「あれ?髪がベトベトする……」『パラダイス!愛魚女女子寮!』
「……と、いうわけで理事長は来週、開催の『愛魚女運動会』で勇者ユキノに何か仕掛ける気らしいのよ……」
理事長の娘、サーフォンは愛魚女女子寮のマーサの部屋に来ていた。
「……へ、へぇ!(やば!)」
『部屋で女の子と二人きり』という夢のシチュエーションはもとより、サーフォンは大きめのグレー色のセーターを一枚着ただけで、体育座りをすると純白の下着が丸見えになっていた!(女体化した)マーサのバナンポが徐々に存在感を増す!
「あら?マーサの足の間から何か固そうで生々しい狂暴そうでもある棒のようなモノがそそり立っているわよ?」
愛魚女魔法女学園首席で才女であるサーフォンは、見た光景をありのままに表現することができる!純粋無垢という性格は、時に鋭いナイフを無意識に相手の喉元に突きつける!
※健康診断後に体育倉庫でマーサと彼女達の淫靡な行為を目撃したサーフォンだったが、あまりの衝撃でその場で気絶し、その時の記憶を失っていた!
「――!?(激やばーー!!!!!)」
マーサのバナンポが『起きた!起きたぞ~!』と自己主張を強める。
マーサは藁にもすがる思いでステータスを久しぶりに開いた!『スキルAV男優』は常に進化する!ただ、スキル『まるでカメラを向けられたAV女優』が優秀すぎて、大抵はエッチな展開になるから他のスキルを使うまでもなかった!しかし、サーフォンの類い稀な純粋な性格はマーサのスキルを自然に打ち消すほど清んでいたのだ!
「……ちらっ(何か使えるスキルは……)」
マーサはこっそりステータスを確認する!
【スキルAV男優 特殊スキル一覧】
『神ノ手技』……特定の局部のみで有効な神スキル。『押す』『こする』『つまむ』『ひっぱる』『こねくりまわす』を同時に繰り出せる。
『時間よ止まれ』……時間が止まり、自分だけ動けてエッチなことをやりたい放題!ただし、なぜか犬は動く。
『穴からバナンポ』……壁、椅子に穴が空き自身のバナンポを出現させる。女の子は無意識にバナンポに悪戯しちゃう!ラッキー!
『NTRごっこ』……隠れてエッチなことができる。なぜかバレない!でも、必ずバレそうになる!でも、バレない!
「――!?(ろくなものがないな!?とりあえず……『時間よ止まれ』!!)」
「…………」
サーフォンは止まった!息もしてるし、よく見れば瞬きもしてるが完全に止まっている!すごいスキルだ!
「……純白」
マーサはサーフォンの足の間に顔を潜らせ純白の下着に鼻がつくかつかないかの距離まで近づいた!なぜそんなことをするのか?と疑問に思った方!私は逆に『なぜしないのか!?』と問いたい!(←誰?)
「…………んっ」
マーサの鼻が純白の下着にたどり着いた!
「……あれ?マーサ、汗だくよ」
「……え?そう?」
サーフォンの声に反応し、ものすごい速さで定位置に戻るマーサ!大抵の男は臆病者だ!
「……よし!(やはりこれか……『穴からバナンポ』!!)」
サーフォンの寄りかかる壁に突如、穴が空きマーサのバナンポが『こんにちは』する!マーサのバナンポの部分だけ空間転移する最上位空間魔法だった!
「それでね、ペロペロ……私……ぱくっ……勇者ユキノを……んっんっ……守ろうと……んっ……くぽっ!思うの!」
サーフォンは自然に壁から生えたバナンポを舐めたり咥えたりしながら、何事もないように喋っている!空間転移魔法に隠蔽と誘引の特殊効果までついている!なんてすごい魔法だ!
