「あばぶびばべ――!!」『トモミンの新技と女体盛り』
【宿屋『トモミンの部屋』】
「あ……ああ……んん……あ~あ~あ~♪……で、できた!」
トモミンはバナンポ(本物)を片手に目を輝かせる。
「みんなに、見てもらわなきゃ!」
トモミンは足早に部屋を飛び出た!
【宿屋『厨房』】
「イエス!コスプレイーヤ様!イエス!コスプレイーヤ様!」
虚ろな目をした料理長。
「きゃはは!洗脳完了!さぁ、勇者達に『ご・ち・そ・う』しちゃうわよ!」
魔王軍隠密部隊長コスプレイーヤは、マーサ達が泊まった宿屋の厨房を占拠していた!
【宿屋『マーサの部屋』】
夕刻、トモミンの呼び掛けで勇者一行はマーサの部屋に集まっていた。
「なんで、俺の部屋なの?」
そう言いつつも、パジャマパーティーみたいで妙にソワソワする!
「トモミン、新技ができたって!?」
備えつけの椅子の背もたれを前にして、跨がって座っている勇者ユキノが椅子を揺らしながらワクワクしている。ちなみに服装はダブダブのTシャツとショーツのみだ!
「それは、楽しみだ!」
キャミソールと短パンで座布団に正座をしている剣聖イクも嬉しそうに話す。
「私も負けてられないわね!」
ベッドに足を組んで座っている拳聖レキは拳を握りしめる!レキのパジャマは昔からスケスケのワンピースタイプと決まっている!ちなみにノーブラ派だ!
「はいなのです!ビックリすると思います!」
かわいいモコモコ素材のパジャマを着たトモミンがスッと立ち上がると、彼女達のパジャマ鑑賞会に一生懸命のマーサの手を引く。
「んぁ!?と、トモミン!俺は忙しいのだが……」
椅子を跨いで座るユキノの下着、ベッドで足を組んで座るレキの下着とスケスケおっぷに、イクのおっぷにの谷間を覗くのに忙しかったマーサがトモミンの隣に立たされる。
「……な、何に忙しいのよ!」
マーサの視線に気付き、レキは慌ててスケスケなのに気付き、おっぷにを手で隠す。
「すいませんが、ご主人様はここで立っててもらって……では!いきます!ラァ~ラァ~♪何気なくベッドに座り~♪」
マーサだけ立たされ、歌いだすトモミン。
ユキノは「これは!支援魔法『初めての彼氏の部屋』!!」と言いながら身を乗り出す。
説明しよう!支援魔法『初めての彼氏の部屋』は歌を聞くだけで青春の甘酸っぱい気持ちになり、体力が中回復する技なのだ!
「いつ聞いてもトモミン殿の歌声は癒されるなぁ~」
イクは癒される歌声に聞き惚れる。
「でも、これっていつも聞いてる歌じゃない?何が新技なの?」
レキも歌声に聞き惚れながらも、モンスターと戦う時にいつも聞いているので不思議に思う。
「ふっふっふっ、ラァ~♪ラァ~♪突然~見つめ合い~♪」
不適な笑みを浮かべたトモミンは、突然マーサのズボンを下ろしバナンポが『こんにちは』する!
「きゃ!!いきなり、何!?」
女の子みたいなリアクションをするマーサ。
「言葉は~いらない~ラァ~♪ラァ~♪……パクっ」
トモミンは歌いながらバナンポを咥えた!
※スキル『年齢制限』発動!大事なところをトモミンから発せられる音符が絶妙に隠す!
「ほぉぉ~!やるな!」
一気に根元まで咥えるトモミンにユキノは釘付けだ!
「な、なにをしてるの!?」
イクは動揺を隠せない!
「……何を見せられてるのだろう」
レキは案外、冷静だ。
「ラァ~♪初めて見せる~私の体~♪……ご主人様、どうですか?」
上目遣いでマーサを見る。
「どうですかって……気持ちいいけど……」
当たり前の事を当たり前に言う。
「違うぞ!トモミンをよく見ろ!!」
何かに気づいたユキノがトモミンを指差す!
「あ、ああ!!根元まで咥えているのに、歌声が……聞こえる……!?」
確かに!トモミンはマーサのバナンポを根本までスッポリ咥えているが、歌声はそのままだ!
「んっ!ラァ~♪ラァ~♪夢中でしゃぶりつくあなたぁ~♪」
「ほ、本当だ!咥えながら……支援魔法を使ってる!!」
レキが身を乗り出し、マーサのバナポンを根元まで咥えているトモミンを凝視する。
「んっ!その通りです!ご主人様のバナンポを咥えながら支援魔法が歌えるのです。名付けて『トモミンホールド』でっす!……んっ!」
ユキノは「腹話術の原理か!考えたな!!」と腕を組みながら感心する。
「確かにいつもマーサのバナンポの治療で支援魔法が止まってたからね……」
呆れ顔でマーサを見る。
「なんで、俺、バナンポだけ怪我するの?」
涙目で訴えるマーサ。たぶん、使いすぎだ!
