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8話め 邂逅

長く書きたくても書けない。

それが我輩である。

3000文字以上書いて見たいorz

ラノベ買ったのですが読むのに三時間ぐらいかかるorz

「人の成りをしているが、そこらの虫けら並みの身体能力……」

一人の少女がブツブツと呟きながら珍獣でも見るかのように一人の少年を見ていた。

少女はしばらく彼を見つめてから、急に苦笑いを浮かべた。


「……この人、どうしようかな」

そういって、彼が起き上がった時の謝罪でも考えておくかと前のめりに少年の寝ているベッドに突っ伏した。

少しゴロゴロと転がったあと少年の腹の痣になっているところを見やった。


「とりあえず、一旦治療しないとかないと」

面倒くさそうといった表情を浮かべ、気だるそうに立ち上がると少女はノロノロと部屋を出て行った。





―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





「…んぐ…ここは?」

ぼんやりとした視界。柔らかい木の匂いがする。

少しずつだが確実にぼんやりとした視界が拓けて来た。

どうやら、ベッドの上で寝かされているらしい。

なんだかこの頃、記憶をなくしてベッドで目覚めることが多いなーと考えつつも辺りを見渡す。



「……神威を手に入れるのを失敗したのか」

どうやら最初に目覚めた宿の部屋とは違うみたいだが、神威を手に入れるのを失敗してここに寝かされているのだろう。


「十歳でも手に入れられると聞いていたのにな……」

腹に走る鈍痛を抑えながら、ゆっくりとベッドから立ち上がりドアに向かい歩き始める。


そして、不意にギシギシと木が軋む音がし、誰か近づいてくる足音に気付いた。


あの三人の内の誰かが来たのかな、と思いつつも扉に近づいていく。


そして足音が止むと、突如轟音を立てながら眼前に扉が迫って来た。


「うわっ、まさか……グヘっ!」

逃げる間もなく壁と扉にサンドイッチ状態になり、奇声をあげたクロナをおそるおそる少女が覗き込んできた。


「やっと目を覚ましましたか、壁と扉に挟まるなんて面白い趣味だけど元気そうでなによりです」


「誰が好き好んで怪我をしながらも壁に挟まる変態がいるか!」










…………彼女の名前はウルというらしい。なんでも気配も見せずに勝手にここに入ってきたから怪しい人物ということで襲ってきたとのこと。

そして、質問にも答えなかったのでとりあえず気絶させて身辺調査をしていたらしい。


「先ほどはすみませんねー、まさか虫けら並みの人間がいるとは思いませんでして」

もはや、謝っているのか貶しているのかわからない謝罪。確かに幼女にも負けるほどの能力値だが虫けらと比喩されるとは……


「どうやら神様に人としての才能が与えられなかったのですね」

人以前に生物とはなんかしらの才能を持って産まれてくるとの事、身体能力然り知力などなど。

それら一切合切、俺には無いらしい。

もと居た世界では中の上ぐらいだと思っていたのだが、こちらの世界に来てからガクンと下がったらしい……


「……振り分けてあげようか」

考えた素振りを見せた後にその代わりさっきの件は水に流してねと、

ウルは苦笑いすると神様が忘れた人としての能力を振り分けてあげるといってきた。


「できるのか!!」

クロナは腹に走る鈍痛も忘れ身を乗り出した。

クロナにはステータスを見ることは出来ても振り分けることが出来なかったからである。


「なにか希望はある?」

ふむ、とクロナは考え込んだ。

これからの異世界の生活に関わる問題だ。 ゆっくりと時間をかけて考えなければならない。

最初は力や知力などと言ったポピュラーなものを思い浮かべていたが、それだけでは生活できないといった考えに至った。


ならば、とクロナは

「これって運勢にも振り分けられるか?」

つい最近のことを振り返る。 最初は妹に怒鳴られ始まり、男との相合傘。

先生の惚気話。 そして、いきなりの異世界。


果てには、女の子にフルボッコ。

運勢がマイナスに届いているのではないかという不運の連続。

もし、運勢などといった不確定なのが人としての才能の分類になるのならば割り振って欲しい。


できるよー、とウルは間延びした声で答えると他はと聞いてきた。


「いや、全て運勢につぎ込んでくれ」


「……いいの? そこらへんの子供にも負けちゃうよ」


「ああ、中途半端に力や知力があっても微妙だからな」

もう後戻りは出来ないけどいい? と彼女は聞いてくるとクロナは首を縦に振る。


少女は、なにやらボソボソと聞こえにくい言葉を呟き始めた。

刹那、光に包まれる。 そして、包まれたかと思うと少しずつ光がしぼんでいった。


「少し色もつけといたから一般の成人ともなんら変わりないと思うよ」

どうやら割り振りは終わったらしい。なんだか、少しだけだが体が軽くなったような気がした。


「なんだか体が軽くなった気分だ! 本当にありがとうな」

心からのお礼の言葉を言うと、いえいえとウルは満面の笑みを浮かべながら欠伸をした。


「んで、用が済んだなら私も暇じゃないしそろそろ帰ってくれないかな」

眠たそうに瞬きをしているウル。しかし、クロナはここに来た経緯を思い出し始めていた。


「……帰り方が分からない」

クロナはどこか遠くのほうを見ながら、ボソっと呟いた。




やっと次回に神威の入手ですか。

最初、神威と神意どちらにしようか迷ったんですよね。

神の意と神の威、どちらも強そうですね^^;


とりあえず、キャラが増えてきて軽くピンチです;;

口調がかぶる可能性ががが


さて、次回は来週の水曜日辺りかな でゎ、ノシ

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