※同時にスキル『年齢制限』も発動する!マーサの『固そうで生々しい狂暴そうでもある棒のようなモノ』がおいしそうなチョコバナンポ(本物)に姿を変える!チョコバナンポ(本物)は縁日で女性にも大人気だ!
「勇者ユキノを……守る?」
真面目なキメ顔で話すマーサだったが、バナンポは爆発寸前だった!
「……ええ、んっんっ!勇者ユキノは……んっ!んはっ!お父様が言うほど……んんん――!……悪い人じゃないと思うの!」
『悪い人じゃないと思うの』の前で暴発したマーサの白い液(バナンポジュースに修正済み!)がサーフォンの顔にべったり垂れる!しかし、何事もなかったかのように話すサーフォン!
「ユキノは悪い奴じゃないよ!おれ……私も友達だし!」
女体化したマーサも同意する。
「そうよね!よし!私達で勇者ユキノを守りましょう!」
「おう!」
サーフォンと固い握手をかわす。サーフォンの父『シー・チキン』は愛魚女魔法女学園理事長で大統領補佐官。国の脅威となる勇者ユキノの抹殺を企む。しかし、そんなことは絶対させない!ユキノは俺の大切な仲間だから!!
ガチャ!
ユキノがマーサの部屋を訪れてきた。
「マーサいる~?……どゆこと?」
マーサの白い液を顔中に塗りたくってマーサと固い握手をかわしているサーフォンに、さすがの勇者ユキノも理解が追いつかない!
「……これには魔界にあるというGカップの谷より深い訳が」
汗が止まらないマーサ。
「勇者ユキノ!ちょうどいい!あなたに話があるの!!」
サーフォンは身を乗り出してユキノに迫る!
「……とりあえず、顔、洗おうか?」
【愛魚女女子寮 大浴場】
「よ、よし……行くか……」
べっとべとのサーフォンを気遣い、三人でお風呂に行くことになった。先に入った二人の下着がきれいに折り畳んで置いてあるがマーサは気にもしない!下着は履いてこその下着!履かれてない下着はただの布だ!マーサは違いのわかる変態であった。
「あれ?髪がベトベトする……」
シャンプーで髪を洗うサーフォンが髪についた白いのを取るのに苦戦していた。
「マーサは本当にかけるの好きだね……『かけ職人』か?」
ユキノは体を洗いながらマーサに話しかける。
「……人をうどんみたいに言わないで」
どちらかというと『山かけマーサ』である。
「ところでマーサ、バナンポは?」
マーサの股間に何もないのを確認する。
「実は魔法でバナンポ部分だけ転移てきるようになったんだ。ほら、あそこ……」
通常、『隠蔽』が付与され気づかないはずのバナンポだが、『直感』の優れた勇者ユキノには関係ない。観念して場所を教える。
マーサが指差すと、お風呂の真ん中で『にょき』っとバナンポが浮かんでいた。
「すごい!どーなってるの!?あれ!?」
ユキノは子供のようにお風呂に飛び込む!
体は泡だらけだが、奇跡的におっぷに、お尻など大事な部分だけ丸出しだ!さすがユキノ!逆パターンだ!(?)
「ユキノ!まだ体が泡だらけだぞ!はぅ!」
言う間もなくユキノはお風呂に浮かんでいるバナンポをおっぷにで挟んでいた!
「あったかい……お風呂とバナンポ……ふにふに」
両手でおっぷにを交互に上下させバナンポに刺激を与える。
「や、やめて!出ちゃう!出ちゃう!」
「……ふぅ~やっと、洗えた……。あら?ユキノさん何してるの?」
やっと髪が洗えたサーフォンはお風呂に入りユキノの正面で浸かった。
「はっ!ふっ!ほっ!お!サーフォン!見てな!もう限界っぽい!おお!」
ぷしゃ~!!!!
ユキノのおっぷにの間から勢いよく白い液が飛び出す!それは芸術的にサーフォンを包み込んだ!
