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「……あんたも一緒に入る?」『マーサの部屋でバナンポ対決!』

 【レキの家】


「はぁ~。まさか、勇者様達とマーサをかけて対決だなんて……」


 レキはベッドで寝転がりながら、ため息をついた。


「ぽぽ~ん」


 レキのおっぷにの間からバナポンが顔をだす。


「バナポン……。そうね、私にはバナポンがいる!マーサとは幼なじみだし、結婚なんて……」


「ぽぽ~ん?ぽぽ~ん?」


 バナポンはレキのおっぷにの間で首を左右に振った。


レキ「やん!バナポン!んぁ!暴れないで!」


 【マーサの実家 母の部屋】


『んっ!あん!バナポンたら!!そ、そこは!んぁ――!』


 配信モニターにバナポンと戯れるレキが映し出されていた。


『……レキちゃん』


 心配そうに配信モニターを見つめるマーサの母親であった……。


 ※有料会員の中には『乙女達のプライベート』チャンネルを見れるVIP会員が数名存在するぞ!


 【次の日 マーサの実家】


 ピンポ――ン!ピンポ――ン!


「は~い!あら~レキちゃん!いらっしゃい!さ、上がって上がって!」


 満面の笑みで迎える母。


「あ、あの!今日、あってマーサと会う約束だったのですけど……。用事が出来て……その……」


 レキはモジモジしながら話す。


「あら、そぉ~なの~。さっ、上がって上がって!マーサは2階よ!あの子なかなか起きないなのよねぇ~困った子ねぇ~」


 無理やりレキを家に引き入れる!


「あ、あの!話、聞いてました?私!あ、ああぁ~」


 さすが昔、騎士団団長寸前までいった実力者!


 拳聖の称号を得て、力だけは自信があったレキが手も足も出ない!


 レキを無理やりマーサの部屋の前まで連れていった母親は『ごゆっくりね~』とだけ言い残すと姿を消した。


 【マーサの部屋 前】


「はぁ~、もう。マーサ~?」


 コンコン!


 観念してドアをノックする。


 返事がない……。


「あれ?マーサ~?あ、ドア開いてる……」


 レキはマーサの部屋に足を踏み入れた。


「ぐぅ~ぐぅ~」


 マーサはイビキをかいて寝ていた。


「マーサ!マーサ!もう……今日は私とデートの日なのに……ふぅ……」


 先ほどデートを断ろうとしたことなどすっかり忘れて、幸せそうな顔で寝ているマーサを見つめる。


「むにゃむにゃ……レキ……」


「ひゃ!ひゃい!!……な、何よ!」


 寝言で名前を呼ばれビックリするが……ちょっと嬉しくてテレる。


「……レキ……おっぷにで……そう……」


 マーサは寝言で「おっぷにで……そう……」とつぶやく!


「…………」


 こいつ、どんな夢見てるんだ?と、ちょっとキレ顔でマーサの寝顔を覗き込む。


 マーサとレキの顔が自然に近づく……。


 さらに近づく……。


 ⇒『行け!今だ!チューしろ!』⇒⇒


 ⇒⇒『ころころ表情が変わるレキたん』⇒⇒


 ⇒『マーサの夢と同じことをするのだ!』⇒⇒


「……なんだ、これ?」


 レキはふと、机の上に置かれたモニターに気づく。


「え!?え!?私が映ってる!っていうか、この部屋が映ってるの!?」


 ⇒⇒『お!レキたんが気づきましたお!』⇒


 ⇒『バレたか!私が変なおじさんです(笑)』⇒


 ⇒⇒『ビックリした顔のレキたん……好き』⇒


 次々にモニターに『コメント』が流れる。


「マーサ!これ、どういうこと!?これが女神様が言ってたライブ配信ってやつ!?」


「むにゃ……そう……おっぷにを……左右交互に……そろそろ出……」


レキ「『左右交互に』じゃね――!!」


 バチコ――ン!!


 マーサは布団ごと、ふっとんだ!


「ぎゃぁ――!!??あ、あれ?れ、レキ?今、何時?ここどこ?」


 マーサはキョロキョロと辺りを見渡す。


「このモニター何!?私達、映ってるんだけど!!」


 レキが机の上のモニターを指差す。


「え!?ほ、本当だ。俺達が映ってる……。昨日まで、そんなのなかったよ」 


「え!?そうなの!?」


 ⇒⇒『レキちゃん……ふぁいと……↑↑↑』⇒⇒


 配信モニターにレキを応援するコメントが飛んできた!


