表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

56/135

「壁から真っ赤に腫れた私のお尻が出ていて、バナンポジュースを垂らしながら足をバタバタさせている……」『壁からお尻』

 【前回のおさらい】


「一度でいいからご主人様のバナンポを挟みたかったのでっす――!!」


 トモミンは赤ちゃんを抱っこしながらイクへ突進する!


「キャハハ!ポカポカ!」


「痛っ」


「痛っ」


 ノートの赤ちゃん『三代目ジェイソン・ブラザー・ノーエッチ』がイクとトモミンの頭を同時に叩いた!!


「はぅ!この圧倒的な重力感!これが……巨おっぷに!?」


 イクが自らのおっぷにを両手で持ち上げる。


「は!肩……軽い!?」


 トモミンは両肩をぐるんぐるん回す。


「え?二人は入れ替わったの!?」


 サーフォンが二人を交互に見渡す。


「見ててください!」


 トモミンは聖剣ゼックスカリパを手に持ち、白紙の紙を空中へ投げた!


「シルフィード流剣術『ゲンカンデソクシャ』!!」


 ズババババーーン!!


「白紙が『マーサのバナンポを咥えるイク』の形に切り刻まれている!?すごい!!背景の『玄関』まで鮮明に!!まさしくイクの剣技!!」


 ユキノが驚く!


「すごい技術と発想だな……」


 マーサは切り絵をこっそりポケットにしまう。


「肩が軽くなるだけで、これほど楽に剣が振るえるとは……」


 トモミン(中身イク)が聖剣ゼックスカリパを眺める。


 イクの『巨おっぷに』は両方合わせて1キロあるぞ!巨おっぷには大変なんだぞ!


「じゃあ、イク様がトモミンになったの!?」


 レキがトモミンを見る。


「見ててくださいでっす!」


 イクはマーサのズボンを下ろすとバナンポを奥まで咥えた!


「はう!すごい奥まで!!」


「いや、でも、イクも頑張れば奥まで咥えられるぞ!」

 ユキノがイクを覗き込む。


「んっ!んっ!ぐるん!ぐるん!」


 イクはマーサのバナンポを咥えながら体ごと回転を咥える!


「あっ!あっ!ヤバい!」


 ピュゥ――!!


 マーサ、あえなく撃沈!


「すごい!トモミンさんの必殺の『トモミントルネード』ですわ!」


 サーフォンが叫ぶ!


「間違いなくトモミンね!」


 ユキノも納得する。


「わ!わ!巨おっぷにで挟むと残りのバナンポジュースが搾り取りやすい!すごいでっす!」


 イク(中身トモミン)は念願の『挟んでお掃除』に感激している!


「私の体でそんな恥ずかしいことしないで~」


 トモミン(中身イク)は、そう言いながらも喜ぶマーサに、私も今度やってみよう……と決意した。


「ああ!おっぷにで搾り取られる!!」


 マーサは悶絶していた!


「あ!赤ちゃんがいないです!」

 

 サーフォンが部屋を見渡す。


「部屋のドアが開いてるわ!まだ城の中にいるはずよ!探しなさい!」


 女神フレイヤは指示を出す!


 赤ちゃんに何かあったら……!?


 ノートの魔王業復活が頭にチラつく!


『はい!!』


 全員で赤ちゃんの捜索が始まった!


 【廊下】


「イク団長!午後の稽古はどうしましょう?」


 騎士団副団長がイク(中身トモミン)に声をかける!


「稽古?『おやつ』が食べたいな~~!おやつ食べてお昼寝するの!」


「はい!『おやつ』に『お昼寝』ですね!!……へ!?」


 茫然としながら走り去るイク騎士団長を点になった目で眺める。


 【王の間】


「おっ!トモミ~ン!今日の晩飯は何かのぉ~?」

 トモミン(中身イク)を見つけたシャトーブリアン王が声をかける。


「王!たまにはご自分で作りなさい!王は好みがうるさいと料理長がボヤいておられたぞ!部下の管理もできないようでは王様失格ですよ!では、私は急いでいるのでこれで!」


「……王様失格……グスン」


 王は人知れず泣いた!


 【西塔 三階渡り廊下】


「赤ちゃ~ん!どこ~?おっぷにが大きいと走りづらいにゃ~」


 慣れない巨おっぷにをゆっさゆっささせながらイク(中身トモミン)か走ってきた!


「ん?壁に穴が開いてる!まさか!赤ちゃんはここから中に!!?」


 イク(中身トモミン)は壁に開いた穴に体を押し入れた!


 ズボッ!!


「……抜けなくなった」


 やっぱり!!


 【五分後】


「……壁からお尻が出てる!どういう状況!?」


 マーサは足を止めた!


 壁からお尻が出て足をパタパタさせている!


「……縞々、イクか。あ、今は中身トモミンか!」


 マーサは躊躇することなくスカートをめくり、縞々の下着を確認する!


「ご主人様!?すいません~押してもらっていいですか~?」


 壁の中からイク(中身トモミン)の声がする!


