1話
時は21xx年。地球は急激に温暖化が進み平均気温が45度を越えた。そこで人類は地球からの脱出余儀なくされた。移住する星の名は「HOPE」。
「お兄ちゃーん!」
その声で俺は起きた。
「もう…今日は『HOPE』に行く日なのに緊張感まったくないじゃん。」
そうか、今日だったか。まあに乗るだけだから何かする訳じゃないし俺みたいなやつもたぶんいるだろう。
「ロケットは12時出発だからねー。」
そういうと妹は玄関を開けてどこかに行った。たぶんロケットに乗る前に友達のところに行ったんだろう。まったく、緊張感がないとはどの口が言ったものか。
だらだらしてるうちに11時半になっていた。ロケットは12時に自動出発だからもう乗らないといけない。ロケットといっても一人用のみんなの想像するような巨大なものではない。とても軽く持ち運ぶことができる。周辺の住民はもう道路も自動車が通ってないので道路から飛び立つようだ。
「12時になりましたのでロケットが発車されます。」
ロケットのなかに持ってきたお菓子を食べたら12時になっていた。ロケットのなかでカウントダウンが始まった。
「3…2…1…0」
その瞬間ロケットのエンジンのけたたましい音が聞こえてきた。このロケットは飛んでいるときの景色を見て気持ち悪くならないように窓がない。飛んでる感覚も分からないらしい飛び立つ時は直立していないといけないがカウントダウンから2分程たつと横になれるらしい。
カウントダウンから30分後、俺は寝転がりながらお菓子を食べていた。できれば景色をみながら食べたかったが。「HOPE」には2時間ぐらいで到着するらしい。後1時間半なにもすることがないから寝ようとしたその瞬間、
「何かがこのロケットに接触しました。近くの星に不時着します。」
俺の頭は真っ白になった。いったいどんな星に着陸するんだ。人間がいきれる環境なのか。生物はすんでいるのか。様々なことを考えていたら激しくぶつかった音がした。そして俺はそのまま気を失った。
始めて小説書いてみました。