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「出し過ぎよ!もう……」悪役令嬢オブザデッド!

 ザマァ王国悪役令嬢チワは苛立っていた。


「はぁ?街でマーサ商会って新手の商人グループが人気で、民が殺到してるですって!?気に食わないわね!」


 執事のシュナウザーはハンカチで額を拭いながら説明する。


「はいお嬢様。マーサという西から来た商人が、なんでも女神の祝福を受けた商品を売っているらしく、民が群がり連日お祭り騒ぎのようで……」


「なによそれ!私は許可していないわよ!そんなの死罪よ!死罪!」


「自国の衛兵を向かわせたのですが、商人マーサと共に来た五人の女の従者がとんでもなく強くて……街では『五天女』と言われ崇められる始末で……」


「許さないわ!!」


 チワは四つん這いでテーブルになっている国王ゴールデンの背中に熱々の紅茶を叩きつける。


「あちゃ――!!」


 転げ回る国王!


「いいわ!私が行くわ!シュナウザー、着いて来なさい!」


「お嬢様!危険では!?」


「ここは、私の国よ!好きにさせないわ!」


 火傷した背中に手を回しながら床でバタバタしながら自室へ支度に戻るチワを見送った国王ゴールデンは執事シュナウザーに視線を送る。


「シュナウザー、チワを……頼む……アチャチャ!!」


「王様……嘆かわしい」


 【ザマァ王国 街中】


「な、何よこれ!」


 金色の縦巻きロールの髪を揺らしながら黒のドレスを身に纏ったチワは街の異変に驚愕した。


『あ~んっ!いや~入れて~んぁ!』


 街中の女性が全員、股間を押さえて悶えながら徘徊している!彼女達の歩いてきた道には垂れた液体が水溜まりのように続いていた。


「まるでゾンビの集団ですね」


 執事のシュナウザーは白髪混じりの髪から垂れた汗を手で拭う。


『あぁ!トモミン様ぁ!!スイッチを押してください!!』


 ゾンビっ娘達が一人のメイド服の女性の元へフラフラと集まりだした!


「彷徨える哀れな子羊達よ。今こそ内なる悪を解き放つのです!『トモミン~ビッグウェーブ!!』」


 メイド服の女性が両手を天高く上げると、ゾンビっ娘達に装着された『女神の身震い(通称:神絶頂)』が一斉に動きだした!


 ブブブ――!!


『いやぁ――ん!!あぁ――ん!!出ちゃう~!!快・感・昇・天!!』


 プシャァ――!!


 ゾンビっ娘達は一斉にへたり込み、辺り一帯に泉が形成され、虹が架かった。


「女神の泉、完成でっす!」


 泉の真ん中でメイド服の女性はメイド服のスカートの両端をヒラッと持ち上げてポーズを決めた。


「ちょっとあなた!私の国で何をしているの!」


 チワはメイド服の少女に人差し指を突きつける。


「ん?私ですか?私はマーサ商会マーサ様のメイド『救いの五天女トモミン』でっす!」


 トモミンは、その場でクルっと一回転したあと、再びメイド服のスカートの両端をヒラッと持ち上げながら礼をする。


「うぬぬ……私の街で好き勝手するなぁ――!!」


 チワから黒い魔力が上空へ溢れだす。


「はわわ!すごい魔力でっす!これが女神様が言っていた『闇の魔力』!?」


「チワ様!!昼が夜になってます!!」


 慌てた執事のシュナウザーはチワに紅茶を差し出す。


「ズズズ……ありがとうシュナウザー。危うくまた夜が続くとこだったわ」


 チワは紅茶を飲んで落ち着いた。


 前にチワの闇の魔力が暴走した時は何ヵ月もの間、辺りは闇に包まれ、街中の男の活力が闇に吸われたことにより女性中心主義の国へと変貌を遂げたのだった。


 トモミンはチワの魔力に圧倒されながらも、マーサのために勇敢にも悪役令嬢チワに勝負を挑む!


「こうなったら、ご奉仕対決でっす!」


「どうなったら、そうなるのよ!!なんで私がそんなことしなくちゃいけないのよ!」


 チワは当たり前に断った!


「そうですか……。令嬢様は男性が怖いから苛めるのですね。ご奉仕もできないなんて……。そりゃ男性を喜ばせるなんて出来るわけないでっす」


 トモミンは「やれやれ」と両手を広げる。


「なんですって――!!誰が男が怖いのよ!!いいわ!やってやるわよ!!ただし、私が買ったらあなた達は国外追放だからね!!」


 チワが安い挑発に乗った!!


「では、ご主人様を呼ぶです!」


 トモミンはそういうと、メイド服の背中のファスナーを開け、チラッとちっぱいを露にする。


「あなた、何を!!?」


「この辺りでちっぱいの気配が――!!」


 変態マーサが全速力で走ってきた!!


