出すやつじゃね?ちょっといってみっか……。


俺はハイドがかかってるか確認して、廊下へ一歩踏み出した。そして中程まで進んだ辺りでヴンッ……と鈍い音が響く。現実世界あっちでは聞き慣れた独特の作動音が連続で鳴った。


「ちっ、やっぱりかよ……こうなったら…。」


俺は〈縮地〉を使い、一番奥にある扉に向かって飛び出す。

〈歩法LV2〉になったことで〈縮地〉の距離が1メートル伸びたがまだ距離はある。目測あと2メートル、1メートルッ……


「ぐぅっ…………かはっ…」


あと少しのところで腹を甲冑の手にあったハルバードに貫かれた。


 ちいっ、あと少しだったのにっ……


そして後ろからきた多数の甲冑共に体中を貫かれて、俺は破砕音をまき散らしながら消えていった。





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