 ⇒『お!?誰だ!?身内登場か!?』⇒⇒


 ⇒⇒『やばっ!親、登場か!?激熱!!』⇒


 マーサが配信モニターを食い入るように見る。


「上向きの矢印が三つ……母さんだ!」


 かつて騎士団にいた頃の母さんの紋章のマークだ!一撃で三人が宙に舞うことから、このマークになったと幼い頃、聞いたことがある。


「え!?そうなの?なんで、こんなこと……」


 ⇒⇒『母はレキちゃんの味方よ!↑↑↑』


 ⇒『親公認!キタコレ!』⇒⇒⇒


 ⇒『先に子作りしましょう!そうしましょう!』


「母さん、なに考えてるんだか……」


「これで『いいね』の数が……」


 急に神妙な面持ちでモニターを見つめる。


「みなさん、『いいね』は押さないでください!」


 レキは突然、配信モニターに向かって叫んだ!


 ⇒『レキちゃん…………↑↑↑』⇒⇒⇒


 ⇒⇒『どうした?どうした?』⇒⇒


 ⇒『『いいね』あ!押しちゃった!!』⇒


 ⇒『おま!空気読めよ……ったく……『いいね』えへっ』⇒⇒


「れ、レキ……」


 心配そうにレキを見つめる。


「マーサとは幼なじみだし!結婚なんて……それに、勇者様がお似合いよ!あんたには勿体ないけど!」


 レキがうつ向く……。


「他に……好きな人でもいるのか?」


 いつになく真剣なマーサ。


「そ、それは……」


 もじもじする。


「ぽぽ~ん!!」


 突然、バナポンがレキのおっぷにから飛び出した!


「バナポン……そ、そうよ!私にはバナポンがいるんだから!!」


 飛び出したバナポンを優しく抱きしめる。


「ぽぽ~ん?」


「バナポンって……それじゃ、俺は納得いかないぞ!」


 マーサは真剣な眼差しをレキに向ける。


「ば、バナポンすごいのよ!ほら!私の胸にぴったりだし(きゃ~私、なに言っちゃってるの~!?)」


 動揺しておっぷにに挟まったバナポンを強調すると、マーサのバナンポが目を覚ました!


「そこまで、言うなら、どっちがレキにふさしいか、バナンポ対決だ!」


「ぽぽ~ん?」


 バナポンはキョトンとした。


「なんで、そうなるのよ!!」


 ⇒⇒『キタ!バナンポ対決!!』⇒⇒


 ⇒『マーサが勝つに一票!』⇒⇒⇒


 ⇒⇒『どんな対決になるか……オラ、ワクワクすっぞ!』⇒⇒


【マーサの実家 母の部屋】


「ハラハラ……ドキドキ……レキちゃん……」


 手に汗をかきながら配信モニターを見つめる母。


 ……コンコン。


 ……ドアがノックされる。


「母さん~お昼ご飯まだ~?」


 気の抜けた声。父親だ!


「うるさい!芋でも食ってろ!この甲斐性なし!!」


 母はドア越しに父親に罵声を浴びせた。


「母さん……たまに怖い」


 父は泣きながら自室に戻った……。


【マーサの部屋】


「ちょ、ちょっと何おっきくして……きゃ!」


 急にマーサがレキに馬乗りになり、バナンポをレキのおっぷにの間に滑り込ませた!


 ※スキル『年齢制限』発動!マーサのバナンポは『怒った顔のバナポン』で表現されます。


「ど、どうだ!俺の方が挟み心地がいいだろ!」


「なによ『挟み心地』って!?んっ!あっ!やめてって!みんな……見てるから……」


 レキは恥ずかしさのあまり顔を隠す。


「『咥え心地』も負けないぞ――!」


 マーサはバナンポをレキの口に押し込む!


「ちょっと!何を言っ――んぐぅ――!」


 マーサのバナンポがレキの口にどんどん吸い込まれる!


「ああ……ぴったり」


 ぴったりハマって満足げなマーサ。


「ぷはぁ――!!バカ――!「ぴったり」じゃないわよ!苦しいじゃない!あん!ば、バナポン!ちょっと!」


 バナポンも真似して顔を隠そうと、レキの下の口の中に入る!


「ぽぽ~ん!ブブブ……」


 バナポンはレキの秘密の花園の入り口にある突起物インターホンにそっと触れた。


 ※バナポンは十段階の強弱と二十種類の振動パターンをレキの反応を見ながら自動調整できます。


「んぁ――!!バナポン!そこはぁ!?ダメぇ――!!」


 レキの体がビクン!ビクン!跳ねる!


 バナポンは控えめに言って最高だった!


「くっ!やるな!バナポン!俺は回復力で勝負だ!!レキ!顔にかけたい!」


「――え!?」


 マーサはレキの顔に『バナンポジュース(修正済み)』をぶっかけた!


 どっばぁ――!!どば!とば!


