ごっっくん!!『女神の祝福を受けたふたり』
【廃城『マニマニア城』】
バタン!!
乱暴にドアを開けて、『光』の勇者、ネトラレ・オージが『闇』の勇者、アブノーマル・ピッチに詰め寄る。
「おい!ピッチ!どういうつもりだ!」
「あらオージ。面白いものを見せてもらったわ。あなたの自慢のスピードも、そんな短剣じゃチワ嬢には届かなかったようね。うふふ……」
薄ら笑いで平然と答える。
ピッチは机の上の水晶を指差すと、水晶には激しく求め合うチワ嬢とシュナウザーの姿が映し出されていた!
「な、なんだと――!」
怒りを露にするオージをなだめるように、ピッチはおっぱいの谷間から小さな小瓶を取り出し、オージに見せる。
「バカね!封印術はあくまでおまけよ。お・ま・け。本命はこっちよ」
小瓶には紫色の液体が揺らめいていた。
「これがなんだってんだ!?」
「ふふ……これは、私たちが倒した魔王の一部よ。これをチワ嬢から吸収した闇の魔力を使って、再び魔王を召喚するの。……私たちの下部としてね!」
「おい!その話、本当か!?俺をバカにしたチワ令嬢もこの国も俺が支配してやる!ふははは――!!」
オージは不敵に笑った!
【その頃 マーサ商会 食堂】
ガチャ。
マーサが食堂に入ってきた。
「遅い!いつまでヤってるの!!前世、猿なの!?年中発情期なの!?猿よりヤってるわ!猿に謝れ!」
すぐさま女神フレイヤが罵倒する。
「フレイヤ様~久しぶり~。どうしたの?」
だが、マーサは全く気にしなかった!
「あれ?マーサ殿、ドア開きました?先ほどから何をやっても出られなくなり、困っていたのですが……」
イクが不思議そうに話す。
「え!?ガチャガチャ……ガチャガチャ……あ、本当だ!また出られない!」
マーサがドアノブをガチャガチャ回すが、扉はびくともしなかった!
「なんであんたは入ってきた時に扉を開けっ放しにできないのよ!!無能か!!無能と呼ばれてパーティーから追い出されて、あとでチートでザマァする定番の転生ものか!!飽きたわ!追い出される前に本領発揮しやがれ!!」
女神フレイヤはたいそうご立腹だ!
「あはは!」
マーサは女神フレイヤのよくわからない例えツッコミに素直に笑った!マーサは女神フレイヤの今にも服からこぼれ落ちそうなおっぷにが見れて、何を言われても至極ご満悦だった!
「マーサ様!扉に何か文字が浮かび上がりました!!」
サーフォンが驚き、文字が浮かび上がった扉を指差す!
【お題】『三人同時にバナンポジュースをゴックンしないと出られない部屋』
対象者:イク×サーフォン×女神フレイヤ
「なんでよ!!」
女神フレイヤがマーサを睨み付ける!
「知らないよ~。さっきもトイレでドアが開かなくて大変だったのに~」
マーサは首を横に振って無実をアピールする。
「どうやらチワ令嬢の『闇の魔力』をどっかの誰かが悪用しているみたいね」
女神フレイヤは腕を組み、大きなおっぷにを強調させながら確信する。
「仕方ないわね。イクにサーフォン、とっととマーサをイカせなさい!」
フレイヤは二人に命令した!
『は、はいぃ!!』
女神の命を受け、イクとサーフォンがマーサに駆け寄る!
「では、あ、マーサ殿……さ、触りますね……」
イクは恥ずかしそうにマーサのバナンポをズボンの上から触った!
サワサワ……。
「はぅ!気持ちいい!」
「マーサ様、私のおっぷにを触ってください」
サーフォンは来ていたキャミソールをたくしあげ、口に咥えると、露になったおっぷにを両手で揺らしながらマーサを誘惑する!
「わぉ!おっぷににダイブ!!」
マーサはサーフォンのおっぷにに顔を埋めた!
ぷにぷにぃ~。
ブルゥン!
「きゃぁ!マーサ殿のバナンポが飛び出てきました!」
マーサのバナンポがズボンから勢いよく飛び出てイクの顔に『ペチン!』と当たる!
「暴れちゃだめですよ!パクっ!!」
じゅるるるぅ~!
サーフォンのおっぷにに挟まれながら、イクに勢いよくバナンポを舐められマーサは我慢できない!!
「んむんむんむ!!(だめ!出ちゃう!!)」
びゅるるぅ~!
「んぐぅ――!!……ごっくん」
イクは一気に飲み干す!
