「壁から真っ赤に腫れた私のお尻が出ていて、バナンポジュースを垂らしながら足をバタバタさせている……」『壁からお尻』
【前回のおさらい】
「一度でいいからご主人様のバナンポを挟みたかったのでっす――!!」
トモミンは赤ちゃんを抱っこしながらイクへ突進する!
「キャハハ!ポカポカ!」
「痛っ」
「痛っ」
ノートの赤ちゃん『三代目ジェイソン・ブラザー・ノーエッチ』がイクとトモミンの頭を同時に叩いた!!
「はぅ!この圧倒的な重力感!これが……巨おっぷに!?」
イクが自らのおっぷにを両手で持ち上げる。
「は!肩……軽い!?」
トモミンは両肩をぐるんぐるん回す。
「え?二人は入れ替わったの!?」
サーフォンが二人を交互に見渡す。
「見ててください!」
トモミンは聖剣ゼックスカリパを手に持ち、白紙の紙を空中へ投げた!
「シルフィード流剣術『ゲンカンデソクシャ』!!」
ズババババーーン!!
「白紙が『マーサのバナンポを咥えるイク』の形に切り刻まれている!?すごい!!背景の『玄関』まで鮮明に!!まさしくイクの剣技!!」
ユキノが驚く!
「すごい技術と発想だな……」
マーサは切り絵をこっそりポケットにしまう。
「肩が軽くなるだけで、これほど楽に剣が振るえるとは……」
トモミン(中身イク)が聖剣ゼックスカリパを眺める。
イクの『巨おっぷに』は両方合わせて1キロあるぞ!巨おっぷには大変なんだぞ!
「じゃあ、イク様がトモミンになったの!?」
レキがトモミンを見る。
「見ててくださいでっす!」
イクはマーサのズボンを下ろすとバナンポを奥まで咥えた!
「はう!すごい奥まで!!」
「いや、でも、イクも頑張れば奥まで咥えられるぞ!」
ユキノがイクを覗き込む。
「んっ!んっ!ぐるん!ぐるん!」
イクはマーサのバナンポを咥えながら体ごと回転を咥える!
「あっ!あっ!ヤバい!」
ピュゥ――!!
マーサ、あえなく撃沈!
「すごい!トモミンさんの必殺の『トモミントルネード』ですわ!」
サーフォンが叫ぶ!
「間違いなくトモミンね!」
ユキノも納得する。
「わ!わ!巨おっぷにで挟むと残りのバナンポジュースが搾り取りやすい!すごいでっす!」
イク(中身トモミン)は念願の『挟んでお掃除』に感激している!
「私の体でそんな恥ずかしいことしないで~」
トモミン(中身イク)は、そう言いながらも喜ぶマーサに、私も今度やってみよう……と決意した。
「ああ!おっぷにで搾り取られる!!」
マーサは悶絶していた!
「あ!赤ちゃんがいないです!」
サーフォンが部屋を見渡す。
「部屋のドアが開いてるわ!まだ城の中にいるはずよ!探しなさい!」
女神フレイヤは指示を出す!
赤ちゃんに何かあったら……!?
ノートの魔王業復活が頭にチラつく!
『はい!!』
全員で赤ちゃんの捜索が始まった!
【廊下】
「イク団長!午後の稽古はどうしましょう?」
騎士団副団長がイク(中身トモミン)に声をかける!
「稽古?『おやつ』が食べたいな~~!おやつ食べてお昼寝するの!」
「はい!『おやつ』に『お昼寝』ですね!!……へ!?」
茫然としながら走り去るイク騎士団長を点になった目で眺める。
【王の間】
「おっ!トモミ~ン!今日の晩飯は何かのぉ~?」
トモミン(中身イク)を見つけたシャトーブリアン王が声をかける。
「王!たまにはご自分で作りなさい!王は好みがうるさいと料理長がボヤいておられたぞ!部下の管理もできないようでは王様失格ですよ!では、私は急いでいるのでこれで!」
「……王様失格……グスン」
王は人知れず泣いた!
【西塔 三階渡り廊下】
「赤ちゃ~ん!どこ~?おっぷにが大きいと走りづらいにゃ~」
慣れない巨おっぷにをゆっさゆっささせながらイク(中身トモミン)か走ってきた!
「ん?壁に穴が開いてる!まさか!赤ちゃんはここから中に!!?」
イク(中身トモミン)は壁に開いた穴に体を押し入れた!
ズボッ!!
「……抜けなくなった」
やっぱり!!
【五分後】
「……壁からお尻が出てる!どういう状況!?」
マーサは足を止めた!
壁からお尻が出て足をパタパタさせている!
「……縞々、イクか。あ、今は中身トモミンか!」
マーサは躊躇することなくスカートをめくり、縞々の下着を確認する!
「ご主人様!?すいません~押してもらっていいですか~?」
壁の中からイク(中身トモミン)の声がする!
