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「こんなの……知らない……」新章【失われた記憶と闇の階段】

「だ~れだ?」

 

 急に視界が暗くなる。


 お久しぶりです。ハラミサガリ王子のマーサです。転生前の兄と再会した後、女神フレイヤから世界の運命を託された俺は、今日も世界を救うため『聖シリーズ』の呪いを解くため、彼女達とエッチな毎日を送っています。


 ちゅぱちゅぱ……。ちゅ。シュッシュッ。ぬぷっ!ビュルル~!……ゴクゴク。


 暗闇の中、答えを発表する。


「今日は簡単だった。『た~れだ』の声は拳聖レキ。だけど目隠ししたのは背中に当たるおっぷにから剣聖イク。最初にバナンポを咥えた『ちゅぱちゅぱ』が勇者ユキノ。その次の手で『シュッシュッ』したのが拳聖レキ。その後の『ぬぷっ』は濡れ具合と温かさで鉄仮面サーフォン。ちょっと中に出しちゃったけど、最後にバナンポジュースを飲んだのは聖女トモミンだ!」


「やるな!マーサ!」


 視界が明るくなる。目の前に感心する勇者ユキノ、ユキノのそばでしゃがんでいる拳聖レキと聖女トモミン、俺の後ろに剣聖イクの姿が見える。


「へっへ~ん!マーサ!残念でしたぁ~」


 幼馴染みの拳聖レキが聖女トモミンの後ろに隠れていた女の子の手を引く。


「あわわ!あわわ!すいません!すいません!」


 はじめて見るその子は聖女兼第一王子専属メイド長トモミンと同じメイド服を着ている。


 誇らしげにトモミンが立ち上がる。


「ご主人様!こちらは昨日、配属になったばかりの第一王子メイド隊No.365 獣人族のナナミちゃんでっす!」


 ナナミと言われた女の子は大きくモフモフな耳としっぽを揺らしながら「すいません!すいません!」と謝る。


「いや……そんなに怖がらなくても」


「なんだマーサ。気づいていないのか?」


 自称獣人族の勇者ユキノがナナミのしっぽを抱き枕のように抱えながら言う。


 剣聖イクが溜め息をつきながら話した。


「はぁ……マーサ殿、先程の「だ~れだ?」ユキノ様が口を離した後のバナンポにキスした『ちゅ』……新人メイドのナナミです」


「ごめんなさい!ごめんなさい!」


 ナナミは何度も頭を下げる。


「新人に何をさせてるの――!!」


 怒った俺だったが、心の中で「ありがとう」とお礼を言う。


「あんたが考えた『バナンポだ~れだ』を毎日やってあげる私達の優しさに感謝しなさいよね」


 レキがナナミの頭を撫でながら話す。


 ナナミの大きな耳がピクピク動く。


「獣人族のしっぽってどこから生えているのかしら?」


 真面目なサーフォンがナナミのスカートの穴から生えるしっぽを凝視する。


「よし!確かめよう!」


 勇者ユキノはナナミを担いで俺の部屋に向かった。


 ちなみに勇者ユキノの大きなしっぽはお尻から生えていて、着脱可能だ。


「え?え?トモミンメイド長!これは!?」


 ユキノに担がれてジタバタするナナミはメイド長トモミンに助けを求める。


「これはメイドの仕事の大半を占める『ご主人様へのご奉仕』でっす」


 トモミンは誇らしげに言った。


「大丈夫よ。マーサはアホだけど、優しく入れてくれるわ」


 レキがナナミに優しく語りかける。


「すぐ虜ですわ」


 サーフォンが言う。


「ナナミのあと、私にもお願いできるでしょうか?」


 イクが俺の目を見ながら懇願する。


「逆にマーサが入れなかったら世界滅ぶよ」


「確かに。あはは」


 ユキノの発言にレキが笑いながら答える。


 しかし、ひどい言われようだ。


 談笑しながらゾロゾロと第一王子の寝室に入った彼女達は服を脱ぎながらベッドに横になる。


 だが全裸にはならない。


 なぜならマーサは脱がすのが好きだから!


 【第一王子マーサの部屋】


「では、おっきくしますね」

 

 トモミンはマーサのバナンポを咥えた。


 ジュルジュル……。


「う~ん、さすがに5回目だと反応が悪いでっす」


 トモミンは咥えただけでマーサが何回出したかわかるぞ!


 レキがマーサを睨む。


「あんた!いつ出したのよ!もう……私がいるのに」


 自分で言って頬を赤らめる。


「レキ……」


 レキのツンデレでマーサのバナンポ回復率が10%上昇した!


 サーフォンが申し訳なさそうに手を上げる。


「レキさんすいません。一回目は私です。明け方、マーサ様の部屋へお邪魔しました」


 続いてユキノが手を上げる。


「じゃあ2回目は私だな!朝食後に屋根の上で」


 (屋根の上でどうやって!?)と全員思ったが、スルーした!


