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「私、先っぽ弱いの――!」『ドキドキ!健康診断!』

 【愛魚女女学園 教室1-B】


「今日は健康診断だね~」


「あんた、まだ女体化してんの?早く元に戻りなさいよ……」


 教室の片隅でマーサとレキがお喋り中。


「レキだって!ちゃっかり制服来て授業受けてるじゃん!」


「だ、だって!制服かわいいし、イク様の講義『達人への道』とかトモミンの『ザ・メイド道』とかユキノ様の『勇者たるもの』の授業おもしろいんだもん!」


 なんだかんだ、まだ、学園編は続いていた!


「今日は健康診断ね~。体重増えてないか心配だわ~」


 女生徒達のお喋りが聞こえる。


「私は胸が大きくなった気がするのぉ~」


 胸を両手で下から持ち上げて友達に自慢する。女子学園あるあるである。


「私は……このままでいいかな」


 シラウオは小さな胸をそっと両手で押さえる。


 シラウオは劍童大会の活躍からサカナトイッタラマグロ共和国で『シラウオちっぱいファンクラブ』が密かに結成されていた!


「ファンは……裏切れないわ!」


「……あ、そう」


 冷めた目でシラウオを見る。


 女生徒からはあまり人気がなさそうだ……。


 ガラガラガラ。


 A組の生徒が教室に顔を出す。


「A組、健康診断終わりました~。B組は保健室に移動してください」


『は~い』


 【保健室】


 巨乳女生徒の前で白衣を着たマーサがメジャーを手にする。


「は~い、服をたくしあげて、両手を上に上げてぇ~。おっぷに図りますよぉ~。えっと96のF!次は『弾力』です。メジャー絞めます。ふにふに……弾力A!」


 女生徒の露になった『たわわなおっぷに』にメジャーが埋もれる。


「弾力Aじゃないわよ――!」


 計測の順番待ちの列の後方からレキがすっ飛んできた!!


 バッキャァ――ン!!


「ぐはっ――!なんだよレキ~。おれ……私は生徒会副会長兼保健係なのよ~」


「なんであんたが計ってるのよ!」


「保健の先生が貧血で倒れちゃって!それで協力してたの!」

 正当な理由が珍しくあった!


「そうなの!?もう!ちゃんとやりなさいよ!」


 しかたなく、列に並び直す。


「それでは、次の方~おっ!シラウオ!どれどれ……」


「私は小さくてもいいの……ファンの方が応援してくれるから……」


 そっと服をたくしあげ、ちっぱいを見せる。


「……78のB――!よかったな!バストサイズ上がってるよ!」


 メジャーがシラウオのちっぱいを一周し、78センチで重なる。


「え……えぇ――!!び、B!?彼氏に揉まれると大きくなるって聞いたから右手に『ロベルト』って名前つけて毎晩「ろ、ロベルトダメぇ~」って揉んでた効果が今、まさに!!」


 興奮したシラウオはロベルト(右手)を頬に擦り付けて喜ぶ!


「……そんなことしてたの?」


 【サカナトイッタラマグロ共和国 某所】


「有料チャンネル『ドキドキ!健康診断!』確認!シラウオ様……Bカップ!!」


 薄暗い部屋の中に全身フードを被った謎の集団がモニターを凝視していた。


「な……なんだと……び……Bだと!!Bは……ちっぱいか?」


「正直、微妙であります!!」


「……解散だ!シラウオちっぱいファンクラブ……本日をもって解散!!」


 バストサイズは上がったがファンクラブは、知らない間に解散してしまった!


 【再び保健室】


「遅れてごめんね~」


 ドアが開き、胸元の開いた白衣を着こなしたセクシーな女性が入ってきた!


「アワーピ教頭!!まさか……抜き打ち魔力測定!?」


「……正解よ。みんな、覚悟してね!」


 全員の注目を集め、アワーピ教頭は胸元を強調したポーズを取る。


「……魔力測定?」


「あら、あなた見ない顔ね」


 アワーピがマーサに近づく。


「はい!生徒会副会長兼保健係のマーサです!」


「あなたが、マーサ……いいわ。教えてあげる。サーフォン、ここに座って!」


 診察用の椅子を指差す。


「はははは、はい!」


 首席で生徒会長も勤めるサーフォンがえらく緊張している。


「はい、胸をど――ん!」


 アワーピはサーフォンの服を一気にたくしあげ、サーフォンのおっぷにが『ブルンッ!!』と大きく波打つ!


