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9話め 過去への選択

ここから厨二病が流行り始めます。

免疫が無い人はゴメンナサイ……

「……つまり、神威かむいを手に入れるためにここにきたと」

はぁ、と少女はため息をこぼすとぶすっとした顔で睨んできた。


「それで俺は帰れるのか?」


「ええ、乗り気ではないけど私と契約したらだけどね」

……本当にイヤだ、といった表情を浮かべながらもブツブツと人間の言語のそれとは違う、まるで詩のようなものを呟き始めた。


そして、呟き終えた瞬間クロナの右目に焼けるような激痛が走る。

「あぐ、うぐぐ……な、なに」

痛さに思わず這い蹲り、もはや声も出せない。


「さて、終わったことだし強制的に追い出すからね」

ノロノロとウルはこちら(クロナ)に近づいてくる。

ぽつん、と、少女はなにかを呟いた後、世界が蜃気楼のように歪み世界が崩れていった。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――









「―――ク……ナさ…ん――いつまで寝てるんですか」

けたたましい爆音と怒声。

その衝撃でクロナは目を覚ました。

目覚めた場所は瓦礫と砂塵に包まれた砂漠だった。

ウルという少女に出会った場所とは打って変わって緑が一切なく、

辺り一面は流星群でも降って来たのかと思うほどに大きなクレーターが出来、

視界の大半が埃っぽい砂塵によって隠されてしまっている。



「チッ。主人格様のお目覚めか」

突然聞こえた声に、クロナの全身へ緊張が走る。

その声質そのものが禍々しかったが、何よりも彼が驚いたのは、その声だ。


砂塵により奪われた視界を目を凝らしその姿を見る。


「な……アレは…俺なのか」

背から顔、服装果てには声まで同じである。

違う点といえば、手には四メートルはあるだろうか巨大な剣を携え、顔には薄ら笑いが貼り付けている点である。


「一人は潰せたんですけどね」

横で息絶え絶えになっているリアーネは薄っすらと笑みを浮かべた。


「いつまで呆けているんだよ、そろそろ逝かせても良いかぁ」

億劫そうに声を上げると、(クロナ)がゆっくりと自分(クロナ)に近づいてくる。

彼が一歩一歩踏み出すごとに変な圧迫感に襲われてくる。

力のない自分でも分かる。あれは圧倒的な存在である、と。


「ぐっ、ああっつつ!」

圧倒的な存在が近づいてくる中、突如として右目に灼けるような痛みが走る。

(クロナ)もこちらに違和感を覚えたのか足を止めた。

そして、疼きが消えたかと思うと身体の周りを手に持てるぐらいの紙片が包みこみ、眼前に三枚の紙片が浮かんだ。



「明鏡止水?」

明鏡止水―――手を伸ばし文字を読むとそう記されていた。

紙片に記された文字を読んで微妙な気味悪さを覚えて手を引っ込めようとしたが、数枚のカードが勝手に浮遊し、身体を包み込んだ。

途端、文字は花火のように散り漆黒が包み込んだ。


――――漆黒の世界は徐々に膨れていき、臨界点を突破したのか漆黒の世界は風船の如く破裂した。


「……これが、俺の神威」

手には見覚えのない一振りの剣が握られていた。

そして、身体には力が溢れており、さっきまでの(クロナ)からの威圧感も感じなくなっている。

―――――――彼女……ウルが言っていた通りだとすれば、……の力だろう。


こちらの状況をまじまじと見ていた(クロナ)が突如として突っ込んできた。

先ほどまでの余裕といった表情は崩れており、焦りと恐怖といった表情を浮かべている。


(クロナ)の剣の軌道が全て見える。

まるで、スローモーションの動画を見ているかの如く風景が流れていく。

「遅すぎる。 力に特化したお前の力がそれほどとは哀しいな」


それからの戦いは一方的であった。

相対する敵(クロナ)は我武者羅に剣を振り回すがクロナはそれを受け流していく。

確かに力だけは俺よりも上だ。しかし、技もなければ技術もない。

「――――――止めだ……」


少年は剣を強く握り締め、同じ顔を持つ少年の命の鼓動を断ち切った。












―――――――――目覚めた場所はカプセルの場所であった。

液体の中に浸かっていたせいか、体が少し重たく感じる。

なんだか酷く懐かしい感じがするがそんな感傷に浸ってられなかった。

「……あれはなんですか!」


「あれって……」


「いきなり、私が倒した一人の姿になったかと思うとあれを瞬殺するなんて……」

リアーネはテンションが微妙に上がったり下がったりしている。

なにせ、一人を倒したといってもあれ(クロナ)を倒せなかったのだ。

それを神威を手に入れたばかりのクロナが文字通り瞬殺してしまった。


「あれが自分の神威ですよ」

クロナは特になんでもないといったように答えた。


しばらくして、リアーネはクロナの方向へと身体を向けると仕組みを教えてくれ、と呟いた。


「あれは過去の自分の姿ですよ」

つまり、過去での選択を自分だけを対象に選ぶこと。

今の自分は、ウルのお蔭で素早さだろうが魔力だろうが特化することが出来る。

そして、あの姿になったのはリアーネさんが(クロナ)を一人倒したからと付け加えた。



クロナはカードを詠び出しリアーネに『狂戦士の魂』と『明鏡止水』と書かれた二枚のカードを見せた。

なぜかリアーネは納得していないようだったが、そこは納得してもらい彼らの元へ早く戻らなければならない。



――――――――――――なぜなら、これから……復讐が待っているからだ。

またしてもクロナは誰にも聞こえぬようにグフフ、と呟いた。


目及び手が疼き始めました(

そして、背中が何故か痒いです。

狂戦士の魂でずっと俺のターン!!!

ごふっ




自分だけを対象に過去の選択が出来るですか...

なんかしらの、特化を選ぶことが出来るって…

まさに俺TUEEEEE状態へと昇華しましたね^^;



なんだか、この力だけでも強いのに更に力を加えるとなると……



さて、修正は微妙な速度で(間違っているの前提で


毎週水曜日に投稿になりそう


次回は復讐?パートかな

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