「き……きゃぁ~!!!!」
「……ゴシゴシ」
鳴り響くサーフォンの悲鳴に聞こえないふりをしながらマーサは髪の毛を洗うのであった……。
【10分後……】
「まったく!ひどい目に会ったわ!ユキノさん、その胸に挟まっている凶悪な棒はなんですの!?」
再び全身をくまなく洗ったサーフォンが湯船に浸かる。
「これか?……魔力の源かな?」
両手でおっぷにを持ち上げ、バナンポを刺激する!
「ちょ!ユキノ!」
隣で湯船に浸かるマーサが身悶える。
「それが、ユキノさんの魔力の源……」
真面目なサーフォンは疑いもなく信じた。
「さっきの白い液を飲むと魔力が上がるのだ!」
※マーサのバナンポから出る白い液には魔力アップ効果は一切ありません。
「……私も、飲みたい!!」
「ふぇ!!」
マーサが変な声を出す!
「え~、でも、これ、なかなか出ないしなぁ~」
意地悪っぽくユキノがマーサを見る。
「それでも……飲みたい!!」
サーフォンは真剣だ!
「よし!じゃ、咥えてみて!」
「ゆ、ユキノ!」
マーサが止めに入る!
「咥える……えぃ!パクっ!」
サーフォンはユキノのおっぷにに挟まれたバナンポを勢いよく咥えた!
※スキル『年齢制限』発動!湯煙が二割増しになった!
「はぅ!ダブルの快感!」
ユキノの隣で悶えるマーサ!
「いいぞ!これは先っぽが弱いんだ!もっと!少し吸いながら!涎が足りんぞ!」
なぜか熱血指導の勇者ユキノ。
「ふぁい!んっ!レロレロ!んはぁ~~んっ!んっ!んんっ!んん!んんんん――!」
愛魚女魔法女学園首席はダテじゃない!トモミンの『メイド道』の授業も今では成績No.1だ!今持てる技術の全てを凶悪な棒につぎ込む!
「……あぁ~。……撃沈します」
マーサがブクブクと湯船に沈む!
「んんっ――!???……んはっ!苦っ!!?飲まなきゃ!!ごくごく……ふぅ~でも、苦いけど嫌な味じゃない……」
サーフォンは、がんばって全部飲んだ!
「がんばったな~。どうだ!?魔力上がっただろ?」
「……どうだろ?でも……体が……ふわふわする……ブクブク」
サーフォンが湯船に沈んだ!
「のぼせたの――!???」
先に沈んでいたマーサが水中からサーフォンを担ぎ上げ急いで風呂場を出た!!
【マーサの部屋】
「……ありがと」
「無茶しちゃだめだぞ……」
うちわでサーフォンに風を送りながらマーサが心配する。
「ナイスガッツ!」
なぜかバスタオル一枚の姿でいるユキノはサーフォンにガッツポーズをしている……。
「……また、飲ましていただけるかしら」
「いいぞ」
即答するユキノ。
「…………」
反論の余地のないマーサであった……。
結局、なんの対策もできないまま、運動会を向かえることとなった!大丈夫か!お前ら!明日は運動会だぞ――!!
<つづく!>
【緊急ドッキリ企画!『もしも椅子に座ったらマーサのバナンポがあったら!?』】
「と、いうドッキリ企画を考えたのだが!」
ユキノは真面目な顔でマーサに『ドッキリ大成功』と書かれた手持ち看板を見せる。
「俺の最上位空間転移魔法をドッキリに使わないで……」
愛魚女魔法女学園の食堂でラーメンをすすりながらユキノが持っている手持ち看板を眺める。
「ほ、ほら!トモミンが来る!頼んだぞ!」
ユキノが指差した場所から、トモミンがお盆にパンケーキとバナンポジュース(本物)を乗せて歩いてきた。
「あ!ご主人様とユキノ様ぁ~!」
トモミンはテーブルにお盆を置くと、勢いよく椅子に座る!