「きゃぁ~!!」


 すぐに両手でおっぷにを隠す。


「おお――!!」


 隣で立っているマーサは大興奮だ!


 【スキル『年齢制限』発動!】

 ※診察をしている場所にパーテーションが設置された!ここからはパーテーションに映るシルエットと台詞のみでお楽しみください。


「はい、隠さな~い。いい、胸の先端の『チックン』で魔力を測定するのよ」


 おっぷにを隠すサーフォンの手を剥ぎ取る。


「あうぅ~」


 恥ずかしさで真っ赤になる。


「胸の先端の『チックン』!!」


 はじめて聞く言葉だが、マーサはやたら興奮した!


「サーフォンの『チックン』の色は薄い赤色……大きさは普通……魔力はBってとこね。次に『チックン』の固さで魔力濃度を計ります。マーサ、やってみて」


 マーサに人差し指と親指でチックンを挟むジェスチャーをしてみせる。


「……こうですか?」


 こりこりこりこり――!!


 マーサはサーフィンの『チックン』を人差し指、中指でつまみ、親指は添え、優しく回転させながらつまむ。

 ※スキルAV男優特殊効果『神ノ手技チチクリマンボー』が密かに発動する!


「やぁ!んぁ!あああ――!んは――!!」


「おお!マーサ、才能あるぞ!なかなかそこまで『チックン』を立てられる奴はそうそういないぞ!で、必要なのは弾力だ……サーフォンの魔力濃度はAだ!魔力濃度は単純な容量である『魔力』に対し、魔力を使うときの『密度』を表す!『魔力濃度(密度)』が高いほど、より上位の魔法が使えるようになるぞ!」


 要するに『チックン』に弾力があると魔法使いに向いているようだ!


「え~ん!!ひどいよ~!!みんなの前で恥ずかしい……」


 顔を真っ赤にしたサーフォンはおっぷにを両手で隠し、その場に座り込む。


「なるほど!次はイクだな!ほれ!おっぷに出して!」


 特別講師のイクやトモミンも健康診断は受けないといけない!そう、絶対に受けないといけないのだ!!


「マーサ殿が計るの?あうぅ……恥ずかしい……」


 いつもはマーサに服をめくられて見られるおっぷにも、自分で見せるのとでは訳が違う!


「…………はい」


 ゆっくり服をたくしあげ、おっぷにを見せる。


「では、『チックン』計りま~す」


 コリコリくねくねコリコリくねくね――!


「んあ!!やっ!はん!んぁ!そんな!?先端ばかり……ああ――!」

 イクの体がビクンッ!と跳ねる。


「キレイな赤色で魔力『C』、ちょっと『チックン』固いかな?魔力濃度はBだな」


 マーサはまるでベテランの医師のように的確な診断をする。

 アワーピ教頭がイクのおっぷにとチックンから、進路指導を始める。


「キレイな赤だが、魔法使いより剣士に向いてるね。濃度はいい線いってるから魔法剣士目指したらどう?」


「……ありがとうございました」


 『剣聖』イクはぐったりとして戻っていった。


「次はトモミンだね」


「はい!がんばるでっす!」


 トモミンはゆっくり服をたくしあげ、ちっぱいをマーサに見せる。


「キレイなピンク色!!『チックン』ちいさ!弾力は……ふにふにふに~!!」


「んあ!!んっ!んっ!んっ!にゃ……にゃにゃにゃ~ぁ~ん!!」


 トモミンの体がビクン!ビクン!する。


「これは!魔力A!!魔力濃度S!!?」


「これは驚いたね。こんなピンク色の小さい『チックン』ははじめて見たよ。それに超柔らか!攻撃力は低いが『賢者』とか『聖女』になれる逸材だよ!」


 アワーピは知らないが、トモミンはすでに正聖女の称号を与えられているぞ!!


「ふにゃ~ありがとう、ございま~す……」


 フラフラになりながらトモミンは戻っていった。


「はい、次はレキね~」


 ふてくされているレキに服をたくしあげるジェスチャーをする。


「もう!!しかたないわね!!さっさと測りなさいよね!」


 レキは勢いよく服をたくしあげた!


「もみもみ」


 条件反射ですぐ揉む。


「んぁ!もう!真面目にやってよ!」


「ごめんごめん!癖で!」


 癖になるほど揉んでいた!