「考えたな!トモミン!!」
イクは喉奥まで咥えているトモミンの頭をポンポンと叩いて褒める。
「えへへ~、初めて口にする~♪あなたの立派な~♪……んっ――!!ゲホゲホ……あぅ~、出るときはまだダメそうにゃ~」
急にトモミンの口と鼻からバナンポジュースがこぼれ、涙目になる。
マーサは「……出ちゃった」とつぶやいた。
咥えられながら喋られると興奮するよね!
「何、勝手に出してんのよ!!マーサのアホ!!」
マーサをポカッと叩く。
「まぁまぁ、出ちゃったものは仕方ない……私も、やってみようかな!」
興味津々のユキノは前に出る!
「ゆ、ユキノ様!!?」
そういうとユキノはマーサのバナンポを勢いよく咥えた!
※スキル『年齢制限』発動!大事な部分を隠す音符の形が少し大きくなる!元気なユキノらしい音符だ!
「ああ!まだ!敏感だから!!」
マーサの腰がひける。
「んっ!んあ!ああ……ぷはっ――!難しいわね……」
やはり、なかなか難しいらしい。
「し、しかたないわね――!!私もやってみるわ――!!」
大きな声で恥ずかしさを誤魔化しながら手を上げる幼なじみレキ!
「……んんっ!んぁど……ど……んぅ、まんぁさ」
マーサのバナンポを根本まで咥えながら声を出す!
「うん!気持ちいいよ、レキ!」
ちゃんと理解し、返事をする。
「すごい!伝わってるでっす!!」
トモミンは目をキラキラさせながらバナポンを咥えるレキに言う。
「……それは幼なじみだから伝わったのでは」
そう言いながらも『次は私だ!』と言わんばかりにまっすぐ手を上げる剣聖レキ!
「あの、俺の意見は……」
マーサに意見はどうでもよかった!
「ん!ん!んー!!ん!ん!んん――!!」
一生懸命に喉奥まで咥えるイク!
「イク……あんた、しゃべる気ないでしょ……」
ユキノは夢中で咥えているレキにツッコんだ。
「……けほっ」
真っ赤になるイク。
けっこう恥ずかしかった!
コンコン!
突如、ドアがノックされる。
「料理をお持ちしました……」
虚ろな目をした料理長が料理を運んでくる。
「こ、これは!!女体盛り!!?」
目の前に運ばれる料理にユキノが驚く。
料理長が運んできたバカデカイ料理は女性の裸に刺身や色とりどりの野菜、果物を盛り付けた、通称『女体盛り』だった!
「き、キレイに盛られているけど……ずいぶんサービスのいい宿屋ね……」
レキが料理長を怪しむ。
「……失礼しました」
虚ろな料理長は出ていった……。
ふっふっふ、まさか私自身が料理となって運ばれてこようとは夢にも思うまい!!油断したところを……ブスリ……だ!
『女体盛り』の土台は魔王軍団長コスプレイーヤだった!
「せ、せっかくだし!いただこう!!」
興奮しながらマーサが箸を持つ!
「んっ!んっ!……ぷはっ!私はあとでいただく。もう少しで出来そうなんだ……んっ!んっ!」
努力家のイクは、さっきからマーサのバナンポをいただいていた。
あ、あれは剣聖イク――!!?なんで男の……あんなとこ咥えているんだ???
コスプレイーヤは横目で見ながら衝撃の光景に動揺が隠せない!
「では、いただきます!」
マーサの箸がまっすぐおっぷにの先端に伸びる!
「んはっ――!?」
コスプレイーヤに体に電気が走ったかのような衝撃が襲う!
「あんた……いきなり、そこ摘まむ奴いる?変態が過ぎるわよ……」
レキが呆れ顔を見せる。
「あ!プチトマトかと思って……えへへ」
ただの変態だった!
「私は、喉が渇いたな……」
そういいながら、ユキノは女体盛りの下半身のトライアングルゾーンに葡萄酒を注ぎ、一気に飲み干す。
「ずずずず――!!!」
「うにゃ!わきゃきゃ――!!」
初めての感覚がコスプレイーヤを襲う!
「ユキノ様も変態~!」
普通におっぷにに盛られた刺身を食べながらトモミンが談笑する。刺身は普通においしかった!
「私も、いただこうかしら……」
レキの箸が伸びる!伸びる!伸びる――!
「あふ――ぅん!!!」
レキもおっぷにの先端を『ギュッ』と箸でつまんだ!
「……レキ、だからそれ、プチトマトじゃないぞ……」
マーサがレキに呆れ顔を見せる。
「あはは……。ごめんごめん」
レキは天然だった!
「……私もそろそろ食べようかな!」
イクの声がマーサの股間からする。
「あ!できるようになったんだ!」
マーサのバナンポを根元まで咥えながら、イクはニヤリとした。
「ぷはっ!コツはわかった!あとは出た時どうなるかだな!」
まさに出たとこ勝負だ!
「……」
マーサはノーコメントだ!実は内緒だが、我慢していたマーサだったが実はちょっと出ていた!!