「よし!任せとけ!押すのは得意なんだ!」


 マーサはパンツを脱ぎバナンポを出すと、イクの縞々の下着をずり下げた!


「……ご主人様?」


「行くよ――!え――い!!ズボッ!」


 勢いよくイクに突っ込む!


「はぁ――ん!!?ご主人様ぁ~いきなりでっす」


「ん?押しが足りないか!?それなら!」


 パシッ!パシッ!


 マーサはイクのお尻を叩きながら激しく突いた!


「ひぃん!にゃぁん!やぁん!ご、ご主人様ぁ!激しっ!!」


 いつも優しくされているトモミンは、イクの姿になって、激しいのもいいかも……と思った!


「うぅ!!……ダメか……。前から押すか……」


 マーサは部屋のドアを開けて、イク(中身トモミン)の上半身側にやってきた。


「トモミン大丈夫か?」


「すいません、ご主人様。イク様のおっぷにが大きすぎて、抜けなくなってしまいました。」


「仕方ないから前から押すね。口開けて……」


「はい。あ~ん……」


 マーサはバナンポでしか押せない!


 理由は特にない!!


「んぐっ!!もっと!押してください!」


「くぅ!!やはりおっぷにが引っ掛かるか!それなら!」


 マーサはイク(中身トモミン)のおっぷにを両手で持ち上げながら、イク(中身トモミン)の喉奥にバナンポを突き立てた!


 【壁の外】


 トモミン(中身イク)は立ち止まり、壁から出た自分のお尻を眺めていた!


「壁から真っ赤に腫れた私のお尻が出ていて、バナンポジュースを垂らしながら足をバタバタさせている……」


 【壁の中】


「!?その声はトモミン(中身イク)か!!?足を引っ張ってくれ!!」


 【壁の外】


「マーサ殿!?だいたい状況がわかった!足を引っ張る!」


 トモミン(中身イク)が足を引っ張る!!


 【壁の中】


「そろそろ(バナンポジュースが)出そうだ!押せ――!」


「んぐ――!!」


 スポン!!!!


「うわぁ!!んんっ!!?」


 壁から抜けたイク(中身トモミン)の秘密の入り口が勢い余ってトモミン(中身イク)の口とぶつかり、中に溜まっていたバナンポジュースがトモミン(中身イク)の口の中に流れ込む!!


「んぐっ!トモミンの中からバナンポジュースが……んあぁ――!」


「ごくん!にゃぁ――ん!!イク様の舌が……はあぁ~ん!!」


 イク(中身トモミン)はマーサのバナンポジュースを飲みながらトモミン(中身イク)に舐められて果てた!


「イク!トモミン!大丈夫か!?」


 マーサが二人のもとへ駆け寄る!


「ひどい目にあった……あれ?戻ってる?」


 イクが自分の体に戻っていることに気づいた。


「にゃ?肩が軽い!戻ったにゃ!!」


 トモミンも両手を上げてジャンプする。


「偶然、二人同時にイケて戻ったようだな!すごい発見だ!」


 言わなくていいことを言う!


 赤ちゃんに頭を叩かれなくても、同時にイケたら戻るようだ!!


「イク様すいませんでした。おっぷに大きいのに憧れて……でも、大変でした」


「トモミンも充分魅力的だよ!」


 イクはトモミンの頭をナデナデした。


「そうそう!ちっぱいは感度がいいからね!」


 またマーサが言わなくていいことを言う!


 AB型は空気を読むのが苦手だった!!


「ご主人様……ありがとうございます」


 でもトモミンは嬉しかったようだ!


 【その頃、宝物庫】


「いた!赤ちゃん!」

 

 ユキノ、サーフォン、レキが赤ちゃんを囲む!


「何か持ってますよ!」


「あれは魔力を増幅させる『欲情のティアラ』よ!!ヤバい!!」


「え~む!え~む!」


 ティアラを被り、赤ちゃんは泣いた!「え~む!え~む!」と泣いた!!


 【その頃 街中】


「ジェイソン~!ジェイソン~!」


 女神フレイヤの知らせを受け、母親のノートは父、ゲーテと一緒に赤ちゃんのジェイソン・ブラザー・ノーエッチを探すため街中を駆け回っていた!


「いないな!?あとは探していないのは、やはり城か!?」


 騒がしい村人の声が聞こえる!


「叩いて!私を叩いて!」


「罵って!私を罵って!」


 様子のおかしい村人にゲーテが不思議がる。


「やけに変な奴らが多いな……」


「ジェイソンの仕業よ!ジェイソンの泣き声を聞くと、みんな『ドM』になっちゃうの!!」


「……なんで?」


 【宝物庫】


「え~む!え~む!え~む!」


 泣き止まない赤ちゃん!


 声を聞いたユキノ、レキ、サーフォンの様子がおかしい!


「……ん?体が……」


「……なんだか……」


「……叩かれたい」


 次回は初のSMか!?


 <つづく!>

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