「ふぅ……気持ちよかった……」
余韻に浸るマーサに鬼の形相の女神フレイヤが近寄る。
「お前らバカかぁ――!!三人同時にごっくんって書いてあるでしょ――!!イク!!なんでひとりでごっくんしちゃうの!!サーフォン!!マーサの口をおっぱいで塞いじゃったら出るときわからないでしょ!!マーサ!!バカ!!」
マーサはただただ悪口を言われた!
『……ごめんなさい』
三人は素直に謝った。
「仕方ないわね!イクとサーフォンに女神の祝福を授けるから、早くマーサをイカせるのよ!」
女神フレイヤがイクとサーフォンに手をかざす。
ピカァ――!!
「はぁん!!この力は……」
剣聖イクは女神の祝福『口内速射』を覚えた。
シルフィード流『ソクシャ』(※目にも止まらぬ手技)を口でも使えるようになった!
「いやぁ~ん!!体が……熱い!」
鉄仮面サーフォンは女神の祝福『熱仮面』を覚えた。
サーフォンの体内(主に下半身)の体温が3度上がった!
「マーサ様!体が……熱い!入れてください!」
サーフォンは自らスカートをたくしあげ、ショーツを脱ぎ、足を広げる。
「さ、サーフォン!?入れるよ!」
ズブブ!
「んぁ――!!気持ちいいです!マーサ様ぁ!!」
「うわっ!サーフォンの中、アッツい!!バナンポがとろけるほど気持ちいい!!出ちゃう!口に出すよ!」
びゅるるぅ――!!
マーサは出る瞬間バナンポを抜き、サーフォンの口にバナンポジュースを注ぎ込む!
「んぶぶ……マーサ様のがいっぱい……んぐっ」
サーフォンの口にバナンポジュースが溜まるのを確認して、すぐさまイクがマーサのバナンポを咥える!
「シルフィード女神流『口内速射』!!んぁ!」
ドゥルゥン!!ヌパパパパ――……!!
イクは目にも止まらぬスピードでバナンポを舐める!
イクのシルフィード流ソクシャの連続する四方八方の刺激に加え、口の中の温かさと唾液による滑らかさが加わって体感したことのない快感がマーサのバナンポに襲いかかる!
「何それ――!!出したばかりなのに我慢できない!!」
びゅるるぅ――!!ぴゅっ!
「んぶぅ――!!……いっはい……んくっ!」
イクの口の中にバナンポジュースを注ぎ、少し溢れた『ぴゅっ!』の部分を女神フレイヤが人差し指の上に乗せ、舐める。
「……んっ。……もう、ネチャネチャして飲みづらいわね!!」
ごっっくん!!
ガチャ……。
「開いたようね。バカみたい」
女神フレイヤが扉を開けて確認する。三人同時ごっくんが成功者した!!
「さて、この騒動の犯人を探しに行くわよ!」
女神フレイヤはマーサ商会をあとにした……。
【一方、騎士団長室】
【お題】『○ッチしないと出られない部屋』
対象者:『癒』の勇者、ヒトツマ・フーリン×騎士団副団長ポメラーニア
「これはこれは『癒』の勇者、ヒトツマ・フーリン殿、今、団長のマジメは出掛けております」
騎士団副団地ポメラーニアは丁寧にお辞儀する。
「あ、そうだ。ポメラーニア、マジメと結婚したんだってね。おめでとう。まさか、あんなに喧嘩ばかりしていたマジメとポメラーニアが結婚するとわね」
フーリンはポメラーニアの応対とは逆に、気さくに声をかける。
「あら……泣き虫のフーリンが『勇者』になったことのほうが驚きよ」
ポメラーニアの態度がガラッと変わった!
実はマジメ、ポメラーニア、フーリンは幼馴染みだったのだ!
「ははっ、あんなの寄付金で決まったお飾り勇者だよ」
「そうなの?でも……立派になったわね」
少し照れた口調で話す。
『…………』
しばしの沈黙。
「け、結婚おめでと!いつから付き合ってたの?まさか僕ら三人で遊んでいた時から?」
フーリンは昔、三人で遊んでいた時を思い出しながら話す。
「そ、そんなわけないじゃない!!あの時は私……な、なんでもないわよ!」
赤くなるポメラーニア。
「じゃ、じゃあ!また来るよ!」
「ええ……」
気まずくなり、立ち去ろうとするフーリン。
ガチャガチャ……ガチャガチャガチャ!
「あ、あれ?……開かない……」
<ドキドキが……終わらない!!つづく!!>




