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キャラクター解説(1)

メモみたいなものです。

適当に読み飛ばしてください。

●サヤ

「オレ」。

現代社会において、「とある事情」でつまはじきにされ、再起不能になり、無気力状態になった男。年齢不詳。正体不明。

最後の気力を振り絞って飛び降り自殺を敢行した。


・性格

ニート気質の引きこもり……というのは後天的に焼きついた習慣によるもの。元々はそれなりにノリのよい性格をしている。

しかし過去のトラウマからか、「意固地」を良しとせず、土壇場で諦めや逃げを推奨することが多い。基本的に世界には敵わない強敵ばかりであり、折り合いをつけるもの。弱者は率先して踏みつけるものとしている。

アルムの義や人情を重んじる考え方など、理解が及ばないことは少なくない。


・剣について

彼は「入っている」剣は、武器としては超一級品。金色の鍔と白銀の刃、鍔には装飾として琥珀色の宝玉が埋め込まれている。

この宝玉を中心とした鍔の刻印は【星竜】の紋章を象っている。


なお、【星竜】とは神代にあった「土地産み」の神獣である……とされる。

帝国建国期以前にはその神獣にあやかった「星竜十字団」が組織されたとされる。

帝国としては特別な意味を持つが、なにぶん過去のため「ある特別な人種」以外にはさほど認知されていない。


・能力

この魔法世界において「武器の装飾」は全て魔法的な意味を持つ「属性付与」であり、この剣はそれが極めて簡素。

これはこの世界においてかなり特殊なことである。

なぜならこの世界では武器には全体的にかつ直接的な魔法術式を刻み込むことがトレンドなのだ。


この剣の場合、付与できている属性は「祈り」の領域を出ない程度のささやかなもの。

しかし利用した金属は極めて純度の高い魔力を受けて精錬されたものであり、大雑把な「祈り」を受け止める器として十二分に機能している。

また、この金属の精錬により、あらゆる魔法を斬り裂き、かつ物理的な破壊を寄せ付けない【不滅】の属性が付与されている。





 * * * * *





●アルム・シータ・ミルメット

騎士志望の美少女剣士。黒髪と白い肌、赤い目が特徴。だいたい14歳くらい。


・性格

基本的には凛としたしっかり者。

しかし僻地での生活が長かったためか、社会常識に欠け、かなり他人を信用しやすいところがある。

また感受性が高く、義理を重んじる【騎士の誓い】と合間って他人のために躊躇わず剣を抜くことができる。


話し方は貴族以外に対しては敬語を使わず、女言葉も使わない。

これは彼女の考える「カッコいい騎士像」に倣ったもの。愛用している黒い羽根つき帽子も同じくそれに倣ったものである。

しかし不意を打たれると素に近い言葉遣いがもれることも。


・騎士の誓い

彼女の考える世界一カッコいい騎士様の生き方。

別に全世界共通認識とかそういうことではない。

いわく、「騎士は守る者である」

いわく、「騎士は弱きを助ける者である」

いわく、「騎士は悪をくじく者である」

いわく、「騎士は剣を軽々しく抜かない者である」

いわく、「騎士は剣を宿命に従い解き放つ者である」

いわく、「騎士は真なるものを敬う者である」

いわく、「騎士は自らの過ちを潔く認める者である」



・能力

魔法の技術はかなり高い。長い間、【魔女】と呼ばれる存在を師事し、鍛錬してきたためである。

【地】と【木】属性を得意とし、特に【地】属性の究極【重力】を操る。

そのほか、短距離ワープやモノに羽を生やす魔法など移動に使える魔法、自然物を利用した薬膳スープ的な魔法薬の作成ができる。

これは本来騎士を名乗る人物としては「やりすぎ」なレベルの習熟度である。


剣の技量としては魔法ほど高くないが低いとも言い難い程度の中庸さ。

元々高い身体能力をある程度魔法で強化して乱暴に立ち回るきらいがあり、武器の物持ちは決してよくはない。

……その乱暴な扱いを控えるか耐え得る武器を手に入れることができれば、さらなるレベルアップも期待できる。

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