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プロローグ

どうも初投稿になりますおこめです。

魔王と勇者が現代日本に飛ばされ、人間の温かみに触れ、家族とともに暮らしていく物語です

もしかしたら既出かもしれませんが温かい目で見守ってくださいませ。

場所は魔界、魔王城の大広間…だった部屋で魔王と勇者は向かい合い、互いに睨み合っていた。

世界征服を企てる魔王とそれを止めるべく王国からはるばるこの魔界にやってきた勇気ある男、勇者…正義と悪、相反する二人の頭上を紅く光る月が照らしている。

勇者とその一行が魔王城にたどり着き激戦を繰り広げてから既に15分が経過していた。互いに睨み合い、相手の呼吸の乱れ、一挙手一投足の僅かな動きも見逃さないように向かい合う。

その隣では勇者一行のメンバーの一人、女騎士が魔王軍の幹部である魅惑の悪魔サキュバスと魔法、剣技、体術のありったけをぶつけ合っている。

サキュバスが呪文を詠唱し空に半径2mほどの円形の魔法陣が描かれる、その魔法陣はサキュバスの呪文詠唱が終わると同時に全てを焼き尽くす業火となり女騎士に襲いかかる。

女騎士も瞬時に反応し魔力を練り上げ即席の防御壁を纏い刹那、腰に携えた鞘から刀を抜き取りサキュバス一直線に突進する!


「カッカッカ…我ら魔王軍をここまで追い詰めたのは貴様が初めてだ勇者よ…」


「ほう、それはありがたいお言葉だ、けどな魔王、俺はあんたを『追い詰めるだけ』じゃダメなんだよ」


「あくまで我に刃向かうと言うのか愚かな人間よ、ならば来るがよい、貴様の全力しかと受け止めてやろう!」


「ならお言葉に甘えていくぜ…っ!こいつは時空間ごと切り裂く大技だから危険性も高くてあまり使いたくなかったんだがな…」


「何を勿体振る、来い!」


「ウオオオオオォォォオオオッッ!!『亜空切断』ッッ!!!」


勇者が自分の体ほどもある大きな剣から膨大な魔力が溢れ出て、放出した魔力がさらに大きな剣を形作る


「なんという魔力量!しかし我の魔力の方が上だと証明してやろう!『絶対魔力防御壁』!!」


魔王の目の前に青白く光る光の壁が現れる、勇者の放つ剣と魔王の最大に魔力を練り上げた防御壁が衝突する!


カッ!!


瞬間、魔力と魔力のぶつかり合い、互いの魔力が衝突した結果、虹色の閃光を放ち光とともに両者が消えて虚空の彼方へ消えていった…

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