「きゃ――!!なに勝手に出してんのよ!顔、ベッタベタじゃない!!って、なんですぐにおっきくなるのよ――!!もう!……ぱくっ」


 『もう!』と言いながらも、ちゃんとバナンポを舐めてキレイにしてくれるツンデレ幼なじみ!


 マーサのバナンポはすぐに元の大きさに戻る。 


 スキルAV男優(久しぶり)の特殊効果だ!


「バナポン!交代だ!」


 マーサはそういうと、バナポンをレキの上の口に押し込む。


「んあ!ちょっと!ん――!もごもごもご(なにすんのよ――!!)」


「ぽぽ~ん…ぽぽ~ん…」


 強弱『弱』振動パターン『さざ波』に即座に変更!


「では、行きます……」


 マーサは秘密の花園に狙いを定める!


「もご!もごもご!もごもごも……もぉ――!!(待って!みんな見てるから!待て待て待て待……ああっ――!!!!)」


 レキはった!


 まるで新体操の選手のように、綺麗に髪と汗を振り撒きながら……。


「もご…もご…もごも……!!?(ああ……ダメ……なのに……はぁ――!?)」


 レキはバナポンを咥えながら絶頂を迎えた。


「今度は後ろからだ!」


 マーサが強引にレキを後ろ向きにする!


「ちょ!ちょっと!?私の顔、アップになってる!!」


 バナポンを吐き出し、モニターの中の自分と対面する。


 ⇒⇒『やはりバック!バックオーライ!』⇒⇒


 ⇒『いけ!いけいけマーサ!↑↑↑』⇒⇒


 ⇒⇒⇒『もうすでに、私は果てました……』⇒


「いっけ――!!届け!俺の想い!!」


 バカなセリフを吐くマーサ。


「んあ――――!!!!」


 レキに今まで感じたことのない感覚が電流の如く身体を駆け抜ける!


 マーサの両手の『AV紋』が七色の光を放つ!


 マーサはいつになく本気だった!


「んあ!ん!!んっ!待って!速っ!っいって!『ピピ――!!』!ん――!『ピピピ――!!』やすぎ――!!」


 すごいスピードだ!スキル『年齢制限』も必死に食らいつく!!


「ぽぽ~ん……」


 バナポンが寂しそうにマーサに近づいてきた。


「なんだ……お前も入りたいのか?仕方がないなぁ~」


 優しいマーサは空いている方の穴にバナポンを押し込む。


「ちょっと――!!そこは!『アウト――!!』り!やぁ――!!」


 『コメント』欄が荒れに荒れる!!


 マーサが動くスピードと同じぐらいのスピードで『いいね!』が押されていた!


 マーサが夢中で腰を振る。


「はっ!(いいね!)ふっ!(いいね!)ほっ!(いいね!)」

 ※イメージ映像です。


 バナポンも負けじとシェイクする。


『ぽん(いいね!)ぽん(いいね!)すぽぽん!(いいね!いいね!)』

 ※イメージ映像です。


「やっ、(いいね!)んっ!(いいね!)ちょ!(いいね!)んぁ!(いい~んね!)」

 ※イメージ映像です。


「れ、レキ――!!」


 マーサが渾身の最後の一撃をレキに解き放った!


「ぽぽ~ん!!」


 バナポンも身体中のバナポンジュースをレキに注いだ!


 どっぱぁ――ん!!


レ「はぁ――ん!!ダメぇ――!!」


 三人(?)は同時に果てた!


「はぁ……はぁ……レキ、どっちがよかった?」


 マーサはレキの隣にうつぶせの状態で力尽き、レキの方に顔を向けて「ハァハァ」言いながら聞いてみる。


「どっちがって……ばっ……か……じゃないの……バナポンに嫉妬するなんて……バカ……」


 レキはそそくさと布団を手繰り寄せ、裸の体を隠す。


「ご、ごめん……」


 シュンと落ち込むマーサ。


「……もう」


 落ち込むマーサを『やれやれ』といった表情で見ながら立ち上がる。


「ど、どこに行くの?」


 慌てるマーサ。


「お風呂で流してくるのよ!当たり前でしょ!」


「あ、そうだね……いってらっしゃい……」


ガチャ……。


部屋のドアを開き、出ようとした瞬間、レキは振り返り――


「……あんたも一緒に入る?」


「!!?い、行く――!!」


「…………ばか」


 二人は部屋を後にした。


 ⇒⇒『ヤバい!ツンデレ炸裂!!』⇒⇒


 ⇒『神回を超える神回!!』⇒⇒⇒


 ⇒⇒『……あんたも一緒入る?……ぐはっ!!やられた!!』⇒⇒⇒


 ⇒⇒『マーサ……グッジョブ!↑↑↑』⇒⇒⇒


 <レキ【◯◯◯万いいね!】獲得!>


 <明日は『剣聖イク』と温泉旅行だ!つづく!>

 

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