(今だ!!)
ユキノがマーサに視線を送る!
(わかったよ……もう。スキルAV男優『穴からバナンポ』!)
トモミンが座る椅子にマーサのバナンポが現れる!
ズップン!!
「んにぁ~!!ご主人様ぁ~」
トモミンは挿入してきたのがマーサのバナンポと瞬時に気づいた!
すかさずユキノは手持ち看板をトモミンに見せる!
「ドッキリ大成功~!」
「にゃにゃ!?ドッキリでっすか!ビックリしたでっす!!ビショビショです~」
トモミンの椅子から大量のバナンポジュースが流れ落ちる。
「出ちゃった」
マーサのバナンポジュースだった!
「お!次はレキが来るぞ!!」
ユキノが指差した場所からお盆にチンスコウとナメコを乗せたレキが歩いてくる。
「あ、マーサにユキノ様にトモミン~」
レキはお盆をテーブルに置いて、勢いよく座る。
(『穴からバナンポ!!』)
スブブゥ――!!
「んはぁ――!!!!ま、マーサ!?」
レキがマーサを睨む。
すかさずユキノがレキに手持ち看板を見せる。
「レキ~ドッキリ大成功~!」
「ユキノ様の悪戯でしたか~。まったく、ビックリしましたよ」
レキはお腹をさすりながら、困った顔をする。
「トモミンもさっき、引っ掛かりました!」
びゅるるるぅぅぅ!
「んぁっ!!マーサ~!急に出さないでよ!」
「ご、ごめん。出ちゃった」
マーサはテーブルにうつ伏せになり、レキは椅子から腰がちょっと浮いた。
「最後はイクだな!ちょうど来たわね」
ユキノが食堂の受け取り口を見ると、お盆にあわびのペペロンチーノを乗せたイクがこっちに気づく。
「皆さん、こちらでしたか!」
イクが椅子に勢いよく座る!!
(『穴からバナンポエクストラバージョン』!!)
椅子からマーサのMAXバナンポがそびえ立つ!
ズブズブズドォ――ン!!
「かはっ!!……んぁ――!!!!」
イクは一瞬意識を飛ばし、すぐさま絶頂を向かえた!
「ほらっ!イク!これ!」
ユキノが『ドッキリ大成功~!』と書かれた手持ち看板をイクに見せる。
「はぇ?ふにゅぅ~んぁ!!」
ビクビク!!
イクは余韻でイキながら朦朧としている!
「イク様!大丈夫ですか!?」
レキがイクの顔を覗き込む。
「ふへ?ふふふ……んはぁ――!!」
イクはダメそうだ!
「ご主人様のエクストラバナンポ……羨ましいでっす!」
トモミンがマーサを見る。
「え?みんなが使う食堂で悪戯って、興奮しちゃって!」
さっきから奇声を上げるマーサのテーブルは注目の的になっていた!
しかし、ユキノはお構いなしにマーサに頼みごとをする。
「全員に、エクストラバナンポお願いできるか?」
「え?いいの?」
周りの視線が気になる。
「もう!イク様だけズルいわよ!」
レキも我慢できなさそうだ!
「しかたないなぁ~。スキルAV男優『穴からバナンポエクストラバージョン"もぐらたたき"』!!」
彼女達の椅子からマーサのエクストラバージョンが次々と顔を出す!!
ズボッ!!
「んはぁ――!!」
スブブゥ!!
「ひぁゃん!!」
ズバ――ン!!
「うひぃ!!」
スババン!!
「あひゃん!!」
「で、出る――!!」
びゅ、びゅるるるぅぅぅ――!!
『んぅぅぅ~んっはぁ――ん!!!!』
慌てて厨房から料理長がやって来る!
「あの……他のお客様のご迷惑になりますのでお止めください」
『……すいません』
マーサ達は食堂を出入り禁止になった!!
<……そりゃそうだ!おしまい!!>




