長い独り言
長い独り言
好き嫌いについて
焼いた食パンは、
固いから。
好きじゃない。
嫌いと言う、
ほどじゃ、
ないけれど。
好きじゃないから、
嫌いという、
区切りのなかに。
とりあえず。
入れる。
そもそも。
食パン自体。
あんまり、
食べない。
食べるとしたら。
柔らかい、
そのままのが、
食べやすいから、
好きという、
区切りのなかに。
入れる。
レバーは。
もそもそしているから。
食べろと言われたら。
食べたくないから。
嫌いと、
断言する。
でも。
レバーには、
何の悪気も無い。
こちらが、
勝手に。
一方的に。
嫌いなだけ。
しかも、
食べないなら、
嫌いでも何でも無い。
闇が渦巻くような、
憎しみとかは、
全く、無い。
好き嫌い。
完全に。
自分だけの、
感覚。
食べないなら、
発生しない。
好き嫌い。
あんまり。
大した意味は無い。
食べたら、
息吸い辛くなる、
蕎麦。
すごく。
美味しそう。
みんなも、
美味しそうに、
食べる。
アレルギーだから、
好き嫌いの、
問題じゃない。
湯気が、
素敵な。
天ぷら蕎麦なら。
天ぷらを、
沈めて、
ふやけたのを。
蕎麦と、
ごちゃごちゃにして。
食べる、だろうな。
天ぷら。
固い。
蕎麦には。
憧れる。
好き嫌いを、
越えている。
とても。
明るい感情を、
抱いている。