「よし!任せとけ!押すのは得意なんだ!」
マーサはパンツを脱ぎバナンポを出すと、イクの縞々の下着をずり下げた!
「……ご主人様?」
「行くよ――!え――い!!ズボッ!」
勢いよくイクに突っ込む!
「はぁ――ん!!?ご主人様ぁ~いきなりでっす」
「ん?押しが足りないか!?それなら!」
パシッ!パシッ!
マーサはイクのお尻を叩きながら激しく突いた!
「ひぃん!にゃぁん!やぁん!ご、ご主人様ぁ!激しっ!!」
いつも優しくされているトモミンは、イクの姿になって、激しいのもいいかも……と思った!
「うぅ!!……ダメか……。前から押すか……」
マーサは部屋のドアを開けて、イク(中身トモミン)の上半身側にやってきた。
「トモミン大丈夫か?」
「すいません、ご主人様。イク様のおっぷにが大きすぎて、抜けなくなってしまいました。」
「仕方ないから前から押すね。口開けて……」
「はい。あ~ん……」
マーサはバナンポでしか押せない!
理由は特にない!!
「んぐっ!!もっと!押してください!」
「くぅ!!やはりおっぷにが引っ掛かるか!それなら!」
マーサはイク(中身トモミン)のおっぷにを両手で持ち上げながら、イク(中身トモミン)の喉奥にバナンポを突き立てた!
【壁の外】
トモミン(中身イク)は立ち止まり、壁から出た自分のお尻を眺めていた!
「壁から真っ赤に腫れた私のお尻が出ていて、バナンポジュースを垂らしながら足をバタバタさせている……」
【壁の中】
「!?その声はトモミン(中身イク)か!!?足を引っ張ってくれ!!」
【壁の外】
「マーサ殿!?だいたい状況がわかった!足を引っ張る!」
トモミン(中身イク)が足を引っ張る!!
【壁の中】
「そろそろ(バナンポジュースが)出そうだ!押せ――!」
「んぐ――!!」
スポン!!!!
「うわぁ!!んんっ!!?」
壁から抜けたイク(中身トモミン)の秘密の入り口が勢い余ってトモミン(中身イク)の口とぶつかり、中に溜まっていたバナンポジュースがトモミン(中身イク)の口の中に流れ込む!!
「んぐっ!トモミンの中からバナンポジュースが……んあぁ――!」
「ごくん!にゃぁ――ん!!イク様の舌が……はあぁ~ん!!」
イク(中身トモミン)はマーサのバナンポジュースを飲みながらトモミン(中身イク)に舐められて果てた!
「イク!トモミン!大丈夫か!?」
マーサが二人のもとへ駆け寄る!
「ひどい目にあった……あれ?戻ってる?」
イクが自分の体に戻っていることに気づいた。
「にゃ?肩が軽い!戻ったにゃ!!」
トモミンも両手を上げてジャンプする。
「偶然、二人同時にイケて戻ったようだな!すごい発見だ!」
言わなくていいことを言う!
赤ちゃんに頭を叩かれなくても、同時にイケたら戻るようだ!!
「イク様すいませんでした。おっぷに大きいのに憧れて……でも、大変でした」
「トモミンも充分魅力的だよ!」
イクはトモミンの頭をナデナデした。
「そうそう!ちっぱいは感度がいいからね!」
またマーサが言わなくていいことを言う!
AB型は空気を読むのが苦手だった!!
「ご主人様……ありがとうございます」
でもトモミンは嬉しかったようだ!
【その頃、宝物庫】
「いた!赤ちゃん!」
ユキノ、サーフォン、レキが赤ちゃんを囲む!
「何か持ってますよ!」
「あれは魔力を増幅させる『欲情のティアラ』よ!!ヤバい!!」
「え~む!え~む!」
ティアラを被り、赤ちゃんは泣いた!「え~む!え~む!」と泣いた!!
【その頃 街中】
「ジェイソン~!ジェイソン~!」
女神フレイヤの知らせを受け、母親のノートは父、ゲーテと一緒に赤ちゃんのジェイソン・ブラザー・ノーエッチを探すため街中を駆け回っていた!
「いないな!?あとは探していないのは、やはり城か!?」
騒がしい村人の声が聞こえる!
「叩いて!私を叩いて!」
「罵って!私を罵って!」
様子のおかしい村人にゲーテが不思議がる。
「やけに変な奴らが多いな……」
「ジェイソンの仕業よ!ジェイソンの泣き声を聞くと、みんな『ドM』になっちゃうの!!」
「……なんで?」
【宝物庫】
「え~む!え~む!え~む!」
泣き止まない赤ちゃん!
声を聞いたユキノ、レキ、サーフォンの様子がおかしい!
「……ん?体が……」
「……なんだか……」
「……叩かれたい」
次回は初のSMか!?
<つづく!>




