表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

81/135

「初めてなのに……初めてなのに……」『ミッション発動!挟みまくる彼女達』

 挑戦者達にミッションが告げられる!


 『ミッション① バナッポーを挟め!』


 ヤマタノオロチ森林にのみ生育するという神秘の果実バナッポー(エルフの森のバナンポより小ぶり)をおっぷに(旧おっぱぉ~ん)に挟んで逃げろ!


 落としたらハンター天狗が駆けつけるぞ!


「うにゃにゃ!にゃ!」


 聖女トモミンはちっぱいを両手で寄せて、頑張って挟む!挟むというか、乗せる!


「うふふ……大変そうね!私は楽チン楽チン」


 陰陽師団見習いイッタン・モメンは自慢の巨乳にバナッポーを挟み、体に巻いている布で固定する。


 どんなに走ってもバナッポーは落ちないぞ!


 モメンは調子に乗ってトモミンの周りをおっぷにを揺らしながら駆け回る。


「うう……うらやましいでっす!」


「ほら!こんなに激しく揺らしても落ちない!」


 ゆっさゆっさ!ゆっさゆっさ!


 突如、モニターに大司教イナリの姿が映し出される。


「いい忘れておったが、バナッポーはあまり激しく擦ると大量のバナッポー液が噴出するから注意が必要じゃ。バナッポー液は臭くてネバネバで顔にかかったら大変じゃ」


 プッシャァ――!!


 言うが早く、モメンのおっぷにに挟まったバナッポーから大量のバナッポー液が噴出する!


「ぎゃ――!!くっさぁ――!!で、すっごいネバネバする――!全然、取れない!ぎゃ――!!」


 その場で悶絶するモメンにハンター天狗がかけつける。


「あ!待って!やめて!」


 ハンター天狗は歌い出す。


 パンパンパン、鬼さんこちら、手の鳴るほうへ~。


 変態マーサが鼻にティッシュを詰めて登場する!


 パンパンパン、鬼さんこちら、手の鳴るほうへ~。


 ハンター天狗はモメンの体に巻かれている布をほどき、木にくくりつける。


「やめて!私……初めてで!!」


 足をM字にくくりつけられたモメンにマーサが近づく!


「初めて!大好物です!」


 大好物だった!


 基本、好き嫌いのないマーサだったが、秋に取れる脂の乗った魚『サンマーン』は初物を食べると決めていた!どうでもいい情報だった!


 ズ……ズブッ……!?


「あ!やめて!あ……あぁ――!!」


 マーサのバナンポがモメンの初めてを盗み取る!


「ああぁ……はぁ……んぁ……んぅ――!!」


 モメンの体の布が白色からピンクへと色を変える!


 説明しよう!陰陽師団見習いが体に巻いている布は、そのまま実力の段位を表し、白→ピンク→茶→黒と色を変えるぞ!


 つまり、モメンの段位が上がったのだ!


 よかったね!!


「あん!あぁ――!!布がピンクに!!やった!んぁ!!でも……初めてなのに……初めてなのに……あはぁ――ん!!」


 モメンは大人の階段を一歩上り、そのまま気を失った――。


 陰陽師団見習いイッタン・モメン失格!!


「ほっほっほっ!にゃ!コツを掴んだにゃ!」


 バナッポーをうまくちっぱいに乗せ、走り去るトモミンであった!


 <つづく!>


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