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第20話 お菓子の家

小屋の中の少年の回りには沢山のお菓子が入った袋があった。


少年はクッキー、マドレーヌ、マシュマロ、飴などを次々取り出しては一心不乱にムシャムシャ食べていた。








「うま~~~~~~~~~~~~~い!!!」







少年は至福の表情をしていた。


リーニャは最初こそ泥か何かかと思ったが、


物置き小屋に入るこそ泥なんかいないし、


少年の身なりは立派だった。


少年の肌の色は日焼けもせず真っ白で、


焦げ茶色の髪は綺麗に整えられており、


真っ白いズボンに、見事な刺繍が施された緑色の上着を着ていた。


しかし残念ながら見事な刺繍が施された上着はパッツンパッツンになっていて、


今にもボタンが弾け飛びそうになっていた。








少年は今少年が食べようとしているマシュマロのようにまん丸体型だった。














「はぁ~~~~~~~~、美味しい~~~~~~~~」






少年は人のよさそうな顔でニコニコしながらお菓子をムシャムシャ食べていた。


まだ口に残っているのに次々お菓子を口にいれるので、


少年の真っ白なほっぺたは栗鼠のようにぷっくり膨らんでいた。

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