「ありがとうマーサ殿。……もう、出してもかまわないぞ」
イクは咥えながらマーサを上目遣いで見る。
「こちらこそありがとぉ――!!」
ドップァ――!!
我慢した分、勢いがすごい!
「ぬぅ――!?これは……ぁああ――!!あばぶびばべ――!!」
イクはバナンポジュースで溺れそうになった!
ユキノは「おー!やはり、出るときは無理か!」とバナンポジュースまみれのイクを見て笑う。
「あんた……出しすぎよ」
レキは女体盛りを堪能しながらマーサを睨む。
「えへへ……いっぱい出た」
後悔しない男!マーサ!
イクは「え~ん、ベタベタ~」と言いながらも椅子に座り、女体盛りを食べようとするが――。
「いやぁ――!!入れないで――!!」
突然、女体盛りが暴れだした!
「こ、こら!バナポン!」
レキのおっぷにの間から飛び出したバナポンが、トライアルアングルゾーンの葡萄酒の匂いに誘われて突撃していた。
「ポンポンスポポ――ン!!」
「んあっ!ダメ――!!」
すでに半分くらい突入している!
「……うん!我慢できないや!」
そういうと、ユキノのはコスプレイーヤに覆い被さりキスをする。
「ん――――!!!」
勇者ユキノ――!!!!
「マーサ……」
ユキノのしっぽがフリフリおねだりする。
「はい……」
マーサはユキノの秘密の花園にゆっくりバナンポを押し当てた。
「あん!きた!」
※スキル『年齢制限』により大事なところは女体盛りから跳び跳ねる『お刺身』によって隠された!
「もう!やっぱりこうなる!!マーサ!手、貸して!!」
レキはマーサの手を取り、無理やり自分のおっぷにを掴ませる。
「んっ!もっと揉んで!」
「トモミンもぉ~」
トモミンは服をたくしあげると自分のちっぱいをマーサの顔に押しつける。
「おお!気持ちいい……ペロペロ」
マーサはトモミンのちっぱいを舐めた。
※スキル『年齢制限』により、トモミンのちっぱいを女体盛りから飛んできた『生クリーム』で隠す!
マーサはユキノに入れつつ、レキのおっぷにを手でも揉み、トモミンのちっぱいを舐めている!
……おや?ひとり足りないぞ!?
「あ……!あ……!」
イクは完全に出遅れて焦っていた!
『イク!そこが空いているわ!』
聖剣ゼクスはマーサのお尻の方を指す!
「あ……あ……えっと……ええい!ぺろっ」
「はう――!!え!?」
イクは聖剣ゼクスにそそのかされ、マーサの下の穴を舐めた。
スキル『年齢制限』により、マーサのお尻を女体盛りから転がり落ちた『桃』で隠す!あまり見分けがつかない!
「だ、だめ!いや!『ピピ――!!』!!!」
コスプレイーヤに深々と刺さるバナポン!
「ぽぽ~ん!!」
「あ!あん!ん!『ピピ――!!』!」
ユキノは時折コスプレイーヤにキスをしながらマーサに突かれる。両刀使い最高の瞬間だ!
「んあ!ちょっと!強……過ぎ……んあ!」
いつの間にか両手でおっぷにを揉まれている!
レキは少し強いぐらいが好きだった!
「うんしょ!うんしょ!んっ!気持ちいいけど挟めないにゃ~」
頑張って『ちっぱい』でマーサの顔を挟もうとするが挟めない!一生懸命なところがかわいくて仕方がない!
「んっ!レロレロ……んはっ!レロレロレロレロ!んっ!レロレロレロレロレロレロレロレロ!」
イクの集中力は常人の域を超えていた!
「あ!イク!深いって!そんな『ピピ――』まで――!!」
イクは剣技と同様にテクニシャンだった!!
「もう……だめぇ――!!!」
コスプレイーヤの限界はとうに超えていた!
「ちゅ!ちゅ!んふふ……まだまだ、これからよ」
ユキノはコスプレイーヤにウインクする。
コスプレイーヤはこの時『死』を覚悟したという。
「で、『ピピ――!』る――!!!!」
マーサが限界を迎える!
「ぽぽ――――ん!!!!」
バナポンも初めて限界を迎える!
※元がバナポンであるバナポンは興奮が最高潮に達すると、中のバナンポジュースが体から出ちゃいます。
「あ――――――!!!!」
コスプレイーヤの意識はもはやどこかに旅立っていた。
あるのは感覚と本能のみ。
コスプレイーヤはこれから先の出来事を無意識のうちに記憶から消したという。
そう、心を――自分を――守るために。
【その夜 魔王城】
「ん?どうしたのコスプレイーヤ、そんなに腰がひけちゃって。若いのにギックリ腰なの?」
腰をトントン叩きながら歩くコスプレイーヤに同じ軍団長のアマルルが声をかける。
「え、ええ……そんなとこよ……」
素っ気ない態度を取りその場を離れる。
「……勇者ユキノ……様……ポッ」
恋の予感がした!
<つづく!>