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龍は私を守護してくれる ~神秘のお守りと、幼馴染との再会から始まる冒険譚  作者: 無海シロー
第二章 伝説 ~天地仁左編

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64/64

64.それから始まる物語

 女の子はただその場に立ち尽くしていた。

 何かを待つように、この場から動けなかった。

 日が暮れようとしている。

 どれだけの時間が経ったか分からない。自分は誰なのだろう?

「そこで何をしている?」

 龕灯の灯りが女の子に向けられた。

 不思議そうな顔で明かりの先にいる中年の男を彼女は見た。

「……分からない……」

「名前は?」

「名前?」

「わしは弦蔵だ。お前は?」

 彼は風上の地の名主の一人だった。

「……あまね……」

「どこから来た?」

 服はボロボロだったが、見たことも無い生地だった。

「どこかの偉い人の娘か?」

「……分からない。わたしひとり……」

「賊にでも襲われて、逃げて来たか?」

 女の子は理解できているのか分からないが、ただ首を振るばかりだった。

「困ったな……しかし、こんなところにおいても行けない」

 弦蔵は手を差し出すと天音の手を握る。

「とりあえず家さこい」

 天音の歩調に合わせて進みだす。


 歴史が始まった瞬間だった。



  第二章 完  第三章「魔法陣都市編」に続く


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