「では、真面目に……『チックン』真っ赤!!大きさは……普通で、固さは……コリコリコリコリコリコリ――!!すごく固くなった!!」


「んぁ!やぁ――!私、先っぽ弱いの――!あん!あん!やぁぁ――!!!!!」


「魔力C!魔力濃度は……Fだな!」


「こんなに赤いのは魔法使いは諦めて武道家のほうが向いてるね」


「……そうします」


 『拳聖』レキはぐったりして戻っていった。


「次は私だな!!」


 ユキノは全裸に包帯を巻いて登場した!


「どうしてそうなった!?」


 マーサがツッコむ!


「おお!?そうか!すまんすまん。こういうの好きかと思って」

 胸の部分の包帯をくるくると外す。


「すごい好き!!……では、気を取り直して『チックン』真ピンク!!大きさは少し大きめで形がものすごくキレイ!!固さはぷにぷにぷにぷに――!めちゃめちゃ柔らか!!」


「あっ!だめ!んぁ――!それ以上は……出ちゃう!!」


 プシャ!


 体をくねらさて全身に流れる電流のような刺激に悶絶する!

 ユキノの『チックン』から光が溢れだし辺りを覆う。


「……魔力『SS』!?弾力『SS』!?」


「まさか……こんなことが……」


 アワーピはワナワナ震えだした!

 

 突如、マーサの後ろに不穏な影が現れる!


「……マーサ!あなたのは私が測ってあげるわ!!」


 手を鷲掴みポーズにしたレキが迫ってきた!


「いえいえ!マーサ殿は私が!!」


 手を鷲掴みポーズにしたイクも迫ってきた!


「ご主人様のはトモミンがするのです!」


「お!私も混ざろうかな!」


 包帯からおっぷにがこぼれ落ちている勇者ユキノもマーサを追い詰める!


「やめて~!恥ずかしい~!」


 マーサの女性の一番好きな顔は『恥ずかしそうにしてる顔』が断トツ一位なのだが、自分が恥ずかしいのは苦手だった!男って勝手だね!!


 そして、マーサを追いかける鬼ごっこがはじまった……。


「あれ?アワーピ教頭は?」

  

 服をおっぷにの半分までたくしあげた放送部のGカップアナコが辺りを見渡す。


 アワーピ教頭は人知れず姿を消したていた!


 【理事長室】


「シー・チキン様!やはり勇者ユキノの魔力は我が国にとって脅威です!」


 アワーピ教頭はシー・チキン大統領補佐官兼理事長に密告していた!


「やはりか……では、つぶすしかないな……あい運動会でな!!!!」


「な!?……あの伝説の……愛魚女運動会を!?」


 何はともあれ、今度は運動会でハッスルハッスルだ!!


 <つづく!>


 【おまけ小説 体育館倉庫】


「マーサの『チックン』すごいピンクだな!魔力SSか!?」


 ユキノがマーサのチックンを舌で転がす。


「固さもプルンプルンですね!ぷるぷるぷるぷる~」


 もう片方のチックンはイクが触っている。


「んぁ!ご主人様の下半身のチックン、固すぎますぅ~」


 トモミンの口の中で大きくなったマーサ(女体化)のバナンポが、その狂暴な姿を表す!

 

「バカは固いのよ!女の子の体にバナンポは変ね!私の中にしまいましょう!んぁ!はぁ~入ってくるこの瞬間……好き」


 マーサにまたがりバナンポを自分の中にしまう。


「次は私だからね!速く出してね!」


 ユキノがレキの体をマーサに押し込む!


「ユキノ様!待って!今、動いたら私!?あぁ――!!」


 ユキノに押されマーサにキスをしながらバナンポが奥まで進入する!


「んぅ!!んひ!!れる!!(わぁ!レキ!!出る!!)」


 びゅるるるぅ!びゅ!びゅる!びゅ!びゅ――!


「あ!あ!あ……もう!あんた、どれだけ出せば気が済むのよ……」


 マーサのバナンポの根元の方を舐めていたイクにバナンポジュースが大量にかかる!


「ぷはっ!レキ殿……ここ、すごいことになってます……」


 レキとマーサの結合部分から大量のバナンポジュースが湧き出る!


「ご主人様のがいっぱい溢れて出てきまっす!」


 さながら洪水だ!


「やぁ~見ないで~!!」


 レキは結合部分を両手で隠すが、バナンポジュースが指の間から溢れ出る。


「もう許して――!またまた出ちゃうぅ――!!」


 拘束されて女性陣に囲まれるマーサ!


 秘密の健康診断は終わらない!


「え!?え!?えぇ――!?」


 なにも知らないサーフォンは、驚きの表情を浮かべながら、繰り広げられる淫靡いんびな行為をただただ眺めるのであった……。


 <今度こそ、つづく!>

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