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とりあへず戦記(仮)  作者: ういん23
9/9

第9話


「遅かったなヘニング、陛下は如何であらせられた。」

「ジョシュア…クリスティン様のお顔を御覧になったせいか、少しお加減は良くなった様に思う。」

「そうか…ホーヴァル様はまだお戻りになってないか?」

「ああ、相手がシュミツェルだからな、首をはねるまで戻らぬだろう。」


ウーデゴール公 ヘニング=スールシャール

ガルジョルド公 ジョシュア=ヘルメート


エイステイン王の三本の剣と呼ばれた、武官である。あとの一人はマグヌス一世である。


「ヘニング、ジョシュア此処に居たのか。」

「モアテン、大変だったな。」

「ああ、しかし、これからの方が気が重い。」


王宮参謀 モアテン=ブラツェット

王宮参謀 ステファン=レグダル


エイステイン王の三冊の書と呼ばれた文官である。あとの一人は、もうこの世にいない。


「やはり陛下は毒が原因なのか、モアテン?」

「うむ、間違いない。しかも、陛下は全て気付かれておられよう。」

「…そうか。」

「他に知っている者は?」

「ヨン=テッティ。ホーヴァル様をそそのかしたのは、奴と思われる。証拠は難しいが、ステファンからの報告だ。」

「ステファンからなら、間違いないとは思うが、証拠が見つからないとは、テッティめ!」

「ヘニング、ジョシュア、領民の方はどうだ?」

「ウーデゴールは反乱はない。王弟陛下はやはり王族だからな、只、王女派が少々騒いではいるが。」

「ガルジョルドはもう統治されてから長い、こちらも大丈夫だろう。もうエイステイン王国と考えてよかろう。」

「となると、やはりラスチスラフか。」

「あそこはまだ浅いし、治め方を失敗している。」

「少し気になる動きがあるしな。」

「シュミツェルか…」


三人は、間もなく訪れるこの国の未来を受け入れようと考えていた。

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