「ご主人様!!お待ちしておりました!少しお力添えをお願いします!」


 トモミンはメイド服を整えながらマーサに手を振る。


「……あなたのご主人様は犬なの?それともバカなの?」


 チワが呆れる。


「えっと……なるほど!トモミン、手加減するんだよ」

 マーサは瞬時に(なるほど。エロい展開だ)と理解した。


 トモミンがルールを説明する。


「ルールは簡単でっす。バナンポジュースを早く出させた方が勝ちでっす」


 トモミンはマーサの前に跪きジェスチャーをしてみせる。


「は、はぁ――!?バッカじゃないの!!そんなのできるわけないでしょ!!」


 チワは激怒する!当たり前だ!


「はぁ~……令嬢様は何もできませんね。あ、何もできないから令嬢様なのでっすか!」


 トモミンはたまに『いじめっこトモミン』が顔を出すぞ!


「ななな!!なんですって!!やるわよ!!シュナウザー!!あなたのバナンポをとっとと出しなさい!!」


 チワはやけになってシュナウザーのズボンを無理やり下ろす。


「お、お嬢様!!お止めください!!」


 ボロォン!!


 抵抗むなしく飛び出したシュナウザーのバナンポは、老体に似合わない『誇り高き巨搭』であった!


「な……な……」


 チワは言葉を失う。


「ほぉ、見事なり」


 マーサは感心した。


「それでは、よ~いスタート!んんぅ――!!」


 トモミンはスタートダッシュを決めた!


「あ!ずるい!シュナウザーな、舐めるわよ!」


「はい!お嬢様!」


 レロレロちゅぱちゅぱ……。


 シュナウザーの巨搭バナンポはさらに大きさを増し、もはやシュナウザー巨城と化した!


「あぅあぅあああ……こんな大きいの咥えられないわ!」


 チワの顎が外れそうになる!


「すいませんお嬢様……」


 謝るシュナウザーだが、ここで対抗意識を燃やすマーサが本気を出した!


「敵ながらアッパレ!だが、俺の本気を見せてやる!快王拳3倍だ!!」


 説明しよう!快王拳とは、第3話のスキルAV男優の説明で出てきて以来「やっぱりバナンポは大きさじゃないよね。相性だよね」と作者の粋な計らいでなかなか登場しなかった幻のスキルなのだ!


「あわわ!ご主人様のバナンポが3倍に膨れ上がったでっす!」


 トモミンは驚いた!さすが紹介から40万字も忘れられていた幻のスキルである!!


「トモミン、負けない!トモミン~サンバカーニバル!!」


 トモミンはメイド服をはだけて、ちっぱいをバナンポにサンバのリズムで擦り付けながら刺激を与えた!


「あん!んぅ!サンバ!んぁ!んぅ!」


「むぅ!あ、あたしだって!!」


 チワもドレスを自らはだけると、トモミンに勝るとも劣らない見事なちっぱいが露になる!


「なぁ!!ちっぱいだと!?」


 バカなマーサがバカな反応をした!


「あたしだって!むねをバナンポに当てて……んぁ!熱っ!シュナウザーのバナンポが熱々ですわ!!」


「あぁ……お嬢様!あまり持ちそうもございません!」


 なんとシュナウザーのバナンポが噴火しそうだ!


 シュナウザーは隠れちっぱいファンであった!


「え?出るの?く、咥えるわね!んぐぅ、んぁ……いふれもらひて……」


 先端しか咥えられていないチワは一生懸命ご奉仕する!


「お嬢様!!出ます!!」


「トモミン!俺も出そう!!」


 ビュー!!びゅるる!!ビュー!!ビュー!!


 マーサとシュナウザーは同時に大量のバナンポジュースを噴射した!


「んぐぅ――!!きゃ――!!シュナウザー!!出し過ぎよ!もう……」


「すいません!お嬢様!今、お拭きいたします!」


 バナンポまみれのチワは、シュナウザーに怒っては見せるが、正直、出せてホッとしていた。


「同時でっすね」


 バナンポまみれのトモミンは「いい勝負だった」と誇らしげな顔を見せる。


「量は俺のが多いな」


 バカなマーサは放っておこう!


「私はここまででっす!!さらばでっす!」


 トモミンはマーサの手を引き逃げ出した!


「あ!こら待て!!」


 手についたバナンポジュースを舐めとりながら追う悪役令嬢チワ!!


 こうして悪役令嬢チワをおびき寄せることに成功したマーサ達!世界の命運は!?ザマァは!?


 がんばれ!マーサ商会!!


<次回、緊縛の五天女ユキノ!お楽しみに!!>


「……トモミン、わざと同時に出させたでしょ」


 手を引かれながら逃げるマーサはトモミンに聞いてみる。


「バレましたか!チワさんの闇の魔力はすごかったでっす。あれを薄めるには皆さんの力が必要でっす!」


 マーサ専属メイド長トモミンはマーサの発射を秒単位でコントロールできるぞ!


 <すごいね!つづく!>


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