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声をきかせて

作者: たいき

君がいなくなってから同じような生活なんて送れないよ

朝だけ苦手な君を起こす事もその寝顔を見つめる事も

もうできない

一緒に笑い合ったり喧嘩した日常の思い出が僕を

更に苦しくしてしまうもう一度触れ合いたいなんて望まない

ただただ声をきかせて

壊れゆく心を抱きしめてほしい

君が引っ越して行った地方の天気予報だけを見てしまい

ここの天気なんて何も感じない

声をきかせて

晴れ予報は君の住む地方だったね

君を想う僕の心に寄り添うように空も雨模様


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