 イクが意を決して手を上げた。


「す、すいません!2回目は私です!マーサ殿が朝食中にテーブルの下でいただいていました!」


「いただかれてました」


「あんたは少し遠慮という言葉を覚えなさい!」


 レキがマーサをパシン!と叩く。


「やはり5回目でしたか……ナナミ協力して」


「ひゃ、ひゃい!トモミンメイド長!」


 トモミンの呼び出しに新人ナナミが焦る!


「はい、咥えて」


 トモミンはマーサのバナンポをナナミの口に近づける。


「は、はい!……はい!?くくく……咥えるですか!?」


「いいから咥えなさい!」


「んぐぅ~!!」


 トモミンはナナミの頭をバナンポに押し付けた。すっかりメイド長としての威厳を身につけたトモミンは、昔のドジっこではないようだ!


 ビュル~!!


「んぐはっ――!!ゲホゲホ……あぅ……ひどい」


「出ちゃった。新鮮でよかった」


「バカ!なに勝手に出してるのよ!」


 レキがマーサの頭をコツンと叩く。


「ほらっ、こぼしちゃだめでっす……レロレロ」


 トモミンがナナミの口から垂れるバナンポジュースを舐めとる。


「ひゃぁ!トモミンメイド長!やん!あん!」


「エロい!超回復!!」


 マーサのバナンポが完全回復した!


「では、新人メイドのナナミちゃんの『初ご奉仕記念式』を始めます」


 新人メイドナナミをベッドに寝かせ、周りをロイヤルフィアンセーズが囲んだ。


「あ、あの!?これは!?」


 ナナミがテンパる。


「大丈夫よ。楽にして」


 上半身に軽い鎧を身につけ、下半身まる裸の剣聖イクがナナミの顔に腰を下ろす。


「んぅ――!!?」


「あん!そんなに動かないで!」


 続いて服を捲られ、露になった左のおっぷにを鉄仮面サーフォンが舐め、右のおっぷにを聖女兼メイド長トモミンが先端のチックンを吸う。


 レロレロレロレロ。


 ちゅぅ~~~~~ポンッ!


「んぁ!んぅ――!!あっ、あっ、あっ、あん!!」


 続いて上半身に純白のドレス、下半身まる裸のフィアンセ兼拳聖レキがナナミの足を両手で上げる。


「あぁ――!!広げちゃいやぁ~!」


 続いてマーサがレキのお尻に顔を埋めながらナナミの初めての場所へバナンポをセットする。


「マーサ!舐めすぎ!あん!!」


 最後にマーサのバナンポの下に潜り込んだ勇者ユキノがバナンポを舐めて唾液をバナンポに纏わす。


「んぁ……ジュルジュル……よし!準備OKだ!」


 これですべての準備が整った!


 あとはマーサが腰を少し動かすだけだ!


 だが、マーサの意向で無理やりは絶対しない!


 ナナミがその気になるまでロイヤルフィアンセーズは根気よくナナミを四方八方から攻め立てるのだ!


 イクが顔を濡らす!サーフォンが舐める!トモミンが吸う!レキはマーサに舐められながら声を出して雰囲気を高める。ユキノはナナミの初めての場所とマーサのバナンポの間を器用に舐める。


 さすがの連携!


 未だかつてこのコンビネーションに屈しなかったものはいない!


 それは新人メイドナナミも同様だった!


 ビクビクビクゥ――ン!!


「はぁん!もうムリ!おかしくなっちゃう!入れて!マーサ様!入れて入れて!入れて――!!」


「了解!」


 ズブゥ!!


「あ―――――――!!……もう、戻れない」


 ガクッ!


 ナナミは気を失った!


 ズンズンズン!

 

 だが、マーサは動き出したら止まらなかった!


「あぅ!ダメ!これ以上は!あん!気持ちいぃ!ダメになっちゃう!ダメになっちゃう!あ――――――!!」


 ビュル~!!


 ガクッ!


「こんなの……知らない……」


 マーサが果てるのと同時にナナミは再び気絶した。


「ご主人様!見事な『初ご奉仕記念式』でした!」


 トモミンがマーサを褒め称える。


「幸せそうでよかったよ。」


「やっと私達の番だな……」


 ユキノを先頭にロイヤルフィアンセーズが立ち上がる。


「あ、あの!みんな!新章突入で読者に興味を持ってもらうような謎や事件が起こるのだけど、まだエッチしかしてな……んぐっ!」


 マーサの口をサーフォンがふさいだ!


「なに訳のわからないこと言ってるのよ!!」


 レキがマーサのバナンポを自ら中に入れた!


「はぁ――ん!!」


「あ!レキ殿!次、私!」


 出遅れたイクが焦る。


 平和でエッチな毎日がまたやってきた。


 特に期待されていないであろう新章は新たな伝説を生み出す。


 【転生したけど、スキル『AV男優』ってなに!?】


 新章 『失われた記憶と闇の階段』


 堂々、開幕!!


 ジョボジョボ――……。


「あぁ……ご主人様……出したあとに中でオシッコしちゃらめ~んぁぁぁ~あったかくて癖になるぅ~……」


 マーサの変態レベルに上限はなかった!


 <つづく!>


 

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